競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

2022天皇賞秋

2022-10-30 10:10:04 | 競馬
どんな天皇賞になるかな。先週の菊花賞で2番手からアスクビクターモアが抜け出して勝ったことから、狙おうかと思っていたジャックドールがビクターモアの再現をと人気になっている。

菊花賞とはレースの適性がまったく違うので、それはどうだろう。早い話が逃げ馬や先行馬にとって東京の長い直線は有利ではない。以前のコース設定ではスタートしてすぐカーブだったので内枠の先行馬は有利だった。ただ、我先にポジションを取ろうとしてゴチャつき不利を受ける馬も少なくなかった。

現在のコースになってもコーナーまでの距離がないので、内枠有利ではある。

昨日の東京芝コースは外伸びだ。逃げ馬は勝ってない。メインのアルテミスで逃げた田辺のアリスヴェリテが小差の3着に粘ったのと、3Rの2歳未勝利で2番手から1番人気のグリューネグリーンが勝っている。

天皇賞の展開はハイペースだろう。大方の予想では3パンサラッサの逃げにバビット、ジャックドールと続けば遅いペースにはならない。マリアエレーナやポタジェも好位から運ぶはずだ。

鍵を握るのは、横山父のバビットの出方だ。パンサラッサを単騎で逃がすと逃げ切られると思って競りかけていくようだと1000mが58秒、ヘタをすれば57秒台になる。そうなるとジャックドール以下の好位組も巻き込まれて追い込み馬の好餌になりかねない。

それだと何が差して来られるか。イクイノックスやダノンベルーガはいいとして、カラテやユーバーレーベン、カデナまで出番があるかどうか。
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菊花賞の回顧

2022-10-26 12:53:11 | 競馬
予想はスタートしてすぐに外れました。狙ったヴェローナシチーが出遅れた。まあ、仕方がない。出遅れってファンの大方の人は騎手のせいだと思うようですが、要因はいろいろあって馬自身の問題例えばゲートでじっとしてなくてソワソワする馬だとか。それも調教師が矯正するもんだといえば、それはそうかも知れませんが。

勝ったのは、田辺裕信騎手。絶妙の手綱捌きだったと言えるだろう。3000m走っての4、5cmの争いを制したのだから。馬券圏内は外さないだろうと予想したのだから、勝ったアスクビクターモアから馬券買えば、当たったかも知れない。それでも自分のフォームなので仕方がない。

おめでとう。田辺裕信騎手。初めてのクラシック制覇だ。G1は3度目。今日のレースでも分かってもらえるだろうけど、田辺は巧いです。ボクのような素人でもそう思います。ただ乗り馬に恵まれてないだけ。

なんか穴馬を持ってくる騎手だというイメージがあるが、確かに穴馬を持っては来ます。最終レースは抜群に来ます(笑)ボクのブログを見てくれる人はもうご存知でしょうが。

初めてのG1は、フェブラリーステークスで16番人気のコパノリッキーで勝った。単勝272倍はボクは獲ってません(笑)

レースしては、緩むだろうと思われた中盤も全く緩まない張りつめたペースで真のステイヤーの資質を問われるレースになった。ちなみに1000mが58.7と超ハイペース。逃げたセイウンハーデスが17着、3、4番手のディナースタ14着、ポッドボレット16着、ビーアストニッシド13着だったように、2番手から早めに先頭に立ってボルドグフーシュ以下の追撃を抑えて押し切ったアスクビクターモアの強さが際だった結果となった。着差のハナ差以上に強い内容だった。レコードはおまけだ。

これでG1レースは1番人気が16連敗。このレースの1番人気はトライアルのセントライト記念でビクターモアに頭差で勝ったガイアフォース。8着だった絶好の1番枠が逆に乗り難しい結果になったようだ。父キタサンブラックから距離は大丈夫と見られていたが、今日の結果を見ると距離が長いかも。

この阪神開催は3ヶ月のロングランとなることから、ボクは馬場を硬めに作っているだろうと思っています。実際はそうではないかも知れませんが、レコードになる下地はあったと思う。

そのことと関連があるのが、天皇賞とジャパンCが行われる東京開催も速いタイムが出る作りではないかと憶測しています。その傾向は実感的には、かなり以前から感じています。

世界の名馬を招待する馬場を最高のコンディションでということかも知れません。違うかも知れません。ボクの勝手な妄想かも。ただ、過去のレースで逃げた騎手がそんなに速いラップが出てたのかと首を捻るシーンを何度か見た気がする。

馬場はエアレーションを採用して、固くて速い馬場だけでなく適度にクッション性を加えて、馬の脚元にやさしい馬場に変化していってるだろう。外国馬の負けた陣営が「こんな固い馬場では無理だった」みたいなコメントからの反省もあるんだろう。

JRAでは、固い馬場が必ずしも故障につながるわけではないと競走馬研究所とかで発信してきた。データの裏付けもあって、うっかりそうなのかと思わされたが1頭当たりの出走数も変わってないのでしょうか?そっちのデータも出してもらえると馬場と故障馬の相関がわかると思うのだが。実感としては上級馬の出走数が減っているんじゃないか。つまり、トライアルを使わないでぶっつけで使う馬が増えているんじゃないだろうか?

なんか菊花賞の回顧からまた離れてしまったのでこのへんで(笑)

菊花賞の田辺を買わなかったボクは、最終の田辺も買わないつもりだった。1つには、菊花賞のような大レースを勝った騎手が最終は手を抜くのではないかという常識的な考え。もう1つはPATのお金がなくなった。と思っていたが残金100円あった。最終の田辺の馬は単勝オッズ14.9倍。田辺は何の迷いもなく勝った。それがコレです(笑)



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2022菊花賞

2022-10-24 07:14:29 | 競馬

菊花賞の予想してみました。

狙いはヴェローナシチーです。本当はアスクビクターモアが勝って、田辺にG1を獲ってほしいのですが人気なので馬券的には狙いません。ただ、普通に考えて馬券圏内は外さないと思う。それならビクターから馬券を買えよと言われそうですが、人気馬からは馬券は買わないことにしているので。

ヴェローナシチーは、団野から川田に乗り替わって少し人気があがるのはイヤですが、逆に安心感? うーん、どちらかといえば団野のままで行ってほしかった。酒井でもよかったが、もちろん川田で不満はないです。

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2022菊花賞

2022-10-23 13:52:03 | 競馬

菊花賞の予想してみました。

狙いはヴェローナシチーです。本当はアスクビクターモアが勝って、田辺にG1を獲ってほしいのですが人気なので馬券的には狙いません。ただ、普通に考えて馬券圏内は外さないと思う。それならビクターから馬券を買えよと言われそうですが、人気馬からは馬券は買わないことにしているので。

ヴェローナシチーは、団野から川田に乗り替わって少し人気があがるのはイヤですが、逆に安心感? うーん、どちらかといえば団野のままで行ってほしかった。酒井でもよかったが、もちろん川田で不満はないです。

 

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秋華賞の回顧その2

2022-10-19 11:05:01 | 競馬
もう秋華賞の回顧でなくて騎手のコメントのことです(笑)

川田騎手のコメントに不満なボクの理想のコメント。今日できる精一杯の走りというのは、今日の出来がよかったのか、良くなかったのか。そんなことは調教師との関係で言えない。そうかも知れない。それでも川田騎手以外の騎手は上手くコメントしてますよ。

例を上げれば、ナミュールの横山武は20kg増は成長分といい、左に逃げるアンバランスな面があると言っている。見方によればそれを矯正出来ていない厩舎への批判に取れなくもない。ただ厩舎と信頼関係が強いんでしょうね。それをコメントできるということは。それにナミュールのヨレるクセは一般ファンも知ってた方がいいでしょう。それはレースを見てるだけではわからないこと。

そうです。レース。見ててもわからない。騎手だけにわかることで、馬券を買う上では無視出来ない重要なこと。それがボクが騎手のコメントに求めるものです。

ここで横山典騎手のコメントを引き合いに出すのは気が引けますが、彼は、あまりコメントしない。調教師がコメントすることが多い。横山典本人がコメントしても「馬は頑張って走ってくれました」だ。これだと前述の川田騎手と同じでボクには要らない。

毎日王冠をサリオスで勝ったときの松山騎手のコメントは長い。長いのは嬉しい(笑)勝ったときの騎手は饒舌になるだろうって。違うね。松山はきちんと、ちゃんと伝えようとしているね。秋華賞で9番人気のストーリアで8着になったときも短いけど1角の不利が痛かったとコメントを具体的にしてくれている。それで毎日王冠のサリオスのコメントに話を戻すと、返し馬の馬の状態、レース前の調教師からの指示。スタート、その後のポジション、リズム、直線を向いたときの手応え。前が壁になって開くのを待った。このあとまだまだやれるとまで言ってくれてます。これはヒーローインタビューだから長く、しかも事細かくコメントしているということを差し引いても松山騎手はファンに伝えようと積極的に考えているのを感じます。

ところで、あまりコメントを残さなかった横山典騎手が残すようになっていますね。意地悪な見方をすればコメントをした方が調教師試験にも有利なのかなと思ったりします。(笑)

松山騎手と同じように、馬券的に有効なコメントをしてくれる騎手に福永祐一騎手がいます。やはり毎日王冠をジャスティンカフェで2着した福永騎手のコメント。スムーズに運べた、今週の東京の傾向なら押し切れるはず。陣営が馬に教えてきたことが結実して何の苦労もなく凄く乗りやすくなっていた。馬としてはもっと良くなる。
そうコメントしてくれてます。特に今週の東京の傾向にまで及んだコメントは、今後の馬券の参考になります(笑)

騎手にとってのレース後のコメントとは、何なんでしょうか。義務的なしないいけないからコメントしているのか。福永や武豊のようにファンサービス、大袈裟に言えば騎手や競馬の地位向上まで考えてコメントしてくれてるのだろうか。

人気馬で負けたレース直後のコメントはイヤなもんかも知れない。それでも凱旋門賞のドウデュースでレース直後のインタビューで武豊は精一杯日本の競馬ファンにメッセージしてくれましたよね。ジョッキーの見本、模範ですよ。川田騎手も見習って下さい。川田騎手の場合ヒーローインタビューが堅いね(笑)もう少しくだけてもいいんじゃないですか。性格ですもんね。仕方ないか。
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秋華賞の回顧

2022-10-19 10:08:01 | 競馬
もしスターズオンアースが出遅れなければ、3冠馬となっていただろうか? 終わってからのタラレバに意味はない。そうなんですが馬券的にもスターズから買っていたファンは出遅れが恨めしいでしょうね。

レース全体で言えば、器用さのあるスタニングローズにツキがあったということでしょう。スターズオンアースの上がり33.5に対しスタニングローズは34.3。ボクは決め手に多少甘さがあるから堅実に連対はしても、勝つまではどうかなと思っていたので少し驚きましたが、レース巧者が明暗を分けたレースだったということでしょう。

またまたタラレバですが、内回りでなく外回りだったらどうだったでしょう。タラレバに意味はない。そうなんですが、今の競馬はコース設定で簡単に勝馬が変わると思う。昔(?)のように強い馬ならどこでもどんな距離でも、どんなレース展開になっても勝つとはいかなくなっている。

言い方を変えれば、それだけ馬の能力が拮抗しているんだと思う。とは言ってもアーモンドアイやディープインパクトでも中山では負ける。

昨年のホープフルSからG1の1番人気馬が勝ってないのも、そのあたりにも一因があるのかもしれない。つまり、条件や適性を無視した人気なんじゃないだろうか? 願望や期待の1番人気なのでは。

そうだとすれば、ボクは嬉しい(?)能力に関係ない人気なら、つけこむスキはあるということでしょう。

2番人気のナミュールは、ボクが想定した位置どりよりは前につけられていた。レース後の横山武のコメントでは、左にモタれて上手く追えなかったという。勝ったスタニングローズと操縦性の違いですね。

4着のアートハウスは、ボクには絶好の位置どりに見えた。この馬は休み明けを好走して、2戦目を凡走するパターンで秋華賞もその通りでした。デビューから1-6着、1-7着、そしてローズ1で今回5着。休み明け2戦目といってもオークスと秋華賞なのでメンバーが違ったとも言えますが、中内田厩舎の特徴でもあるんですね。休み明けは走って2戦目はパーフォーマンスも落とす。それなら秋華賞をぶっつけにしても良かったかもと素人は好きに何でも言います(笑)

それでアートハウスの川田騎手のコメントが気になるんですよね。「この馬の現状精一杯の走りができました」とあるんですが、このコメントが川田騎手は多いですね。紫菊賞のダノントルネードも「今日できる精一杯の走りをしてくれました。」

京都大賞典の11番人気で8着だったキングオブドラゴンの川田騎手のコメント「この馬なりの精一杯の走りを最後までしたと思います。よく頑張ってくれました。」

これだと、ボクは騎手のコメントを読む必要がない。馬が頑張って精一杯走ってくれたのは、わざわざ騎手のコメントを読まなくてもわかる。

じゃあ、ボクはどういうコメントなら満足するのか?
長くなったのでその2で
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秋華賞

2022-10-16 11:51:53 | 競馬
G1なので予想してみた。狙いは1番ウインエクレール。最内でじっとして直線巧く捌いてこないか。栗東に輸送して滞在にしたのもいい方に出ると思う。

松岡騎手が栗東まで追い切りに来たのも、いかにも一発狙っている感じがなんともいえなくいいのだ。岩田父もそうだが、この松岡正海という騎手はケイコから馬を作っていく騎手というイメージをボクは持っていて、職人気質が好きですね。

その昔、マイネルキッツでずいぶんいい思いをした記憶があります(笑)古いけど。

三冠がかかったスターズオンアースが骨折明けと馬体増の死角があって、G1の1番人気の連敗ストップができるかどうか。2番人気のナミュールは切れる末脚がセールスポイントはわかるが、果たして後方から一気の追い込みが決まるかどうか。

アートハウスは、鞍上の川田がスターズオンアースを降りて選択したということで人気になるが、さてG1でどうでしょう。ボクは軽視したが。

もう一頭の人気馬のオークス2着馬スタニングローズは紫苑S勝ちで、一番死角がなさそうに見えるが、もうひとつ決め手に欠ける気もするので連対には良さそうだが、G1で狙うにはちょっとという気がして人気がないがウインエクレールの一発に賭けてみた。
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凱旋門賞回顧2

2022-10-05 09:37:04 | 競馬
今年の凱旋門賞をTV観戦したあと、第一回ジャパンカップを観たときの感慨と似たものを覚えました。

どうやったら、世界の競馬に追いつくんだろうか?
あまりにも高くて厚い壁。JRAも「強い馬づくり」と称して努力してきました。そしてついにはJCの優勝馬を出して、日本馬の上位独占が続くと外国馬の参戦がなくなった。

「強い馬づくり」は実は「速い馬づくり」だったのではないだろうか。ボクは馬場造園係の努力を間違いだというつもりはありません。日本馬のレベルアップに馬場の改良と血統的にもサンデーサイレンスのスピードと瞬発力がマッチして日本独自の日本競馬を推し上げてきた結果が、今日の日本馬が世界に肩を並べることになったのだと思う。

そのことは、悪いことではない。ただ速い馬を目指した結果が外国馬のジャパンカップ参戦がなくなり凱旋門賞では、ますます結果がでなくなった。このまま日本の独自のスピードと瞬発力を活かした競馬を続けていくのか。それとも凱旋門賞でも戦える「強い馬づくり」に挑戦するのか。日本の競馬の将来の選択を迫られた凱旋門賞だと思う。

昨年、福永祐一騎手のコメントだったかな。本気で凱旋門賞を狙うなら何処かの競馬場を洋芝のヨーロッパのような深い芝に造り変えて走る馬を作っていくべきだみたいなことを言ってましたね。そういうことですよね。そこでは牡馬60、牝馬58で走らす。

しかし、世界の競馬は凱旋門賞ばかりではない。日本は日本の独自の競馬、今のままでいいという意見もあるでしょう。今のやり方でも凱旋門賞に挑戦していけば、そのうち勝てる。良馬場でね(笑)

ボクの素朴な疑問は、自然の中で走ってきた馬が雨が降れば道悪馬場になり、道悪の得意な馬が勝つ。晴れれば良馬場得意な馬が勝つ。それでいいと思う。

ジャパンカップに外国馬が遠征して来れば「地の利」で日本馬が勝つ。でも、外国馬は参戦して来ない。さあ、ガラパゴス日本競馬はどこへ行こうとしているんでしょう。
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凱旋門賞回顧

2022-10-05 08:49:53 | 競馬
非常に残念な結果だった。どこかにタイトルホルダーなら、そこそこやれるんじゃないかという想いがあったから。スピードとパワーそしてスタミナを兼備しているタイトルホルダーは脚質的にも有利なんじゃないかと、そう思っていたが。まったく歯が立たなかった。敗因は「極悪馬場」となったようだ。

もちろん馬場が敗因というのは間違いではないだろう。それと予想でも触れたが負担重量も一因になるはずだ。勝ったアルピニスタは牝馬でありながら前走は61kgでヨークシャーオークスを勝っている。当日の凱旋門賞は背負い慣れた58.5より軽い58kgで出走できた。2着ヴァデニも背負い慣れた58、58.5より軽い56.5だった。この負担重量のことは一旦置いて馬場のことを考えてみた。

馬場が悪いのは遠征前から想定できたことで、敗因には出来ないということはあるが、レース後の各陣営からは揃って馬場のせいには出来ないが馬場だと苦しいコメントだった。

エルコンドルパサーやオルフェーヴルが善戦していた頃より日本馬は弱くなったのか。そうです。弱くなっている。速くはなっているが弱くなっている。誤解されそうなので競走馬の評価を「強い」「速い」に分けて言ってみました。つまり日本の競走馬は「スピード」と「切れ」で速くなってレベルが上がってきたと思う。ところが凱旋門賞では「スピード」も「切れ」も発揮できないで終わる。「弱い」です。

では、なぜエルコンドルパサーやオルフェーヴルが善戦できてタイトルホルダーやドウデュースが惨敗するんでしょうか。ボクの妄想はこうです。エルコンドルパサーやオルフェーヴルの頃はまだ日本の馬場も重馬場や不良馬場があった。いや、今もあるぞと言われそうですが、今はないです。ほとんどないです。

確かに発表は「重」「不良」でも実際は良馬場じゃないかと思われる馬場だ。なぜそうなるのかと言えば馬場状態を表す表示が4つしかないからです。フランスでは10段階あるそうですね。

それで4段階だとなぜまずいのか。ボクの単なる印象ですが「良馬場」にも「極良馬場」「超良馬場」があると思う。トランポリン馬場と揶揄されるような馬場です。

エルコンドルパサーやオルフェーヴルの頃には、重馬場や不良馬場があってヨーロッパの馬場にも馴染めたものが、現在の重馬場も不良馬場ない競馬でスピードと切れでレベルを上げてきた日本の競走馬の違いだと、そんなことを考えた。見当違いかも知れません。でもそう思ってしまいました。
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凱旋門賞

2022-10-02 09:29:12 | 競馬
日本馬が4頭もの参戦。今年は日本の番かと言われたりしていますが。冷静に考えると馬場ばかり言われてますが、昨年たしか矢作さんが指摘していた負担重量は負けた時の敗因としては大きい。失礼、走る前に負けるかのような敗因を言うのはルール違反ですね。すみません。老婆心かな。

では、ドウデュースの56.5は負担重量としては有利ですね。なぜならハンデ戦でもタイトルと3kg差なんてあり得ないでしょう。ではドウデュースが有力かというほど短絡にはいかないですね。それこそ前走のトライアルの敗因の究明がうまくいったかどうかでしょう。

いずれにしろ日本の58までの負担重量(定量、別定)を凱旋門賞レースのために見直すかどうか。それはないかな。

昨年、負担重量を敗因に挙げていた矢作師のステイフーリッシュはサウジとドーヴィルで60を背負って1着と2着に、日本の宝塚では58で9着に。面白いですね。矢作師は何かのインタビューで「日本馬4頭でレースをやれば、うちのステイが最下位ですよ」というようなコメントしてましたが半分本音かも知れませんが、凱旋門賞に挑戦する前に60を背負ってテストしている感があるのは興味深い。

おそらくですがステイフーリッシュばかりでなく日本の他馬も調教時に59.5以上の負荷をかけて追い切っているはずです。それでも普通に59.5どころか時には60、61でレースをしている外国馬と58までしか経験してない日本馬との我彼の差はどうなんでしょうか。

「日本馬は強い。お前はくだらないことゴチャゴチャ言わないで黙って見てろ。」

はい。そうします。
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