競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

20倍の複勝

2015-02-23 11:09:41 | 競馬
20倍の複勝

フェブラリーSが終わって、残る最終レース。

この日の東京ダートで1~3着している馬の父馬

つまり種牡馬で最終レースに出走している種牡馬は、

ゴールドアリュールとハーツクライだけだ。

そこで、フェブラリーSで払い戻したお金を

ゴールアリュール産駒の8番クロスボウに賭けた。

単勝5番人気で7倍、複勝も2.1だ。

買い終わって、しばし考えた。

鞍上の吉田豊とボクは非常に相性が悪いのだ。

といっても、吉田豊にはなんの責任もない。

今さら、買い直しもできない。

ハーツクライ産駒は2番のナリタポセイドン。

単勝200倍くらい、複勝も1000円はつく。

残るコインが2枚。単100、複100でも買うか。

ポケットから出したコインは無情にも50円玉が2枚だった。

ふつうに複勝100円買った。

レースでは、後方をモタモタ走るクロスボウをただ見ているだけ

とても無理と分かって、目を先頭集団に移した

外から白い帽子の馬が、すごい脚で追い込んできた。

なんと!ナリタポセイドンじゃないか。

「ナリタ」「ナリタ」と叫ぶひとはボクだけ。

いやあ、頭まで突き抜けてしまった。

うーん。単勝18580円。もちろん持ってない。

複勝2920円。持っている50円×2だ。

4人気馬との馬連58520円。

4人気、2人気との3連単1497120円。

もちろん!持ってなどない。





フェブラリーS回顧

2015-02-23 06:06:20 | 競馬
あっと声が出た。

コーリンベリーの出遅れだ。

これで、コパノリッキーの勝利はほぼ確定。

そして、ワイドバッハが追い込みきれないことも覚悟した。

昨年、中央のG1未勝利だった武豊が今年初のG1を制した。

コーリンベリーの出遅れがなかっても勝てたかもしれない。

それでも、ホッコータルマエ・エアハリファの回避といい

コーリンベリーの出遅れまでも、完全にツキの波は

武豊に、いや風水にあったか。風水恐るべし(笑)

史上なかった連覇をあっさりと達成した。

しかし、レースとしては各馬の騎手の勝とうとする意欲が

見られた面白いレースだったと思う。

まず、行くべきコーリンベリーの出遅れを想定していたわけでは

ないのに外枠の馬が行く気を見せた。

サンビスタのCデムーロやワンダーアキュートのベリーと

外国人騎手が積極的に前に行こうとするのと、人気馬の

元地方騎手のベストウォーリア戸崎、インカンテーションの内田が

負けじと、さながら横一線の馬群にさすがのコパノリッキーも

ハナが取れない。人気薄大外のアドマイヤロイヤル横典がイチかバチかの

逃げを主張してきた。そこで武豊が馬を宥めて2番手で折り合った。

やはり大外のキョウワダッフィー福永が、ボクの予想より前に3番手だ。

4番手は、騎乗停止が決まっているが、今乗れている人気薄では怖いなと

思っていたグレープブランデー北村宏が。そしてワイドバッハ蛯名も

いつもより前に馬群の真ん中あたりにつけている。

ちょっと驚いたのが3、4コーナーでまくってきたシルクフォーチュンだ。

穴男江田照のイチかバチかのまくりが、直線に入っても末脚が衰えない

ひょっとしたらと思ったところで、さすがに馬群に飲み込まれてしまった。

逃げたアドマイヤロイヤル横山も、あと150くらいまで頑張っていたが

力尽きた。2着に粘ったインカンテーション内田は、先行策が功を奏したと思う。

3着のベストウォーリア戸崎との差は、付けた位置取りの差だった。

ワイドバッハ蛯名は、4コーナーを回るといつもの後方2番手の位置どりから

かなりいい末脚を繰り出して追いこんできたが届かなかった。

やはりG1だ。相手がいつも以上に強かった。

4着グレープブランデーは現状の力を出し切った。いい騎乗だったと思う。

5着のローマンレジェント岩田も、岩田らしい最内を追い上げてきての

精一杯の結果ではなかったか。1600は短かいということだろう。

G1レースとしては、大きな不利もなく各騎手がそれぞれの秘術を尽くした

実に見ごたえのあるレースだった。面白かった。




フェブラリーS

2015-02-22 14:32:46 | 競馬
買いたい馬は、ベストウォーリア・ワイドバッハ・インカンテーションの

3頭の中から絞ろうと思っている。

ベストウォーリアはいちばん来そうだ。3番人気と人気的にもまずまず。

ワイドバッハは2人気で追い込み一手で、展開がはまるかどうか。

インカンテーションは、5人気で単13倍で複勝も3倍以上つくのは魅力だ。

脚質に幅があるのもいい。鞍上が内田に替わったのもいい。

3頭の騎手では、戸崎と内田は元公営の騎手だけにダートは当然いい。

残るワイドバッハの蛯名が不安かといえば、そうではない。

武豊からの乗り替りは、鞍上強化といってもいい。

ダート戦では、蛯名のトントン乗りが功を奏すると思えるからだ。

少し前には、蛯名の岩田を思わせる追い方に批判の声をずいぶんと耳にしたが

その批判も収まったようだ。

ボクは、あの年で新しいフォームに挑戦するベテランの心意気を買いたいと思う。

もう少し悩んで、どうしても絞れないときは3頭のワイドも視野に入れたい。


最近読んだ競馬本…3

2015-02-19 07:10:12 | 競馬
最近読んだ競馬本というわけじゃない。

「7日間で競馬のプロになれる本」を図書館で借りた。

でも、読まなかった。一度、以前読んだ本だった。

では、なぜ借りたのか?

以前読んだことを忘れていた。それもありますが、

うすうす以前読んだことあるなあと思っていた。

自分が競馬をする。馬券を買っていく楽しみが

どんなものかを再認識するためには役立つんじゃないかと

思って目を通してみた。

「自分の競馬の楽しみ方を再認識する」そんなカッコいいもんじゃないですが。

この本の内容をざっと紹介しながら、自分の考えを述べてみます。

内容は、「資金マネジメント」「初期投資金の設定」

「最大リスクの認識」「資金運用法」などなどです。

これらの語句からも想像できると思いますが、要は馬券をいかにして

買うかということです。どのレースのどの馬を狙うかはあまり関係ないと

思います。いや、関係はもちろんあるんですが、オッズで何倍の馬を

買うか。というか2番人気馬の出現率とかそういうことで

買う馬を決めるようです。

すみません。まったくボクは理解してませんね。

この本を書いた著者が、これを読んだら怒ってくるんじゃないかな(笑)

まあ、ボクがやろうとする競馬とは全然違うのは確かですが。

では、ここで「ボクのやろうとする競馬」とは?

そこに行きますね。

それは、おいおいと徐々に(笑)

最近読んだ競馬本…2

2015-02-18 07:37:41 | 競馬
やっと「馬券術 政治騎手」名鑑2015 「集団自衛権」樋野竜司著を読み終えた。

この本は、毎年正月に読むようにしている。

今年は、他の本と併せて読んだので2月になってしまった。

今回の目玉は、ルメール、Mデムーロが日本で通年免許を取って

一年間通して乗ったら、どうなるかということだろう。

いつものエージェントについての考察もたっぷりあります。

ルメール、Mデムーロが日本で一年を通して乗れるようになると、

リーディングはもちろん獲れるだろう。

もうひとつは、凱旋門賞などの海外遠征馬に乗るだろうと思う。

武豊とキズナはともかく、他の遠征馬は二人の外国人騎手が乗って

くるに違いない。

やっと日本馬が凱旋門賞に勝ったとき、鞍上が日本人じゃない。

そのことに違和感をもつ人もいるだろう。

でも、それは十分考えられることだ。

ボクは、鞍上が二人の外国人騎手ならいいかなと思う。

なんとなく鞍上も日本の騎手がいいという気もある。

それには、キズナ武豊に頑張ってもらうしかない。

まあ、そういうあれこれ思いをめぐらすのに上記の樋野氏の

著作はヒントを与えてくれます。

社台対非社台、サンデー系対非サンデー系それらを考えることは

馬券だけに終わらない競馬を楽しむことのひとつです。

興味のある人は、一読されることをお薦めします。

紹介としては、言葉足らずで申し訳ない。

最近読んだ競馬本…1

2015-02-16 19:32:07 | 競馬
年末から最近まで読んだ競馬本を挙げると

沢木耕太郎の「波の音が消えるまで」上下は競馬本とは、

言えないが、読書中も読後もなんだか競馬本を読んだ感想です。

ただし、良質の競馬本のような読後感。

競馬をギャンブルの側面から考えると、この本はギャンブルに向き合った

ときに実に示唆に富む内容だと思います。

例を挙げるなら、いっぱいあります。先日書いたように

「強い思いで賭け続けられる奴だけが勝てる」もそうだ。

「ツラ目は追い続けろ」

それから、これは実によくわかるんですが

勝ちはじめてしばらくすると、持ってきた種銭をバッグにしまって

儲けた金だけで勝負しようとすると、ほとんど例外なく

負けていく。いくら勝っているか確かめた瞬間から負けに転じる。とか

ほんと、思い当たることがいっぱいあります。

この本は、ただ単にギャンブルしていたら思い当たることだけじゃなく、

その先の博打とかギャンブルを超えた。

自分の行きつくところを教えてもらえる気がする。

あー断っておきますが、この本は競馬本でもなければ

ギャンブルの教則本でもないです。

あくまでも、フィクションのエンターテインメント小説です。

お間違えの無いように(笑)

ハープスター

2015-02-16 11:58:46 | 競馬
ハープスターは後方から行かないで、ある程度前目に付けたいという

乗り方だったと思う。

結果からみれば失敗とも取れるが、脚質転換を図るなら

何度か試みる必要があると思う。

人気が人気だけに思うようにいかないだろう。

さりとて、後方一気では届かないだろうし。


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京都記念回顧

2015-02-16 10:48:21 | 競馬
何のことはない。

世間の大方の予想どおりの前残りの競馬になった。

キズナは、ハナ・クビ差の3着ならよしとすべきだろう。

馬券を買っていた人たちにとっては、

とてもそういうふうには思えないだろうけど。

ただ骨折明けの馬と海外遠征を控えている馬にとって、

このレースに、全力投球でくるはずがないのも分かってほしい。

とはいえ、たとえハープスターやキズナが万全の出来でなく

七分か八分の出来でも負けるはずがないと思って買ったひとには、

気の毒な結果というしかない。

たぶん、こう思っているんでしょう。

昔の名馬は、たとえ七分や八分の出来でもきっちり来たと。

でも、今の競馬は来ないです。昨年の秋のG1で1番人気がどんだけ

飛んでしまったか、お忘れではないでしょう。

原因を言いましょう。

馬の力に差がないのです。拮抗しているんですよ。

だから、わずかのことで負けます。

枠順とか馬場状態、調子・ペース・展開はもちろんです。

早い話が、京都記念は過去10年で1番人気馬が4回勝っています。

4回は多いですか?

近年は、昨年はジェンティルドンナ、一昨年はジャスタウェイが

1番人気でそれぞれ6、5着と惨敗しています。

終わったことを、あれこれいうのはやめましょう。

ボクとしては、勝ったラブリーデイと2着スズカデヴィアスが

ともにキンカメ産駒だったので、ちょっとショックでした。

キングカメハメハの波が、終わっていなかったのに驚きました。

東京の共同通信杯も、1番人気がキングカメハメハ産駒のドゥラメンテ

だったので仕方がないかなと思っていました。

10Rでキンカメ産駒が2着に来ていたこともあって。

でも東京は、11Rまでにディープ産駒が1勝、2着2回、3着1回と来まくってたし、

共同通信杯はディープ産駒が5頭も出ていたので、どうなるか

興味津々で見ましたが、なんとキャリア1戦1勝の馬はデータ上不利だと

言われていた、1枠1番のディープ産駒のリアルスティールが勝った。

この馬は、ボクが昨年POゲームで持っていたラングレーの全弟です。

ちょっと兄とは違って大物のようですね。

2着のドゥラメンテは、かかり気味でポジションを下げるという不利があって

あの着差なら、負けたとはいえ有力馬には間違いない。

アヴニールマルシェはどうしたのでしょう。久々かな。

位置取りも良くなかった


京都記念

2015-02-15 10:49:51 | 競馬
普通に考えて、キズナもハープスターも100%仕上げてくるはずがない。

もちろん、2頭とも狙いは次走だ。

だからといって今日は勝たないというわけじゃない。

そこのところが微妙で悩ましい。

京都記念を勝ち負けで考えないで、次走へのステップという面から

考えるとどうだろう。分かりやすいのはハープスターだ。

今年も、海外遠征を視野に入れている以上最後方からの追いこみ一手

の脚質では世界に通用しないことは、昨年で実感したことだろう。

当然脚質転換を図る上では、この京都記念は先行してくると思う。

「先行」でなくても、少なくともキズナより前で競馬をしたい。

そうゴールドシップを完封した札幌記念の乗り方だ。

もう一頭のキズナはどうだ。

勝たないまでもいいレースをしたいはずだ。

出来れば勝つことに越したことはない。

そこで、予想だ。

世間の大方は、2頭が後方で牽制しあって前が残るみたいに

予想しているのが多い。特に穴予想の人に多い。

つまり、逃げるスズカデヴィアスを追い切りの動きの良さもあって

穴馬に取り上げている。

そうだろうか。

みんながそう考えるとそうはならない。

ボクは奇を衒っているように思われるが、その前が有利と

いうのとは逆に考えた。

ハープスターが前に行く。キズナが久々でかかる心配があれば

馬任せに行ってしまう。

だからハープスターやキズナより後ろから行って

この2頭を差し切ってしまう馬だ。

そんな馬いるか?

フルーキー

2015-02-09 07:21:03 | 競馬
昨日は仕事で棚卸出勤した。馬券は買えなかった。

帰宅後、録画で東京新聞杯を見た。

1番人気でなかったら、買いたかったのはフルーキーだったが

おそらく1番人気だと思って買うのはやめた。

その通り1番人気になったようだ。

前走の金杯出走前の中間に、外傷を負うというアクシデントで

満足な調教ができなくての僅差の4着だから

そのへんの事情に詳しいトラックマンが、本命を打ってきた。

1番人気もやむをえないか。2番人気は同厩舎のエキストラエンドだ。

偶然ではないが、エキストラエンドも前走は外傷を負った後の

金杯出走での2着だった。

この2頭は、同厩舎で担当が同じ人だ。

噂では、稽古中に2頭がぶつかって外傷を負ったということだが、

真偽のほどは不明だ。厩舎はそのことはおそらく言わないし

知っているはずのトラックマンも新聞には書かない。

さて、結果はフルーキーが3着でエキストラエンドが6着。

前半36.3の上り35.2。勝ちタイムが1.35.7。

これは稍重だったことを考えてもペースは遅い。

行く馬がマイネルメリエンダくらいなので、馬場も渋って

先行有利と思っていたので、人気の各馬が後ろから行って

いいのかと思ってみていた。

逃げたアンコイルドが9着、2、3番手のフレイムヘイロー、メリエンダが

14、7着と大敗して最後方にいたアルフレード、フルーキーが

2、3着に来ているので、差し馬の競馬に結果としてはなっている。

だが、これはいかにも消極的なレース運びだろう。

とりわけフルーキーに注目していたので、スタートがいいのに

下げていったのは、岩田だけに合点がいかない。

フルーキーは浜中から乗り替わって、これで4、3着と勝ってない。

前走はアクシデント明けで仕方がないとしても、今日は勝てた

レースだったと思う。下げた位置取りも考えのあったことで

いいとしても、直線で前が壁になって最内に進路変更する

判断が遅い。岩田らしくない。

その理由が分かった。

壁のすぐ前の馬が後藤のシャイニープリンスだ。

シャイニープリンスとフェスティヴタローの間にスペースがあった。

いつもの岩田なら、すかさずそこを突いたはずだ。

ところが入ろうとしたときに、後藤のシャイニープリンスが

外に寄ってきてしまった。これではいかに岩田でも、いや岩田だからこそ

そこは突けなくなって、最内に進路を変更するしかなかった。

それがボクの感想だ。

フルーキーは力負けじゃない。勝ったとはいわないが2着はあったし

勝ち馬に肉薄していたはずだ。

勝ったヴァンセンヌは、スタートしてすぐに馬が行きたがって

抑えきれないで、位置取りがどんどんあがっていってしまった。

結果的にそれが功を奏したと思う。

うーん。福永の好騎乗というより怪我の功名かな。

2着のアルフレードは、柴山らしい決撃ちだ。

大外をぶん回す乗り方が嵌ったというところか。

内を突いて詰まるより、ロスがあっても大外を追い上げるほうがいい

という判断だろう。復活というには、次走でどうか見てみたい。

今日のレースは馬場状態が明暗を分けた気もする。