今放映されている「競馬場の達人」に元ジャニーズ所属だった手越祐也くんが登場している。
ちょっと意外だったのは、彼がデータ派だったということ。勝手にイメージでヒラメキと勘で馬券を買う人かと思っていたが、違った。
券種は3連単の2頭軸マルチ相手総流しだ。JRA-VANで過去データから有利な枠順、騎手などを選んで当日の傾向を絡めて決める。
3連単2頭軸総流しを2本買うスタイルだが、2頭軸が人気馬なのでなかなか大勝ちにならないでトリガミもある。まったくの人気薄が突っ込んで高配当を狙うということではマルチは悪くない。
3R目で軸を10番人気の馬にするかどうかで悩んだ末、軸を3番人気と2、4番人気にしたら、気のあった10番人気が3着に残り相手の3番人気と相手総流しなので2着11番人気。つまり3番人気→11番人気→10番人気と入って3連単は117万円。
惜しい。といえば惜しい。なぜ10番人気馬が気になったのかは明らかではないが、たぶんデータではないと思う。3番人気の相手に10番人気馬を抜擢できる根拠がデータからなら、いつかは帯封ゲットもあるだろう。データでなかったら。うーん。
テレビで作られたイメージだけで彼がデータ派だということを意外だと思ったのは申し訳ない。しかも競馬歴は古く競馬の大ファンだったらしい。しかし所属事務所を退所するまでは、そのことを公言できないでいたということだ。
競馬をやっているというのは、アイドルとして負のイメージなんだろう。ただし、それはジャニーズ事務所だからだ。昨今の女性アイドルたちの競馬ファンは多い。ウマ娘のブームもあってアイドルだからイメージがという時代でなくなっている。
今日はジャニーズ事務所の批判するためじゃないです(笑)手越祐也くんがデータ派だということから、女性アイドルもJRA-VANを予想のツールにしている現実。たとえば元か現かアイドルの津田麻莉奈さんもグリーンチャンネルで「VANで勝ち馬さがしてみませんか」でMCを、JRA-VANのコマーシャルに元AKB48の川栄李奈が出演している。
何が言いたいかと言います。若い競馬ファンがJRA-VANなどでデータを重視しているということ。そのこと自体はなんの問題もないので文句はない。
ただ、こういうことは言えるんじゃないかな。データの数字は一見客観的な信じやすいという錯覚がないだろうか。いやないかも。
現実に実生活上でもAI人工知能が人間の単純作業を代替している。いや単純作業だけではない。高度な作業たとえばクリエイティブな作業までとって代わろうとしている。
ということでこのデータの趨勢は止められないだろう。ただ、データを駆使した結果が人気馬を買うことになるのは仕方のないことだろう。そのことはまたいずれ。