まず予想する前提はアーモンドアイ危うしです(笑)
別に根拠はありません。これがボクの予想スタイルの原点なので。
こういうスタイルは最初に観た競馬のトラウマでしょうね。昭和43年7月7日の七夕ダービーとも、マーチス、アサカオー、タケシバオーの3強ダービーとも言われた1968年のダービーです。この年は東京競馬場の改築でダービーが7月になったのかな。
勝ったのは、1枠1番のタニノハローモアだった。人気薄の逃げ馬が牽制する3強を尻目にまんまと逃げ切ってしまった。
ボクのビギナーズラックはなかった。3強の一角関西馬のマーチスからの紙屑馬券だった。当時は穴をパンチングしたペラペラの馬券でよく紙屑と化した馬券が空中を浮遊してたなあ。
えーっと本題に戻って天皇賞の予想ですね。では、アーモンドアイに代わって本命に推すのは春秋連覇の期待を背負ったフィエールマンです。
騎手ということでは、主戦だったルメールがより勝つ可能性が高いと思うアーモンドアイを選択。まあ、これはやむを得ない乗り代わりでしょうね。代わって鞍上に迎えたのが3冠ジョッキーとなった福永祐一です。
先週ルメールの追撃を抑えこんだ返す刀で今週はアーモンドアイに襲いかかるわけです。巷間フィエールマンはステイヤーなので天皇賞秋の2000mは有利ではないと見られています。札幌記念の2000mブラストワンピースの3着と負けている。G1の3つの勲章は菊と春天の3000m以上の長距離だった。
世評に異議を唱えるつもりはない。確かにステイヤーとすれば今彼の右に出る馬はいない。
たぶん大方の見方は切れ負けするだろうというものだと思う。そのことにも異議はない。ところがそれならそれで乗り方があるはずだ。
今年は確とした逃げ馬が不在で、スロペースの展開と予想されている。キセキがスタートをうまく出れば武豊が先手をとるだろう。出なかった場合はダイワキャグニーかダノンかジナンボーが主導権を取るとしてもペースは速くない。スローで行っての直線はヨーイドンの瞬発力比べとそういう見方が多い。
それでアーモンドアイの切れ味鋭い末脚の前には敵がいない。そういうことだ。それはそれでいい。でもボクがジョッキーなら逃げ馬の直後にフィエールマンを誘導して早め先頭に立つ。ちょうど先週のコントレイルで見せた福永の手綱捌きだ。距離が違うと言われればなんとも言えないが、ボクのイメージはそれだ。
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