あとの馬では、モレイラの乗るゴンバデカーブースですが、力はここに入っても上位のものがあるのはわかっています。
ただ、予定していたホープフルSを感冒で取り消して、その後喉の手術をしたあと挫石などで、ここは4ヶ月休養明けとはいえ実際には6ヶ月ぶりの実戦になる。
ちょっと分かりにくいのは、順調さを欠いた馬にモレイラが跨ることだ。たとえばトライアル戦のアーリントンCの勝馬ディスペランツァの鞍上はモレイラだったので継続騎乗もOKだったはず。
モレイラは来年の短期免許の資格を得るには、G1レースをもうひとつ勝たないといけない。オークスをステレンボッシュで勝てる可能性も高いとはいえ、確実ではない。ここでG1を狙える馬に乗ってくるのが常道だろう。
そのために選択したのが、ゴンバデカーブースなのか。順調さを欠いたゴンバテをモレイラが優勝に導ける可能性があるということだろう。もし、ルメールが間に合わなかった場合には、アスコリピチェーノの騎乗とか、シュトラウスやアルセナールの騎乗も可能性としてはあったのではないのかな。
ゴンバデカーブースへの騎乗が早めに決まったので、ルメールが間に合わなかった場合は北村宏の継続騎乗の可能性もあったと思う。
勝機のない馬をモレイラが選ぶというのは考えにくい。そう考えればゴンバデカーブースから馬券を買うのは有りなのか。
有力馬の中では、いちばん死角がないのはアスコリピチェーノだろうが、ルメールが騎乗できることもあって人気に拍車がかかっている。というのも中3週で使うというのは初めてのローテーションだ。そこは、おそらく大丈夫と見ての人気なのだろう。
あとは、流れが速くなって好タイムが出るのではないかということです。シュネルマイスターの勝った1.31.6くらいの時計になるのではないだろうか。そうなれば差し、追い込み馬が台頭してくるのかな。
ジャンタルマンタルが早めに抜け出しても、差し追い込みのアスコリピチェーノには恵まれそうな展開。
上手く内を捌いたときのボンドガールと気性の悪さを出さなかったときのシュトラウス、下げて追い込みが間に合ったときのダノンマッキンリーあたりをアスコリピチェーノの相手とみた。ゴンバデカーブースももちろん外せない。
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