この馬券は、昨日の京都新聞杯です。1、2番人気の馬連650円という自分らしくない(?)馬券です。
買った理由は、勝ったサトノグランツと2着ダノントルネードがPOGの持ち馬だという簡単な理由です。何しろダービーの出走権利をかけた最終便ですからね。
登録時点でどちらかが勝つだろうと思ったので、2頭の単勝か2頭軸の3連単も考えたのですが持ち馬のワン・ツーだと堅い配当が分かったので馬連にしました。
もう少し詳しく言えば馬連がプラス5500円で、3連単の3着総流しで20点買って7720円でプラス5720円。相手次第ではガミもあるし、万馬券も。
NHKマイルCは桜花賞で狙ったシングザットソングです。また降雨で渋った馬場はどうかとか、初の東京コースと中3週続きのローテーションでの体調がどうかの課題はいろいろありますが、一番のセールスポイントは鞍上の交替ですね。
いつも言うことですが、桜花賞に乗った岩田望が下手だとか、吉田隼の方が巧いとかじゃないです。岩田望は勝鞍に比べて重賞の勝鞍が少ない、もちろんG1(中央)の勝ちもない。
その理由は、ボク的にはきっちりマジメに乗るせいじゃないかと思う。どういうことかと言えば、重賞とかG1を獲るというのは岩田望来の父岩田康誠のような乗り方をする必要があるんだと思う。わかりにくいかもしれませんがギャンブル的なイチかバチかという乗り方です。
たとえば、父康誠のように思い切って最内をつくとか、引退した福永祐一が最初に勝ったダービーで大外からの掛かりグセのあったワグネリアンをスタートから押して出していくとか。福永祐一自身もこのダービーのギャンブル的な乗り方から騎乗法が吹っ切れたと述懐しています。
漠然といえば、ダービーを勝つまでの祐一の乗り方を岩田望来がしている。そう思っています。
それで本題なんですが、桜花賞のシングザットソングはもう少し下げて、リバティアイランドと叩き合いに持ち込んでほしかった。でも、無理ですよね。川田だから出来たのでしょう。あんな後から末脚に賭けるハープスターのような乗り方。でも、これなんですよ。G1を勝つ乗り方はまさしくギャンブルなんですよ。
岩田望来としては、桜花賞の前走フィリーズで吉田隼が乗った乗り方に似た乗り方をしたと思う。ある程度先行して馬場のいい内を走る。たぶん思った通りに乗れたと思ったのでしょう。
でも、ボクには不満でした。シングザットソングはデビュー以来3戦上がり33秒の脚で走ってきた馬だ。フィリーズは桜花賞の権利取りのために陣営と吉田隼が出していって先行するというギャンブルを打ったレースなので、シングザットソングには異例の走りだった。
そして、今日は東京の長い直線と先に行く馬が多いメンバー構成だ。おそらく、おそらくだけど吉田隼は抑えて溜めて直線大外から末脚勝負でギャンブルを打ってくれると思う。ならば、ギャンブラーのボクがこのシングザットソングの馬券を買わないでどうする。そういうことです。