あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

7月11日 いよいよ市長選挙へ

2009-07-11 | 国際・政治

003 いよいよ明日から東北の杜の都仙台の新しいリーダーを選択する仙台市長選挙が始まる。期間は2週間。学校は夏休みに入り、投票日の前日は市内各地で夏祭りが開催される日。青葉城の政宗公騎馬像

6人の候補予定者となった。直前に某宗教団体系の40代が表明し、これで20代から60代まで、30代を除く世代からの顔ぶれとなった。藩祖伊達政宗公は仙台市政120周年の時の戦いをどう静観されているのだろうか。

国政の大転換期となる衆議院選挙を控えて、その直前の大きな地方選挙として位置づけられる仙台市長選挙。残念ながら、我が民主党宮城県連は独自候補者を擁立できなかった。

梅原市政4年間の功罪を厳しく精査した上で、市長選挙では、何よりも市民との信頼関係の復元と市職員の職務意欲の回復のためのベターな選択として「奥山えみ子」氏を推すことにしました。御承知のとおり財政運営は極めて厳しく(現行では向こう五年間で1300億円超の予算財源不足)、来年度予算編成も困難な市政を遣り抜いていくには、梅原市政で損なわれたものを先ずもって回復させなければ何も始められない状態なのです。

奥山氏への否定論もあります。「副市長として梅原市政を支える立場でありながら逃げて親分に反旗を翻すとは何事か!」客観的な指摘です。ただ任命者への服従の度合いは、あくまでも両者の関係によるものであると思います。もしも首長と任命された者との主従関係が“絶対的”ならば、それは民主社会ではなくなり某国のように恐ろしいことになります。今回の奥山さんについて語弊を怖れず敢えて言えば、女性ながらもその英断と実行は見事でした。

002 清々しくに染まる春の西公園

只今の厳しさを市民と共有して、市民(議員含む)と共感し合いながら、暮らしやすい、住み続けたい杜の都仙台を、未来に継げていく為の奥山市政実現に向けた戦いが明日から始まります。

その私の立場ながらも他の5候補者の中で御一人、密やかに拍手を送りたい方がいます。元市議会議長の柳橋くにひこ氏(68歳)です。同じ泉区選出の先輩市議として党派を超えて折々に助言をいただいてきました。立候補表明にあたって市議辞職願い提出時には、誠に心がこもった能筆のお手紙も届きました

3回しか経験していない私でも、選挙は人とネットワーク次第を毎度痛感しています。柳橋氏には見事な人(仲間たち)と各所各層を網羅できるネットワークを、泉区のみならず仙台市全域に築き上げてきたからこそ、今回の決断があったのだと思います。そして、本日届いたマニュフェスト「やるっちゃ68歳」。柳橋氏ならではのアピール性とセンスの良さに思わず手をたたきました。

政治家申ことながら人ととしても、どうあらねばならないのか。市長選を徹して今回も柳橋くにひこ先輩から強烈な指導をいただいています。拝