先週の日曜日は、京都の最終日なので馬場まで足を運んだ。
その日のことなんですが、おばさんたち(昔のお嬢さん?失礼!)が10人くらいで
競馬場にはじめてやってきたみたい。なんで初めてなのかが分かったかといえば
馬券発売コーナーのところでJRAの職員か、バイトのおじさんかわからないけど
いろいろ質問している内容が聞こえてきて、ちょっと意外なことに
気付いたりして、面白かった。
この質問に答えているおじさんは、胸になんとかセキリティの名札をつけている。
たぶん警備の関係の人なんじゃないかな。
おばさんの一人が「初めての人が買う馬券は、何がいいですか?」
おじさん「枠連です」といって、枠連の説明を始めた。
ボクは、そこは「単複」といってほしかった。
ボクも真剣にその受け答えを聞いているわけじゃないので、自分の馬券の
検討を進めながら、聞くともなく聞いていた。
そのうち別のおばさんが「騎手の名前の前についている▲は何ですか?」
ボクはおじさんがなんと答えるか、ちょっと興味をもっておじさんの答えを
待った。この答え方でこのおじさんの競馬に関する知識の深さが測れると
いじわるくボクは、そう思ったのだ。
おじさん「それは騎手の賞金額の獲得高に併せてついています」
ボク「???」。おばさんはその答えでわかったかどうか「ふーん」みたいな
感じで聞いていた。答えとしてはまったくの間違いともいえないが、決して
正解とはいえない。まあ大体こんな感じでおばさんグループと警備のおじさんの
会話は運ばれていった。おばさんたちはレープロを片手に質問しているので
「馬の獲得賞金額は多いほうが強いのか」などと質問していく。
おじさんは「いちがいにそうはいえない。それにはどんなレースで獲得したかによる」
「それを知るのはどうすればいいの?」とおばさん。
ボクはおじさんがどう答えるか興味いっぱい。
おじさん「それは競馬専門紙を買わないとレープロには出ていない」と
話をそこで終わらせた。
まず、ビギナーに馬券なり競馬をレクチャーするのは、かなり至難なことだとボクは思う。
だから、いちいちおじさんの答えを非難するつもりはない。
ボクがここでいいたいのは、はじめて競馬場に来た人たちの疑問に答えるJRAの体制に
ついてだ。もし、この日この10人のおばさんたちが「競馬って面白い」
「馬券って楽しい」「少しだが儲かった」と思って帰っていったら
また次にはリピーターとして、また別の人を連れて競馬場にやってきてくれるのではないか。
テレビで「CLUBけいば」のCMを見たおばさんたちかもしれない。
馬券が売れないとボヤくひまに、競馬、馬券を「ちゃんと」「正しく」レクチャーできる
人を用意しておくべきだろう。なるほど、すでにそういう人がいるのは知っています。
知ってはいるが、それはただ知識の羅列やとおりいっぺんの説明に終わってないか。
なぜそういうか。それはその人たちが馬券を買えない、購入してはいけない立場の人だからだ。
馬券を買うことができない人から、馬券の買い方をいくら説明されても、
はたして説得力があるでしょうか。
その日のことなんですが、おばさんたち(昔のお嬢さん?失礼!)が10人くらいで
競馬場にはじめてやってきたみたい。なんで初めてなのかが分かったかといえば
馬券発売コーナーのところでJRAの職員か、バイトのおじさんかわからないけど
いろいろ質問している内容が聞こえてきて、ちょっと意外なことに
気付いたりして、面白かった。
この質問に答えているおじさんは、胸になんとかセキリティの名札をつけている。
たぶん警備の関係の人なんじゃないかな。
おばさんの一人が「初めての人が買う馬券は、何がいいですか?」
おじさん「枠連です」といって、枠連の説明を始めた。
ボクは、そこは「単複」といってほしかった。
ボクも真剣にその受け答えを聞いているわけじゃないので、自分の馬券の
検討を進めながら、聞くともなく聞いていた。
そのうち別のおばさんが「騎手の名前の前についている▲は何ですか?」
ボクはおじさんがなんと答えるか、ちょっと興味をもっておじさんの答えを
待った。この答え方でこのおじさんの競馬に関する知識の深さが測れると
いじわるくボクは、そう思ったのだ。
おじさん「それは騎手の賞金額の獲得高に併せてついています」
ボク「???」。おばさんはその答えでわかったかどうか「ふーん」みたいな
感じで聞いていた。答えとしてはまったくの間違いともいえないが、決して
正解とはいえない。まあ大体こんな感じでおばさんグループと警備のおじさんの
会話は運ばれていった。おばさんたちはレープロを片手に質問しているので
「馬の獲得賞金額は多いほうが強いのか」などと質問していく。
おじさんは「いちがいにそうはいえない。それにはどんなレースで獲得したかによる」
「それを知るのはどうすればいいの?」とおばさん。
ボクはおじさんがどう答えるか興味いっぱい。
おじさん「それは競馬専門紙を買わないとレープロには出ていない」と
話をそこで終わらせた。
まず、ビギナーに馬券なり競馬をレクチャーするのは、かなり至難なことだとボクは思う。
だから、いちいちおじさんの答えを非難するつもりはない。
ボクがここでいいたいのは、はじめて競馬場に来た人たちの疑問に答えるJRAの体制に
ついてだ。もし、この日この10人のおばさんたちが「競馬って面白い」
「馬券って楽しい」「少しだが儲かった」と思って帰っていったら
また次にはリピーターとして、また別の人を連れて競馬場にやってきてくれるのではないか。
テレビで「CLUBけいば」のCMを見たおばさんたちかもしれない。
馬券が売れないとボヤくひまに、競馬、馬券を「ちゃんと」「正しく」レクチャーできる
人を用意しておくべきだろう。なるほど、すでにそういう人がいるのは知っています。
知ってはいるが、それはただ知識の羅列やとおりいっぺんの説明に終わってないか。
なぜそういうか。それはその人たちが馬券を買えない、購入してはいけない立場の人だからだ。
馬券を買うことができない人から、馬券の買い方をいくら説明されても、
はたして説得力があるでしょうか。