競馬雑感その2

そのゲンダイの記事で、馬の見てくれについても触れているのが、

「ディープインパクトは見てくれのいい馬でなく、小さくて格好の

いい馬ではなかった」とそう書いている。実はこのことはボクも同感

よくディープインパクトが馬体的に素晴らしい馬だという人がいる。

専門家と称される人の中にもいるので、ボクのような素人とは随分と

違った相馬眼なんだと思っていた。もちろん、馬の馬体をどうこうと

いうのは見る人の主観であって、それが間違いだとか正しいというもの

でないということはわかっているつもりだ。ボクはPOGでディープの

馬主だったので、この馬の馬体はわりと見ている。兄のブラックタイドの

方が見栄えのするいい馬だったと思っているし、ディープのデビュー戦に

で2着だったコンゴウリキシオーの方が馬体がずっと見栄えのするいい

馬だったと記憶している。だから何だということではない。

ある競馬情報会社のスタッフと電車に乗り合わせたとき、話題がディープの

馬体のことになって、その人がディープを均整のとれた素晴らしい馬体だと

ほめちぎっていたので、ああ情報会社で毎週パドックに張り付いて

何百頭も馬体を見て配信している人の意見は違うなあと思ってた。

違うなあというのは、自分とは違うなあという意味です。

そんなことがあって、藤田の記事を見てああ自分と同じ見方の専門家も

いるんだと嬉しくなった。この記事ではブエナビスタもヘナヘナで

見てくれはよくなかったと藤田が言って、当時乗っていたアンカツさんが

「オレもレース前は走るなんて思わなかった」と言ったらしい。

「見た目のいい馬が必ず走るというわけじゃないってこと」で結んでいる。

この連載週末の特別版だけ、面白いよ。