ボクの予想は大筋間違ってはなかった。ただ、結果はタガノビューティーはハナ差で4着になった。
ボクは、ペースが速くなって差し追い込み馬が台頭するというスタンスの予想。
それは、ほぼ当たった。3ハロン33.9は暴走といえる。それでもそうなる予兆はあった。いかにも行きたい馬が内枠に集まっていた。
それでも、14番枠から人気の一角のウィルソンテソーロが2番手で出ていくか。でも乗り代わった松山が過去のレースのVTRを見て選択したのだろう。たぶん思い切って下げるか、または出して行くかを熟慮しての選択だったのだろう。
VTRを見返して、あれっと思ったのはあのペースでドゥラエレーデがかかり気味なこと。出しては行ったが馬が行く気満々なので、よもやの12着大敗。たぶん1600は向いてないな。戦法としては致し方ない。まさか、ウィルソンテソーロが2番手でドンフランキーを追いかけるとは思ってなかったのでしょう。
先行馬が壊滅したなかで、勝ったペチプドナイルは4番手で先行して、抜け出したのは能力が傑出してたと言わざるを得ない。11番人気になったのはファンの不明と結果論だがそうなる。逃げ一手だった馬がベテルギウスSで先行して抜け出すという脚質転換に成功した。藤岡佑騎手と調教師はG1を勝つためには、逃げ一手ではダメだと試行したらしい。見事に成功した。
2着のガイアフォースは、初ダートはG1では無理だと言われてたのを覆してみせた。今日のメンバーが一枚落ちて内容はG2、G3だったという見方もできなくはない。ただし、2020年にやはりフェブラリーSで16頭立ての16番人気だったケイティブレイブを2着に持ってきて、勝った1番人気との馬連36230円を演出したのも長岡騎手だったと言えば、少ないチャンスを見事にモノにしていると思わざるを得ない。調教から馬と呼吸を合わせて手の内に入れる長岡騎手だ。もっと騎乗馬の質が上がってもいいと思うが。
1番人気のオメガギネスは、ボクの予想で述べたので別に補足することはありません。
ボクの予想では、ウィルソンテソーロは差してくるはずでした。だからセキフウ武豊の騎乗がドンピシャでしたね。アルファマムはキング騎手を持ってしても難しかったかな。