あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

会派で視察調査に行ってきました

2012-07-04 | 国際・政治

009_2 7月4日、札幌市内の北海道計器工業(北海道電力のグループ会社)を訪問し、電力量計の修理・再生工場を視察、また同工場では地中下90メートルにチューブを通して地中熱を利用したヒ―トポンプ冷暖房システム を導入。年間を通して15度前後と一定している地中温度を利011用して夏は冷房、冬は暖房効果を高めるもの。一般的な空気熱源によるヒートポンプより省エネ効果は高いと言われています。地中熱ヒートポンプは欧米では半世紀も前014から普及し ている。

015 システムの導入のポイントとなるのは掘削コストの高さであり、戸建て用のシステムでは約260万円のうち、その七割近くはチューブ敷設の掘削コストにかかるもの。同様のシステム導入は現在、大手スーパーや東京スカイツリーでも進んでいるようです。

016 018 次に、札幌市円山動物園にて、次世代エネルギーパークの取り組みを視察。洞爺湖サミット開催の後2008年6月「環境首都・札幌」を宣言。昨年三月に札幌市温暖化対策ビジョンを策定し、昨年11月に円山動物園を次世代エネルギーパーク「円山エコZ021 OO」をオープンさせた。園内のビジターセンター、レストハウス、は虫類/両生類館、こども動物園に太陽光発電、風力発電、ペレットボイラー、LED照明、太陽熱温水器を整備。アジア館、アフリカ館には現在、整備工事中。事業費2億5千万円のうち半分は、国(総務・環境・経産省)からの補助金によるもの。

札幌市では、環境首都として、民間ベースでも市の施設においても、温暖化対策に向けた取り組みを積極的に行っています。公共施設では、動物園への導入は市民へのアナウンス効果も大きく効果的な摘要施設であると思います。