競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

有馬記念回顧3

2015-12-28 11:35:15 | 競馬
思いついたので、同じG2のステイヤーズSの勝ち馬からその後G1馬になった

馬がいるか、どうかを調べてみました。

年末の忙しいときに、やっているヒマないけど仕方ない乗りかかった船だ。

今年の勝ち馬アルバートが有馬で7番人気。アクターが8番人気。

アルバートの勝ちっぷりが、アクターに比べるとインパクトあったためでしょう。

でも、あれはムーアマジックですよ。ラストインパクトと同じです。

まず、ステイヤーズSから有馬に出て、好走した馬がいるかどうか。

この10年で、いません(笑) 09年フォゲッタブル4着。

ああ、その前に出走しているかどうかですね。

次に好走馬で後にG1馬になった馬。ざっと見ただけですが11年のマイネルキッツが

天皇賞春を勝っただけ。アルゼンチン共和国杯を好走した馬とは、ちょっと差が

ありますね。それは、やはり3600mという距離が特殊な距離だということでしょう。

有馬記念6番人気の牝馬ルージュバックが10着になったことですが、ボクは漠然と

した思いですが、マンハッタンカフェ産駒は、レースの格が上がると着順を

下げますね。いや、他の産駒でも基本的には当たり前のことですが。

追い切りは、素晴らしかったですね。ボクのような素人目にもよく見えました。

今回の有馬記念は先行してないと勝負にならないので、この馬の脚質からは、

向かなかったようです。もう少し距離を詰めて東京か京都のほうがいいのでは。

ラブリーデイは予想どおりの着順でした。秋4戦も2500mもよくなかったと思う。

ゴールドアクターの父スクリーンヒーローは、今年は素晴らしい産駒成績に

なりましたね。モーリスは年度代表馬でしょうね。

今年は、たぶんこれで更新しないと思います。

皆さまにお役に立つ情報を、とかはまったく考えていませんので

見たい人は来年も見てくださいね。

では、よいお年をお迎えください。

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有馬記念回顧2

2015-12-28 09:35:31 | 競馬
ボクが、勝ったゴールドアクターを穴馬に挙げた理由を書きます。

自慢ではないです。アルゼンチン共和国杯からのローテーションで

有馬記念を勝った馬がいないと思います。ここ10年では2010年の

トーセンジョーダンがアルゼンチン共和国杯を勝って、有馬記念は5着だった。

ボクは以前にもアルゼンチン共和国杯優勝馬が、その後G1馬になるという事例を

このブログで書いたと思いますが、このことが頭にあったのでゴールドアクターが

アルゼンチン共和国杯をアタマ差の辛勝であっても、ひょっとしたらパターンでは

ないかと思ったのです。早い話が前述のトーセンジョーダンは翌年の天皇賞秋を

買ってG1ホースになっています。その後JCでも2着しています。

正直言って近年はアルゼンチン共和国杯を買ってもG1馬になれない馬がつづいて

いたので、この話を持ち出すのをやめていました。しかし、昨年のフェイムゲームは、

天皇賞春をハナ差の2着している。2年前の13年アル共杯2着だったアドマイヤラクティは

オーストラリアのコーフG1を勝っている。09年の2着アーネストリーは宝塚記念を

勝っている。いや、他のG2のレースでもG1の勝ち馬を出ている、と言われるかも

知れない。調べてないので何とも言えないが。

なぜ、こんなことを書いているかというとアルゼンチン共和国杯を勝っても

有馬記念はずらっとG1ホースが並ぶので、G2のハンデ戦のアルゼンチン共和国杯を

勝ったくらいでは、人気にならないという旨みがあるんじゃないかと思う。

ただ、ゴールドアクターは昨年の菊花賞で3着になっている裏付けがあった。

その昨年の菊花賞3着のゴールドアクターが勝って、2着のサウンズオブアースが

有馬記念2着に、3着は今年の菊花賞馬キタサンブラックということ。

スローの上がり瞬発力勝負でなく、菊花賞を勝ち負けするようなスタミナと

先行力が必要だったということだ。来年の傾向がどうなるかわからないが

有馬記念は先行できる菊花賞好走馬を狙えということか。
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有馬記念の回顧

2015-12-28 03:00:37 | 競馬
予想としては、いいセン行ってたはずだった。

本命のリアファルが最下位の16着。

故障でなければいいのですが、何かあったのは間違いない。

回顧としていえば、簡単なレースだった。

掲示板に挙がった5着までの馬が、先に行った先行6頭だったからだ。

唯一掲示板に挙がらなかった馬がボクの本命馬リアファルです。

つまり、先行するであろう馬のボックス馬券を買っておけば3連単だろうが

馬単だろうが、当たっていたことになる。しかも、穴馬に勝った

ゴールドアクターを挙げて、ゴールドはゴールドでもアクターだとまで

キャッチコピーのようなことまで書いて、馬券を持ってない。

ちょっと、今年の馬券ベタを象徴するような買い方で有馬記念を外しました。

競馬に「たられば」はないというが、リアファルが無事に走っていたら、

うーん。負け犬の遠吠えですね。

ペースとしては、予想と違ってスローになった。ハイペースにはならないまでも

1000mが1.02.4とは遅い。これだと計算上ゴールドシップが来てしまう。

スタートしてすぐキタサンブラックが、ハナを奪うのは想定内ではあった。

横山典がスローに落とすのも、考えにはあった。しかし、もうひとつの

要因は「風」だ。スターターの手旗、それからスタートとしてすぐゲートの

すぐそばで時計をとるために振る黄色の旗を見たとき、予報どおりの風だと思った。

ゴールから4コーナーに向かってきつい風が吹いていた。これは昨晩TVの予想番組で、

あるトラックマンが、有馬記念当日の午後3時すぎの千葉県の中山競馬場のある地域の

気象予報を「ゴールから4コーナー方向に風がかなりきつく吹くでしょう」と言ってた。

気象予報はバッチリだった。向こう正面が追い風、ホームストレッチは逆風と

いうわけだ。要約すれば先行馬に有利で、追い込み馬にはきびしい条件だ。

そのせいばかりではないと思うが、有馬記念は6頭立てだった。スタートから

ゴールまで終始6頭で争われた。いや正確には7頭でした。1頭だけ前の6頭に

まくって行って一旦は4番手に上がってきたゴールドシップがいました。

前に行った6頭で、そのままゴールインしてしまったレースだったが

面白いレースだった。もちろん、まくったゴールドシップの演出効果も

あっただろう。アクターがゴールすると、まず蛯名がそして横山典が

吉田隼に祝福の声を掛けているのが、画面でわかった。

ふたりの思いを代弁しましょう。「よかった。日本人騎手で」(笑)

でも、なんだかホッとする光景を見たような気がした。

馬券を外しているのに(笑)
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有馬記念3

2015-12-27 11:07:24 | 競馬
菊花賞のレース直後の検量室で、レースを終わったばかりのジョッキーたちが、

まだレース後の興奮も冷めやらぬ表情で、モニターのレース映像を

何人かで見ているシーンは競馬中継でもよく見かけますよね。

映像を見ていた武豊に、ルメールがこんな質問をしたらしい。

「もっと仕掛けを早くしたほうがよかったと思うか?」

この質問は正確ではないです。武豊TVの番組内で武豊が菊花賞の

レース後のエピソードとして、話したもので番組を見ていたボクは、

ちょっとした驚きでその話を聞いた。今や武豊以上の勝ち星と

実績を重ねている騎手が、たとえ一年目のジョッキーとはいえ

プロのジョッキーとしてフランスで長く活躍してきたルメールだ。

プロのプライドとしては、そこは聞きにくいことだと

ボクはそう思っていた。それが上記したような質問だ。

正確ではないが、大よそそんな会話だったと思う。

では、武豊はそれに対してどう答えたか。

「わからない」と答えたようだ。

早く仕掛けたらどうなっていたか。それはわからない。

早く仕掛けたために、もっと着順を下げていたかも知れないと。

憶測だが、ボクは武豊に答えを求めたルメールの質問じゃなかったと

思う。自分が自分への問いを、隣にいた武豊に発したのではないかと。

それはそうだろう。武豊ならずとも訊かれた方は、答えに困るだろう。

それが、なぜボクが有馬記念をリアファルに決めたヒントになったか。

ディープインパクトにハーツクライで勝った05年の有馬記念まで遡る。

もう10年前か。有馬記念の前走JCをルメールはハーツクライで

デットーリのアルカセットにハナ差で負けます。最後方からメンバー

最速の上がりで追い込んでの惜敗。次走の有馬記念は一転、先行策で

断然の1番人気のディープインパクトの追撃を振り切って勝った。

このことが、菊花賞で仕掛け遅れたと反省するルメールが

逃げるだろうと思う理由だが、ただ単に逃げるのではない。

後続に脚を使わせる逃げを打つ。スローにしないで逃げる。

ということは、ゴールドシップがマクリを掛けられないペース。

それを予想した結果。本命はリアファル。穴はゴールドはゴールドでも

アクターだ。父は映画俳優(スリーンヒーロー)、自分も俳優だ。

舞台は中山の有馬記念。不足はない。

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有馬記念2

2015-12-27 10:32:48 | 競馬
デムーロ、ルメールのJRA所属外国人騎手についてはある程度予想されて

いたとはいえ、想像以上の活躍だろう。先週の朝日杯をデムーロが

リオンディーズで勝って、その前の牝馬をルメールがメジャーエンブレムで

それぞれG1を勝ったことで、当たり前のように来年のクラシックは

この二人の外国人騎手中心に回ることになった。デムーロにはドゥラメンテが

復帰してくれば凱旋門賞参戦の可能性もあるし、リオンディーズが

ダービーを勝てばこれまた凱旋門賞ということになれば、嬉しい悲鳴の

選択ということになる。有馬記念の予想からだんだん外れてきたのですが、

言いたいことは、この二人を抜きに日本のG1レースを語ることができないと

いうこと。つまり、サウンズオブアースとリアファルを軽く扱うわけには

いかない。

もうひとつ、本題からそれるがラブリーデイには、モーリスとの年度代表馬

争いがかかっているので、選ばれるかどうかは有馬記念優勝にかかっている。

横道ついでに言うと先の香港のモーリスがムーアで勝ったように

ドバイ、凱旋門賞の鞍上は外国人騎手になっていくのは仕方のないことだろう。

それだけにエイシンヒカリが武豊で勝ったことには、ある意味価値があった。

今後はないかも知れない。たとえば武豊全G1制覇をデムーロやルメールが

この先も、阻んでくることは仕方のないことだ。

さて、有馬記念のボクの本命はその外国人騎手ルメールの乗るリアファルだ。

理由はルメールが乗るからだ(笑)いや冗談じゃないです。

根拠の決め手は、菊花賞の結果だ。いちばん強いレースをしたとか

出入りの激しいレースを僅差に凌いだということも、もちろんだが。

あるエピソードで決めた。それは…

つづく(笑)



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有馬記念

2015-12-27 09:36:54 | 競馬
有馬記念を予想する前に、抑えておきたいことが二つある。

1つは、ラブリーデイが今年だけで6勝してそのうちの2つがG1だということ。

もうひとつは、JCをショウナンパンドラ牝馬が勝ったということ。

これら2つのことが意味するものは何か?

それは現在の中・長距離の牡馬のレベルが低いということだと思う。

理由は、レベルを支えたであろう馬の故障・引退だと思う。

エピファネイア、キズナ、ジャスタウェイ、ドゥラメンテ、トーホウジャッカル、

フェノーメノ、スピルバーグなどの馬たちだ。

そこから導きだされた予想では、有馬記念で勝つ馬はラブリーデイと未対決の馬、

3歳馬、牝馬というところに行きつく。

ただし、ことはそんなに簡単じゃないのはラブリーデイが今年10戦目、しかも

この秋4戦目(G1は3つ)だという考えられないローテーションの馬だということだ。

この戦績で有馬を勝つなんては、ボクには考えられない。

ということは、JCが万全ではなかったと思ってしまう。もっと言えば有馬への

余裕残しの仕上げだったのではないかということ。秋4戦と決めたうえでの調整。

それなら、ショウナンパンドラと格下と見たラストインパクトに先着を許したのも

無理のないこと。そのことを裏付けるように、JCを目いっぱい仕上げて臨んで

激走したパンドラは万全で参戦できないと理由で有馬出走を回避した。

パンドラもJCは、秋3戦目で有馬を使えば4戦目だっただけに、ボク的には賢明な

判断だったと思う。ちなみに昨年のジェンティルドンナは有馬が3戦目だった。

先に格下のと言ったラストインパクトだが、あれは明らかにムーアのファインプレー

に負うものが大きいのと、JCはとにもかくにも最内しか伸びないトラックバイアスが

あったということは事実だ。17番人気のジャングルクルーズが最内を突いて4着した

のも、そのためだ。では、内を突けなかったラブリーデイ、サウンズオブアースが

巻き返すのかどうか。勝ったショウナンパンドラも内を突いていないので

パンドラとラブリーデイの差は、先に言った仕上げの差だとも言える。

では、サウンズオブアースはどうだろう。鞍上が毎週のように勝利騎手インタビューを

受けているデムーロだ。

つづく
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朝日杯FS回顧

2015-12-20 22:36:36 | 競馬
来年のために回顧をしておきます。

逃げたウインオスカーが最下位の16着、2番手のショウナンライズが

14着と前に行った馬には厳しい流れだった。中団から抜け出した

エアスピネルは勝ちパターンだったと思う。上がり34.0。

それを最後方から33.3で差し切るんだから、これはもうリオンディーズが

強いというしかないでしょう。ふつうは嵌ったという見方もできるが

これはどうしようもない。武豊もあれで差されたら仕方がないと思ったんじゃないのかな。

武豊のG1全制覇かと盛り上がったが、終わってみればシーザリオの凄さが残った

レースとなった。エアスピネルの母エアメサイアは現役のときに桜花賞、オークスと

シーザリオに先着され、子供のエアスピネルもリオンディーズに勝てなかった。

それにしても、シーザリオは父がなんであろうが能力を伝えるんだな。

いや、シンボリクリスエス、キンカメだからかもしれないが。

3番人気のシュウジは前半かかって行きたがって、岩田が宥めるのに苦労していた。

直線で進路を内にとったが、末脚は残ってなかった。スプリンターなのかな。

または、ハナを切ったほうがいいタイプか。レッツゴードンキみたいに。

4人気のボールライトニングは、いいところがなかった。いい位置でエアと

直線で叩き合いになったが抵抗もできなかった。状態か距離か。

3着争いを制したのは、11番人気のシャドウアプローチだった。

切れる脚はないが渋太い脚を使う。

外枠がきたように、外伸びだった。

3着以下の馬と上位2頭とは力の差が大きい。

皐月賞は別路線組との争いか。






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阪神JF回顧

2015-12-14 09:47:08 | 競馬
予想は出来なかったので、馬券の結果については触れないでおく。

勝ったメジャーエンブレムだけが桜花賞候補として残るだろうが、

2着以下は2馬身差あるので、メジャーとは勝負付けが終わった。

ただ、勝ったメジャーエンブレムは枠の有利さと展開にも恵まれたとは、言える。

それでも他の馬の巻き返しは苦しいんじゃないだろうか。

2番人気のデンコウアンジュは、川田に戻ったことで早めの位置取りだった。

メジャーを負かすなら、これは常識的な先行策だ。結果論からいえば枠が大外

だっただけに、前走のような溜めて直線勝負に賭けるほうがよかったというのは、

終わっていえるだけのこと。次走また抑えるか、前に行くのかで桜花賞での

評価を決めたいと思う。3人気のブランボヌールは1600mが初めてで

距離の戸惑いがあったかもしれないが、ここを勝つローテーションというか

距離選択が陣営でうまくいったとは、言えないのであくまでも桜花賞への

布石ということならまだ望みがないこともない。それでも1400ぴったりの馬かも。

ディープ産駒だけに本番の桜花賞がいいと早計にはいえない。

4人気のアットザシーサイドも1400を2戦勝って、ここの臨戦ステップは、

どうなんでしょうね。1600が長いというのは早計だとしてももう少し脚を

使えるかとおもったが、ブランボヌールと同じような評価になった。

アットザシーサイドは、ルメールが同じ社台のメジャーを選択した時点で、

メジャーより前に来るのは苦しいと思うほかない。キャンディバローズにも

言えるかな。メジャーがキリシマと雁行する感じで、それを追いかけた

2番手グループが伸びあぐねて、3番手グループのウインファビュラス、

ブランボヌール、ペプチドサプルなどの2着争いになったということだ。

前半34.8の上がり35.8。勝ちタイム1.34.5は、土曜日の1000万下

リーサルウエポンが勝った1.35.1と比べても特に優秀ともいえない。

頭数も展開・ペースも違うので一概に決めつけられないが。

結論としては、桜花賞はメジャーエンブレムで決まりとは言えないと思う。

では、どの馬が。今日の相手でなく別路線から出てくると思う。

2着のウインファビュラスが10番人気とは、ちょっと人気がなさ過ぎた。

前走は休み明けで追い切りも、もうひとつだっただけに今回-12と

絞ってきただけに狙いはこの馬だったか。ただ、仕上げての結果なので、

メジャーエンブレムには完敗だ。ほかにキャンディバローズ、

アドマイヤリード、ブランボヌールも馬体重が減っていたというか

絞っていたので、次走馬体重を増やして成長を待ちたいところだ。







ような

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チェックリスト

2015-12-10 22:45:39 | 競馬
タイトルを「チェックリスト」にしたものの

さてさて、どう書いていけばいいのか困っています。

実は、前回に触れたように今回引用しているのは、ビジネス書からの

パクリみたいなもんです。といってもまるごとコピーしているわけじゃないです。

馬券検討に活かせないかとアレンジしています。

出典として、著作名を明らかにしておきます。

「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」

論理思考のシンプルな本質 津田久資著 ダイヤモンド社

です。これは、宣伝ですのでよければ本屋さんでお求めください。


さて、チェックリストでしたね。

その前に、ちょっと前回の整理をしておきます。

チャンピオンCをサンビスタに勝たれて馬券を外した人は、

●情報の量が足りなかった

●ひらめきの力が足りなかった

どちらでしょうか。

ところが、この本のなかでは、

「論理が足りなかったせいで負けた」となります。

知識の量やひらめきの力が、負けた原因となっているケースは少ない。

だから負けたことでさらに競馬の勉強を始めることや、ひらめきのセンスを

嘆くことは、本当の問題点を見誤っている可能性が高いという。

つまり、馬券的中のうえで真に必要なのは、情報収集や学習でもひらめきの

力を磨くことでもない。「馬券的中は、論理思考から生まれる」

ということになるんです。

断っておきますが、この本は当然のことですが馬券的中のために書かれた本では、

ありません。ビジネスに勝つための考え方の本です。ボクがムリから歪曲して

アレンジしているので文章とか論理が整然としてないところがあるかと思いますが、

それは仕方がないと思ってください。

競馬の検討を「考える」「思考する」

●これまで、馬券検討の本当の意味の思考をしていない人にとって、

「思考力」に「のびしろ」がある。

●知識・情報・データを重視する人たちに「差」をつけやすい。

●知識・情報・データは膨大で複雑。思考の本質は「シンプル」

「自分は本当に競馬検討を思考できているか」を判断できるようになることから

始めよう。

うーん。ほとんどパクリだ(笑)





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バカの壁…2

2015-12-10 00:31:11 | 競馬
さて、どこまでいったんでしたか。

ここからは、ちょっと難しいですね。

本に書いてあることの紹介ではなく、ビジネス書に書いてあることを

馬券検討にアレンジしながら説明するというのも、けっこう難しい

もんだなと実感してます。ビジネス書を紹介して、これを読んでいる人が

各自でお考えくださいのほうがよかったかなあ。

とか、なんとか言うより早く次にいけと言われてそうなので、行きます。


競馬検討の結果、出した答え「馬券を買う」その結果「しまった」を

味あうとき、必ずそこには思考のモレを引き起こす「バカの壁」が存在する。

そこまでは、前回触れましたね。

そこで、馬券検討のアイデアの数を増やして、発想の質を高めて馬券的中に

たどりつくまでには、この「バカの壁」を意識化することが必要になってくる。

チャンピオンCを例にひいて見ると

バカの壁のない考え方は、

コパノが逃げて、先行するホッコーが競りかけて前が速くなるので、

追い込むノンコ・サウンド・サンビスタの競馬だ。

そのなかでも、デムーロが乗る昨年前残りで4着のサンビスタだ。

となる。


ところが、そう考えられなかった多くの人には、

バカの壁があった。

今年行われたマイル以上のダートG1川崎記念、フェブラリーS、かしわ記念、

帝王賞、南部杯、JBCクラシックで馬券に絡んだ馬の4コーナー平均通過順位は

2.7番手。18頭中14頭は3番手以内で、6番手以下は1頭だけ。ダートのG1は先行有利だ。

前に行くコパノ、ホッコー、ローマンだ。牝馬は来てない。ホッコーの前走3着は昨年の

4着よりいい。この馬は、叩かれたら本番は変わる。逃げるコパノにムリに競りかけて

共倒れになるようなことはしないはず。人気のノンコノユメはルメール鞍上とはいえ、

1番枠なのは追い込むノンコノユメには、いいとは言えまい。2番枠のサウンドトゥルーも。

となったのではないかな。


これは、先行馬か追い込み馬かに限定したような「バカの壁」になっていますが、

現実には、それだけでない本当にうっかり忘れてしまうことがいっぱいある。

ペースとか脚質は、ほんの一例だ。そのほんの一例を取り挙げても先行馬有利と

考えた人には、「今思考している範囲がすべてである」という思い込みがある。

だから、対象範囲の外側(差し、追い込み馬)は、馬券対象からモレてしまう。

そして、競馬が終わったあとは、「しまった」ということになる。


では、この「バカの壁」のはいらない、うっかりミスを防ぐにはどうするか。

発想のモレを防ぎ、網羅的に考えるために必要なツールが

「チェックリスト」だ。

さあ、次回は「チェックリスト」についてです。
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