あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

門司港アート村視察調査

2009-07-28 | 国際・政治

福岡県北九州市門司港アート村を視察調査

川端村長(染物専門)、城水門司港レトロ倶楽部会長Cimg5912_4
北九州市より地域振興課吉田課長/まちづくり推進課手塚課長

学校統廃合により廃校となった旧庄司小学校施設を活用
平成14年にアート村を開村し八年目

市民活動団体「門司港レトロ倶楽部」が平成7年に発足。13年にアート村構想を立ち上げた。芸術家・工芸家を支援するまち゛門司港゛を全国に発信する目的。レトロ観光の滞在時間の長期化を図る。
建物は無償貸与。
門司区の新たな魅力づくり事業として実行委員会に支出。
土地貸与料は半額減免。入居者家賃は無料。
現在九名入居中。
年間約一千万円の運営予算。開村以来19名のアーチストを輩出し活躍している。
平成20年度より「アート村奨学金委員会」が設立
作品を商品化し販売する「有限会社アート&クラフト門司港商会」を平成16年に設立している。
入村条件、資格などは、住居ないため市内からの通村者。北九州限定でなく、今は近隣からも入村可。原則滞在四年まで。最長六年まで可。入村者の選考は、村の方向性として芸術に向かうか商売にするかで両論あるが物産館化してしまってはいけない。
入村者は市や運営団体に対して、日常的な協力等の関与条件はない。任意の協力を求める程度

制作上の各種用具や道具など備品は基本的に本人持ち。Cimg5914
有限会社は、地域ブランド制作と作品の販売も期待されているが、門司港商会に関わる入村者が全員関わるのではなく実績もこれからまた。
目標にしてきた「東京展」の開催が今年12月に。今後のアート村の転換機会になると期待。村長いわく「チェンジ!」

ヒアリングの後、施設内を見せていただき浜辺で拾ったガラスを素材にしたCimg5916作品を制作している岩崎氏。ガラスは十年程度波に洗われたものをそのまま活用し作品に。

施設の後、門司港駅前、郵船ビルにある作品販売「門司港ブランド゛アルテジオ゛」を見学。