昨年の5回中山6日目、つまり12月20日の4Rの成績を見て、ふと目が止まった。勝馬のロードトゥフェイムの2000mの勝ちタイム2.03.9ではない。走破タイムは優秀でも何でもない。目が行ったのは上がり3ハロンのタイム36.4だ。36.4の価値はそれだけではわからない。
2着馬や他のメンバーのタイムを見た。37.3、37.6、37.5、37.2、37.3、37.6だ。8着以下になると38秒台になる。このレースの勝馬ロードトゥフェイムだけ36.4と36秒台で上がっている。約1秒も速い。
それで通過位置が10-10-11-10なのだ。つまり最初の10は⑩なので出遅れてのものだ。出遅れは半馬身の不利とある。それで2着馬に3馬身差つけている。
続いてビデオを見た。出遅れて3コーナーから大外をまくり気味に上がって行って先行集団に取り付いていく。大味なレースぶりだ。これだと普通は直線でバッタリと止まるのが末脚はいっこうに衰えず、まさしくねじ伏せるという形容になった。そしてボクの次走のチェック馬となった。
そして今日1月24日中山9Rの若竹賞に出走してきた。人気は最初単勝10倍以上あって5,6番人気くらいだった。単勝と馬連総流しを敢行した。期待どおり直線力強く抜け出してくれた。単勝は6.3、馬連は2着馬が2番人気なので990円しかつかなかった。まあ、今日のところは仕方がない。父がマツリダゴッホなので中山のコース向きか、東京でも通用するのか。見極めたいと思う。