JCその１

新聞紙上によれば、ＪＣのウオッカの鞍上が武豊でなく、ルメールに決まったらしい。

意外といえば意外だが、まったくの想定外でもない。

というか、天皇賞のあとウオッカの出走レースが

なかなか決まらなかったので、ひょっとしてウオッカはＪＣに出ないのでは、と思ったりした。

それはウオッカの距離適性からいってＪＣよりマイルＣＳの方が向いていると思
っているから。

武豊がＪＣに乗るリーチザクラウンがマイルＣＳに登録してきたから、

「そうか。武豊かはマイルはリーチでＪＣには、やはりウオッカで出走か。」

ところがリーチが登録はしたものの、マイルには行かないでＪＣに出るという。

ではＪＣのリーチの鞍上は誰？外国人騎手に依頼するんだろうか。

そんなことを思っているところに、冒頭の記事「ウオッカにルメール」だ。


そこまでが前フリです。（長いなあ）

武豊にとってウオッカがルメールで勝利するのは、あまり見たくないはず。

武豊は衰えたという風評を万人が認めることになるからだ。

ウオッカに勝ってほしくない武豊がやるべきことは、リーチザクラウンで優勝することだ。

もちろん、リーチが勝てれば何の問題もない。ウオッカ２着なら嬉しいくらいだ。

リーチが勝てないとき、次善の策は、せめてウオッカに先着すること。

このことは今年のＪＣのレース結果を左右する大問題になってしまった（大げさな。笑）。

リーチが逃げるかもしれない先行馬だけに、ペースメーカーになるということ。

そしてルメールもまたペースメーカー大好き野郎だ（ハーツクライで実証済み）。

どちらがペースを握るか？

という前に武豊には有馬のディープインパクトで唯一苦杯を舐めさせられたルメールだ。

そしてルメールはエリザベス女王杯で先に行った馬を捉えられなかったという

現実からまだ醒めてない。

さあ、今年のＪＣどうなる？

待て待て。今週はカンパニーの引退レース、マイルＣＳだ。

つづく（笑）

エリザベスとアルゼンチン

「行った行った」になった。アルゼンチン共和国杯とエリザベス女王杯の成績を見ていて

気づいたことがひとつ。通過順だ。

逃げていた馬が１着で2番手の馬が２着だから、通過順は当然、どちらのレースも

１－１－１－１
２－２－２－２

となる。それはわかる。問題は３着馬だ。

アルゼンチンの３着馬ヒカルカザブエは

１６－１５－１６－１６

そしてエリザベスの３着馬ブエナビスタは

１５－１５－９－３

つまり、距離もコースも違う２つのレースだが通過順がよく似ている。

「行った行った」になった場合、好位を進んだ３、４番手の馬は

脚をなくして最後方から追い込んでくる馬が３着になるのかな。

これは、他の過去の「行った行った」のレースを調べてみようかな。

ちなみに４着馬はどちらのレースも９番手の馬でほぼ中団にいた馬だ。

大きいレースで来ないだろうなと思う逃げ馬と、２番手でいくだろうなと

思う馬から、３着に４～５頭。フォーメーションで３連単馬券を買うのは

宝くじを買うより当たる可能性が高いかな。（笑）

レースが終わって間もないからそう思っているだけかな。

エリザベス女王杯

先週のアルゼンチン共和国杯に続いて、またも行った行ったの大荒れになった。

もちろん仕組んでそうなったのではない。これも競馬という他ない。

柳の下にドジョウが２匹いたということ。そして２度あることは３度ある？

こういう馬券も正直いえば取りたい。それはそうだろう。

誰でも取りたい。でも誰でもは取れない。

展開で買えば獲れるか？

スピード指数や血統よりは展開のほうが取れる可能性が高い。

アルゼンチン共和国杯

なぜヴィーヴァヴォドカの後藤は逃げなかったのだろう？

なぜジャガーメイルのスミヨンはあんなに後ろから行ったのだろう？

アーネストリーとハイアーゲームの２、３番手は正しい位置取りに思えた。

モンテクリスエスも中団の内を追走して悪くない。状態がもう一息なんだろう。

一番強いレースをしたのはヒカルカザブエだろう。阪神大賞典の２着は伊達では

なかった。天皇賞の７着は不良馬場を走った疲れがあったのだろう。

ミヤビランベリは不良馬場だったが、この東京の2500の目黒記念を勝っている。

２着はジャガーメイルで５馬身差。

このレースから学習するものは多い。

次に活かして、リベンジしたい。

天皇賞から２

天皇賞からマイルCSに行く馬。カンパニー、シンゲン（故障離脱）、ウオッカ（他の選択肢あり）など

はっきりマイルCSに出るのが分かっているのはカンパニーくらいだが

そのカンパニーがマイルCSで好走できるか、いや勝てるかということだが

カンパニーは休み明けはよく走る。いわゆる鉄砲がきく。そして２戦目も天皇賞で示したように走る

あと３戦目、４戦目になるとパフォーマンスを落としていく馬だ。

マイルCSは３戦目。いけるんじゃないかと思うが、毎日王冠と天皇賞を連勝した疲れはあるんじゃないだろうか。

いつもは後方を追走してゴール前だけ鋭い脚を使うというレース。または先行して本気で走るのは上がりだけ。

今回はG１を走った。G1ホースのウオッカやスクリーンヒーローの追撃を振り切った。

いままでのレースとはわけが違うかもしれない。これからの中間の状態、追い切りを注視したい。

秋華賞を勝ったレッドディザイアがエリザベス女王杯に向かわないで、JCに矛先を向けてきた。

勝算があってのことだろうか。ボクはうがった見方かもしれないが、秋華賞で-14と絞った馬体が

回復してないのではないかと思う。それくらいG1を獲るためには馬に過酷な仕上げになる思う。

カンパニーとて同じだ。いやむしろ若いといわれながらも、こちらは８歳馬だ。G1の連覇となると至難だろう。

馬キャラ

馬のキャラクター、馬の個性というか。得手不得手ということにして書いてみる。

何をいいたいか。マツリダゴッホやドリームジャーニが中山は走るのに府中は苦にするということ。

そんなことはみんな百も承知。なにを今更？

ですか？　ドリジャニ４人気10.7。マツリダは8人気33.2で18頭立ての17着。

結果論でなく。天皇賞に出走するような馬のキャラは既に分かっていて折込み済みのはず。

では勝ったカンパニーの馬キャラはG１ではちょっと足らない馬。

追い込んでくるんだけど、ちょっと足りない馬。G1を勝つには何かが足りない馬。

毎日王冠で堂々とウオッカを負かしても、やはりそういうキャラだと思われて単は11.5倍。５番人気。

ボクはみなさんが思っているカンパニーのキャラとちょっと違った。

去年ハナ、クビ、ハナのウオッカの４着に負けたとき、勝ったウオッカの上がりが34.4。

２着のダイワスカーレットが35.2。３着のディープスカイが34.5。４着のカンパニーはなんと33.5ですよ。

もう少し仕掛ける位置が前だったら差し切っていたはず。結果論じゃないですよ。

３着カンパニーの３連単と複勝馬券をどっさり持っていたから言うんじゃないですよ。

あっ、訂正。持っていたから言うんですよ。（笑）


カンパニーは今年強くなった馬じゃないですよ。ウオッカが衰えたわけでもないですよ。毎日王冠と同じですよ。

去年から、もともと強かったんですよ。

天皇賞から

天皇賞からマイルCSへ向かう馬とJCに行く馬に分かれるので、例えばオウケンブルースリやスクリーンヒーローは

JCに行く。出れば狙おうと思っている人が、今はかなりいるはず。

ところが、いざJCの日になると他の馬に目が行ってしまう。ホントによくあることです。

似たようで違うのがクラシックレースのトライアルを圧勝してきた馬を狙うと、なぜか凡走してしまう。

うまく当てはまらないが菊花賞のイコピコとか、圧勝ではなかったがプリンシバルのケイアイライジン。

果たして本番で狙っていいかどうかは、今なら分かる。まだ終わったばかりで雑音に惑わされないから

前記したのは狙っていい馬というより、狙うべき馬。そんなの誰だって狙うって？　そうですよね。人気ですもんね。でもホントにそうかな。

レッドディザイアがJCに矛先を変えてきたという記事を目にした。リーチザクラウンも状態次第では出走の可能性があるらしい。

他に菊組からナカヤマフェスタ、イコピコ、出られればフォゲッタブル。既に出走を表明しているダービー馬ロジユニヴァース。

まさかとは思うけどウオッカもまったく可能性ゼロじゃない。それでもオウケンブルースリやスクリーンヒーローを

あなたは買えますか？（笑）

マイルCSについては、明日また。まだ日があるからまだいいって。それが駄目なんですよ。今、天皇賞の余韻がさめないうちに。