今年のオークスは、桜花賞馬と対戦していない前哨戦勝ちの馬が多い気がします。理由はなんだろう。桜花賞のマイルを捨てて2400mのオークスに距離適性で絞って参戦してくるのかな。
関東馬にすれば、長距離輸送を敬遠してというのがあるかな。近年は早めに栗東トレセンに入って滞在するケースが増えてきている。
じっくり見てみると、桜花賞出走に賞金額が足りなくて、別路線を選択したというのがある。スイートピーS勝ちのコガネノソラ、フローラS勝ちのアドマイヤベル、忘れな草賞勝ちのタガノエルピーダがそうだろう。
桜花賞の出走権利がありながら、出なかったのか調整が順調にいかなかったのか。逆に無理をしないでオークスに目標を絞ってよかったかもしれない。ミアネーロ、エセルフリーダ、ホーエリートあたりがそうなるか。
それと7枠に、桜花賞で最後方から追い込んで届かなかった3着ライトバックと4着スウィープフィートが入った。どちらも折り合いに難しいところのある馬なので枠としては問題ない。やはり今回も馬群をカベにして、折り合い重視の騎乗で直線どれくらい弾けるかということになるのだろう。
12番枠チェルヴィニアはどうだろう。桜花賞は4番人気で13着と大敗。桜花賞を大敗からオークスで巻き返した馬はといえば、昨年のドゥーラが桜14着から樫(オークス)3着。その前の年のナミュールが桜10着から樫3着、17年アドマイヤミヤビが桜12着から樫3着、15年ルージュバックが桜9着から樫2着と結構思ったより好走例があるなという印象です。
但し勝つまではいってない。それとドゥーラ以外の馬は、ナミュールが当日4番人気、アドマイヤミヤビ2番人気、ルージュバックは1番人気と桜花賞で大敗しても高い支持があった。チェルヴィニアは前日人気で、ちょっと驚きの2番人気で単勝オッズ5.8ですね。鞍上がルメールというのが大きいのでしょう。
忘れな草賞勝ちのタガノエルピーダは、大外17番枠に入りました。この枠は不利と見られているのかな。ついでにオークスで外枠の馬がきたのは、20年のウインマリリンが16番枠で2着、18、19年は7枠13番だったアーモンドアイ、ラヴズオンリーユーが共に勝っている。17年アドマイヤミヤビは16番枠で3着、16年はチェルヴィニアの母チェッキーノが13番枠2着、3着ビッシュは14番枠。15年2着ルージュバック14番枠、3着クリミナルが17番枠というところです。印象では外枠でも来ている。
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