民主・細野政調会長、大阪市で民主党マニフェストの報告会に参加
(11/11 00:27)www.fnn-news.com
民主・細野政調会長、大阪市で民主党マニフェストの報告会に参加野田首相は、福岡市で民主党マニフェストの進捗(しんちょく)状況を報告する会に参加し、「できなかった政策がある」と陳謝したうえで、「約束を守れるマニフェストをつくりたい」と強調した。
野田首相は「できなかったことを反省しながら、より現実感のある、より精度の高い、お約束を守れる、そういう内容のものというものを、しっかりこれからまた作り上げていきたいと思います」と述べ、実現可能なマニフェストを作り、「進化する民主党でありたい」と強調した。
また、野田首相は、赤字国債を発行するための特例公債法案と予算案を一体で処理するルール作りについて、今の国会で結論を出したいという考えを示した。
報告会では、参加者から消費税増税について「野田首相の話が粗くて雑だ」との指摘や、公約の目玉だった子ども手当について「手当の支給より、子どもがつくれるように雇用を創出する方が先だ」などの意見が出た。
一方、大阪市での報告会でも、参加者から厳しい意見が出て、出席した細野政調会長は、「実現できていないことにはおわびを申し上げたい」と陳謝した。
参加者は「うそつきやなと。全然できていないやないかというのが本音です」と話した。
民主党は、全国11カ所で報告会を開き、次の衆議院選挙のマニフェストに意見を反映させる考え。
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1.「民主・細野政調会長、大阪市で民主党マニフェストの報告会で「できなかった政策がある」と陳謝したうえで、「約束を守れるマニフェストをつくりたい」と強調した。」とあるが、私はこれを読んで細野流が出たと言う気がしました。
2.細野流と言うのは、相手の言いたいことをすべて先に行ってしまうのです。そしてこういう意見もありますがこうしたいとまとめるのです。
後は誰もそれ以上文句は言えないのです。ですから言うことには納得させられるので人気があります。しかしそこで言われた結論が本当に妥当なものかどうかは問題があります。今まで細野流の問題を指摘した人や、マスコミを見たことはありません。むしろ人気があり首相候補に・・・と言う声もでたが、そこのところは思いとどまったのです。
3.2012,11,11の読売朝刊「首相、公約未達成を反省」とある。民主党は言い訳やごまかしの政党ですが、このように先に謝られると、「ああ反省している、悔悟の念がある、反省があるところに進歩がある」と言うひいきの心が出てきますが、この民主党に限って「本当に分かっているのか?」と疑いたくなります。
4.例えば「公約未達成」は国民かtら指摘されることです。しかし、国民は民主党を非難するために「公約にないことを(私はあえて「公約」と言う言葉を使いたい。「近い内」と言う言葉が「ただ言っただけ」というような使われ方をされるようになったように、マニュフェストがこれも「実行できない公約」と言うような使われ方をされつつある、民主党以外でどこが使うのでしょうか。みんなの党はアジェンダだし、マニュフェストって使いづらいので公約と言いたい。)ことを、実行し、公約にある重要なことを実行していない。
その実行すべき重要なことは財源捻出ですが、公務員の給与も人数も、事業仕訳での捻出も、天下り根絶も・・・・それこそ何もできていないのです。
5.憲法改正はやる気はない。一票の格差はやっと動き出した。TPPは研究ができていない。研究した人たちは今の民主党みたいな検討状況で安易に参加表明すべきでないと考える。離党も辞さないと言う。
やはり、こう考えてくると民主党はよく検討された理念が無いといえます。理念なき政党は何処に行くかは見通せない。消費税は民主党の声ではなく、国民の声です。ですから自公は賛成したのです。1000兆円に近い政府の借金、世界一と言われるまでもなく1円でも減少させる方策を検討すべきです。西欧諸国20%近い消費税を設定している中で日本は5%で、国民の資産は1500兆円あるから大丈夫だ、などと言って毎年借金を増やしているのは支出を減少させ、もっと減少させ、収入を増やす・・・国も複式簿記を導入すべきでしょう。
7.細野氏の説得法に話を戻し、細野氏の話されていることを聞いたときいつもこの手法を取っています。これは説得法の一つなのでしょうか。「当然言われることは言われる前に自分で言う」私は、もっと上手な説得をされた事例を見たことがあります。
聞き手に回って、皆から全部言わせるのです。総て出し終わったら「貴重な意見を聞かせてもらいました。これを参考に案を作成します。」とやってさも十分に検討したかのように案を発表するのです。異論ある人もあれだけ言ったので、仕方がないと納得するのです。
細野氏の言うことはこのような手法をとっているので、こうすべきだああすべきだと言っても、その点は重々理解しています。さらにこういう問題もありますが熟慮の結果こういう案になりましたと説得するのです。そしてこれに多くの人が騙されています。
5.ところで、「マニフェストの報告会で「できなかった政策がある」と陳謝したうえで」と言うが、あの民主党のマニフェストは総て実行すべきものだったでしょうか。
ガソリン税は引き下げるべきだったのでしょうか、税収が足りない、赤字国債だと言う中で下げるべきではないでしょう。でも、公約だからと引き下げるぶきだった言うのでしょうか。それは正しいでしょうか。
国民はマニュフェスト自体が間違っているとガソリン税の引き下げに反対したのです。それであの不認識で無罪判決を受けた小沢氏が幹事長で、鳩山総理をテレビの前で恥をかかせるように行ったのです。国民の意見だからと反対をして、しかし、その後小沢はマニュフェストを守れマニュフェストを守れと言い続けているがマニュフェスト破りの先鞭をつけたのです。
つまり、民主党の支出のマニュフェストは実行してもらっては困る内容だったのです。できなかった政策と言うより国民がやるべきではないと反対した政策なのです。朝鮮学校の無償化を許せるでしょうか。外国人参政権に止められますか。
子ども手当も、16.8兆円埋蔵金を出して支払うのならいいが、捻出するものを捻出しないで出すものだけ出すと言うのは健全な財政を考えると出すべきではないでしょう。
まだまだ、あります。高速料金無料化だってそうです。税収を考えなければならない時に支出をすることは国の破滅を招くことぐらい国民はすぐにわかります。これもやめるべきで止めさせたのですす。
高校無料化、脳か個別補償、・・・出すものは気前よく出して国債赤字を増大させ、日本を危険な方向に導いたのです。
6.できなかったのではなく、国民がさせなかったのです。実は、国民は民主党のマニュフェストを見て投票したのではなかったのです。
官僚支配打破、天下り禁止、この2点で民主党を選んで、民主党政権になってマニュフェスト実施と言うことになって、マニュフェストを読んでびっくりしたのです。その中にはこれをやってもらってはいけないと思われるものがほとんどだったのです。
そういう国民はいけないのです。全責任は国民にありますが、騙した民主党を今国民は恨んでいるのです。
7.国民は民主党政権ができて、小沢独裁化が進む懸念が見えた、鳩山のアホぶりもわかり、大変なことをしたと大反省をしたのです。
小沢を党首にしてはいけない。小鳩内閣をつぶさなければいけない。小沢の首相を防がなければならない。朝鮮や韓国や中国に媚を売る売国政権を何とかしなくてはいけない。4年間もこの売国政党を日本の政権にしてはいけない。
日本国民は日本大沈没を覚悟しました。民主党政権打倒を早くしなければならないと考えるようになりました。
8.そこに参院選の選挙が出てきたのです。国民は民主党政権の独裁阻止の方法として、反民主の党に投票することにしたのです。そう言う世論を受けて、小鳩政権は退陣したのですが、あの小沢が独裁政権を夢見て2人区に2候補者をたてるという暴挙をしたこともあって、民主党惨敗、ねじれ国会成立、法案不通過、と言う状況に導いたのです。国民の最低の抵抗です。
その後、2度の党首選、小沢は立候補した時は、サポーターに反小沢を卓氏しかありませんでした。管がどうこうと言うのでなく小沢を阻止できればいいと言うことです。どうにかそれもできましたが、管が悪すぎた。
9.参院は力がないと思っていたが法案阻止力はあったのです。民主党政権で法案は通過できず日本の政治経済は停滞し、東日本大震災、福島事故の復興策不備、さらに日本のためではなく中国のためを思ってやった尖閣の国有化で中国の1番やるべきでないと釘を刺されたことをやってしまい、日中関係を最悪の物にした民主党。馬鹿丸出し・・・・それももう少しれ終わります。
それこそ近い内に解散があることが確実になってきました。
10.12月23日は天皇誕生日と言うことで24日と言う案がありますが、23日の天皇誕生日に日本の再生を決めると言うことは神様のおぼしめしの日、良い日であるような気がします。
12月23日衆院選挙日としましょう。