首相候補を考える
9月29日、首相候補の投開票が行われるが、私だったら誰に投票するかを考えた。
河野太郎氏は、血筋もいいし、石破し、小泉氏の支援を得ていて、第一候補と言える。しかし、私は、河野談話でどれだけ日本が苦しめられてきたか、それは、今後ともいばらの道と言って良い。
日本人の迷惑の表現として、今回は、首相に選ばないでおきたい。
第二候補は、岸田文雄氏ですが、外務大臣をそつがなくよく果たしてと言える。
第三候補は、異色の登用・・・高市早苗女史を首相に薦めたい。
理由
(1)安倍晋三元首相が、指導し、安倍の代理ともいえる。その上で、高市女史にプラスの案が出せると考えられる。
(2)靖国神社参拝については,自身の主張が有って、日本人の信仰の自由について、中国、韓国に反論できる。
(3)日本も女性の地位向上を図っていると、国内、国外に主張し、日本の評価を上げることが出来ると考えられる。
(4)できれば、憲法改正を主張し、国民投票で過半数を取って欲しい。日本国憲法の不備なところ明らかにして、国民を説得して、改正を行って欲しい。
(5)高市女史の話し方ぶりを聞いたが、論旨がはっきりし、なめらかで、そこは安倍元首相の指導もあって良いのではないでしょうか。
何々、河野太郎に異論だって、河野の背中に煙りが見えているのではないか
懸念の親族企業「説明責任果たせ」 終盤戦突入の自民党総裁選、鈴木宗男氏が語る「第2弾」
2021.9.26 zakzak
自民党総裁選の投開票(29日)が迫ってきた。河野太郎行革担当相と、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相が競り合い、野田聖子幹事長代行が猛追する展開だ。選挙戦では、新型コロナウイルス対策や経済政策、外交・安全保障政策などとともに、日本の「次のリーダー」として資質や覚悟も問われる。知名度で先行する河野氏には「親族企業と中国の関係」や「大増税必至の年金改革案」が問題視されており、最終盤でもつれる可能性が高まってきた。河野氏は24日、自身の年金改革案を取り下げるような発言をした。一体、誰が最後の直線を制するのか。20年間にわたり、自民党衆院議員として活動し、現在は日本維新の会に所属する鈴木宗男参院議員が告示前に続き、最終情勢を分析した。
「『国民・国家のために自分はこれをやる』『自分こそが日本の未来を引っ張る』という気概と覚悟を持って、訴えきれるかが勝負の分かれ目だ。最後は、国会議員票次第だろう」
宗男氏は語った。
産経新聞などの調べでは、国会議員票は、河野氏と岸田氏、高市氏が僅差で競り合っている。河野陣営は「党員・党友票でリードすれば一発で決まる」(ベテラン秘書)とそろばんを弾くが、そう簡単ではなさそうだ。
基礎年金を全額消費税とする河野氏の年金改革案については、総裁選の対立候補だけでなく、連立を組む公明党からも「国民の不安をあおるだけ」「消費税は一体いくらになるんだ」(幹部)と反発の声が上がった。
「大増税」批判にひるんだのか、河野氏は24日のBS日テレ番組で、「消費税は何%になるという枝葉の議論になる」「それで議論ができないのならば(自身の案を)引き下げ、まず年金の議論をしましょう」と、突然、改革案を取り下げるような発言をした。
国民の老後の生活を支える柱である年金について、その程度の軽い認識で発信していたのか。
さらに、ここに来て、「親中派」として知られる父親の洋平氏が会長、弟の二郎氏が社長を務める親族企業「日本端子」(神奈川県平塚市)に注目が集まっている。
北京にある関連会社の合弁相手が営業規模2兆円を超える大企業であることなどに識者から「不釣り合い」などと疑問が指摘されており、「河野政権になれば、対中政策が影響を受けるのではないか」と不安視する声が噴出している。
河野氏は21日の記者会見で、親族企業に関する夕刊フジの質問に対し、「私の政治活動に影響を与えることはない」「(保有する同社の株式も)資産報告を毎回しっかりやっており、問題はない」と語った。
これに対し、宗男氏は「20年前、メディアの一方的なバッシングに遭った私の経験からいえば、当時は説明責任が不足していた。河野氏も日本国のリーダーを目指す以上、国民が納得するように説明責任を果たすべきではないか。相手は中国共産党政権であり、国益がかかっている」と注文を付けた。
他の総裁候補を、宗男氏はどう見ているのか。
まず、岸田氏については「政策全般に精通し、スマートな物言いで、バランス感覚もあると感じる。安定感もある。あとは本人の裂帛(れっぱく)の気合を示すことが必要ではないか」と述べた。
高市氏については「周囲を気遣う発言で、政策論争でもミスはない。ただ、靖国神社参拝や敵基地攻撃能力など、一刀両断するようなタカ派的な発言が目立つ。トップリーダーは周囲との『折り合い』をどう付けるかなのだが、その点が心配だ」と語った。
ちなみに、靖国参拝については、外交と安全保障をテーマに24日、オンライン形式で行われた討論会で、河野氏と野田氏が、首相として参拝しない考えを明言した。
宗男氏は、野田氏については「今回、告示直前に総裁選にエントリーできたことに大きな意味があると思うが、それにどこか自己満足しているのではという感じもする」と指摘した。
総裁選は、国会議員票382票と、同数の党員・党友票の計764票で争われる。河野氏と岸田氏、高市氏が競り合っているため、1回目の投票では誰も過半数に届かず、上位2人の決選投票になりそうだ。決選投票にもつれ込んだ過去4回のうち、2回で1回目の1位が敗れている。