安倍晋三氏を支持し支える会

安倍晋三氏を支持、応援し、時にはダメ出しを行い、より良い日本となるように考えて書きます。

日本「集団免疫」ほぼ達成か、ワクチン接種率70.6% 重症化や死亡インフルと同レベルに

2021-10-28 16:13:23 | 意見発表

日本「集団免疫」ほぼ達成か、ワクチン接種率70.6% 重症化や死亡インフルと同レベルに

 東京の新規感染者数は11日連続で50人以下となり、約1カ月で10分の1程度にまで減った。

 東京大の仲田泰祐准教授らの研究チームは、10月以降に感染減少が続いていることは説明しにくいと留意しつつ、「想定よりも低い基本再生産数(感染力の強さ)」「感染の周期」「医療逼迫(ひっぱく)によるリスク回避行動」などの影響が大きかった可能性があるとの見方を示した。

 「重症化や死亡についての集団免疫は、ほぼ達成できつつあるのではないか」とみるのは、東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)。「ワクチンをきちんと接種していけば、重症化や死亡の面ではコロナはインフルエンザと同レベルになる。感染予防を軸に集団免疫を考えていては終わりがない」と話す。

 日本の状況を大きく改善させたとみられる要因がワクチンだ。接種完了率は27日時点で70・6%に達し、フランスやドイツ、英国を上回った。

 ワクチンによる集団免疫達成に否定的な見解もある。政府の新型コロナ分科会でも「全ての希望者がワクチン接種を終えたとしても、社会全体が守られるという意味での集団免疫の獲得は困難と考えられる」とする資料が示された。ワクチン接種が先行しながら感染が再拡大している英国の事例もある。

 児玉氏は「日本はファイザーやモデルナにほぼ統一して接種を進めた点が画期的だ。接種率が同程度でも、中国製が普及するシンガポールや英アストラゼネカ製を多く用いている欧州との比較は参考程度に留めるべきではないか」と注意を促す。

 今後の流行について児玉氏は「新たな変異株が出てこない限り、感染の波は小~中規模程度で収まるのではないか。あとは感染管理が難しい小学生以下の子供たちへの対応が課題になる」と提言した。


ピークから2ヶ月で収束状態、日本ついに“ゼロコロナ”へ 中国では“感染再拡大”11の省・直轄市・自治区に波及 政府が危機感表明 

2021-10-25 17:17:17 | 意見発表

日本のゼロコロナ・・・本当か????

基本を守れ、3密(密閉、密集、密接)を止め、マスクをし、手の消毒をし、ワクチンを2度から3度接種し・・・日本人のやっていることは基本の基・・・この基本を大切にすべきでしょう。

選挙の基本は・・・過去政権を取って・・・いい仕事ができなかった、そして等の分解を起こした民主党関係者に、その時思った・・・二度と国を任してはいけない・・・そう強く思ったものです。

 

ピークから2ヶ月で収束状態、日本ついに“ゼロコロナ”へ 中国では“感染再拡大”11の省・直轄市・自治区に波及 政府が危機感表明 

  • スーパーの店内を消毒する作業員=19日、中国甘粛省蘭州(新華社=共同)

 東京の新規感染者が20人を下回るのは昨年6月17日以来。直近7日間を平均した1日の新規感染者数は31・3人に減り、前週比でほぼ半減するペースが続く。

 緊急事態宣言が解除されて3週間以上経過したが、都内の新規感染者数は2桁の日が増え、入院患者数や重症者数も減少傾向が続いて医療提供体制の負担も大幅に緩和されている。

 全国の新規感染者は236人。大阪府が38人、愛知県と北海道が18人だったが、いずれも前週より減少した。首都圏でも千葉県が2人、埼玉県が6人だった。

 秋田、岩手、宮城、山形、福島、茨城、山梨、福井、和歌山、鳥取、島根、徳島、長崎、熊本、宮崎、鹿児島の16県で感染報告がなかった。

 8月には新規感染者が東京で5000人、全国で2万5000人を超えていたが、感染の波はピークから約2カ月で収束状況となった。

 埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪の各都府県が飲食店に要請していた営業時間短縮が25日に解除された。沖縄県は11月1日の解除予定で、全国的に酒類提供制限などがほぼなくなり経済活動再開への大きな節目となる。


地球は温暖化しているのか、温暖化は嘘なのか・・・・・本当だと思います

2021-10-21 06:08:15 | 意見発表

インターネットの記事の中に、地球温暖化は嘘だ・・・・と言う意見が有る。

私は、体感している所では、温暖化していると思う。

しかし、私が尊敬する人が、地球温脱化はしていないと言うのです。

その言い分をよく調べて下ささい。

例えば、昔は、私の育った地方でも、冬にはコートを着ていました。

そこから何度上昇したのか分かりませんが、金ねんコートを着ることはありません。

地球温暖化をそこに感じます。

1度の寒暖差は大きいい。

1度の気温、1メートルの風の差・・・は私でも感じます。クーラーを、1度上げたり下げたりしています。

その、0.1度でも、地球的には温暖かになると思います。

2021年のノーベル物理学賞に真鍋淑郎さん が受賞した。

「二酸化炭素の温暖化影響を予測」と言うことは、地球温暖化を科学的に明らかにしたのではないでしょうか。

しかし、

「地球温暖化カネ

環境利権が生まれたメカニズム

多くの日本人に知ってほしいので、、

100円(税込)でどうぞ!」

と訴える先生がいるのです。

以下、その説を

勉強して見ましょう。

Q U E S T I O N

Q.地球の温度は何度上がってるでしょうか?

台風、洪水、連日の猛暑

毎年更新される最高気温。

 

かと思えば、急に寒くなったり、

梅雨がなかなか明けなかったり…

桜の開花や秋の紅葉が、早まったり、遅れたり…

 

異常気象が多発し、ちょっとやばいんじゃないか?

 

それに加えて、、世界では砂漠化が進み、北極のシロクマは減少し、海面上昇により土地は水没してきている..

そこで、

地球温暖化の原因であるCO2排出を削減しようと、SDGs、パリ協定、カーボンフリー社会、京都議定書、エコ◯◯…

などなどの取り組みが世界総出でなされていますが、、

 

人間のせいでCO2が増えてる?

そのせいで、地球は温暖化している?

 

・・これ、全部「嘘」です。

 

温暖化が異常気象を招いてる..←です

3分下さい。「地球温暖化論」の嘘を、数字と根拠を元にご説明します。

さて、冒頭のクイズの答えです。「Q.実際、地球の温度は何度上がってるか?」ですが、衝撃的事実がこちらです、、

 

事実:30年で地球の温度は0.3度しか上がってない(人間は体感できない)

地上においた百葉箱の観測では、過去30年での気温上昇は平均0.3℃。

(※筆者コメント:30年で0.3度は大きいか小さいか・・・私は大きいと思います。100年で約1℃になり、300年で3度です。風呂の温度を41度に設定しているのを3語上げたら暑くては入れません。以下、温暖化否定の記事を読んで見ましょう。)

こんなの、よっぽど高級な温度計じゃないとわからない。0.3℃の上昇を、肉体で感じられる人もいない。科学者が信用する宇宙の衛星からの観測法では、ほとんど上昇がゼロ。

※エルニーニョ、ラニーニャ、火山の噴火といった例外を除くと、ほとんど一定。上昇の傾向も見られない。

 

事実:北極の氷が溶けて海面上昇はしていない(アルキメデスの原理)

北極の氷が溶けても、海水は上昇しない。氷が海に浮いてるだけだから。大体、北極も南極も基本的に温度がマイナスの世界だから、溶けることは考えられない。

(ちなみに、シロクマも減少していません。むしろ増えているようです。)

調査機関の発表によると、シロクマの総数は、2005年に約2万頭だったのに、2015年には約2万6,000頭と大きく増えています。カナダのシロクマ研究の権威、スーザン・クロックフォード博士のコメントによると、「これは過去50年間の最大値」。

(Susan J. Crockford)TWENTY GOOD REASONS Not to worry about polar bears: an update より

(コメント:地球温暖化は進んでいる・・・そこは間違いないでしょう。気温が上がると、水蒸気が増え、空は水浸し・・・各地で洪水が発生しています。)
 

科学者が暴く「温暖化の嘘」

これはほんの一例ですが、実はこれらのデータと証拠は、科学者である東京大学名誉教授の渡辺正 先生にご用意頂いたものです。渡辺先生は工学博士として「光合成」を数十年も研究してきた工学博士であり、つまり「CO2の専門家」です。そんな渡辺先生が科学的観点からみた、いわゆる地球温暖化論の論法は下のとおりのようです。
 

→これは正しい。

→いや、怪しい。辻褄が合わない。

→もっと怪しい。地球の温度はほぼ一定。

完全に嘘。事実と異なっている。

→なぜ…!?

「地球の大気にCO2が増えているよ」

 

「CO2が増えたのは人間の活動のせいだよ」

「そのCO2が地球を温めているよ」

「温めているから、地球が危ないよ」

「→だからCO2を減らそう!!」

 

浮かび上がるさまざまな疑問

しかし、疑問に思いませんか、、?

もし、本当に嘘なのだとしたら、、

なぜ、そんな嘘がまかり通ってるのか?

なぜ、誰も本当のことを言わないのか?

 

もし、本当に嘘なのだとしたら、、

そもそも誰が最初に「地球は温暖化している」と言い始めたのでしょうか?

そして、誰が「それはCO2排出のせいだ」と言い始めたのでしょうか?何のために、、?

 

政治家が悪いのでしょうか?科学者がでっち上げでしょうか?

それとも資本力のある組織でしょうか?嘘を広めている犯人は誰でしょうか?

 

ヒント:源流を辿ると「1988年」からこの論が始まっています。

 

そこで、これらの嘘を暴き、上記の謎を解明するために作ったのがこの講座です、

 
「渡辺正 東京大学名誉教授」地球温暖化の不都合な真実

「地球温暖化騒ぎ”元年”」国連、NASA、環境学者..1988年に一体何があったのか?

「温暖化政策の真実」CO2脅威論の総本山が明言した本当の目的

「利権誕生前夜」環境利権が生まれたメカニズム

「利権と金」2030年までに100兆円超..1日150億の実態

「続々と発生する環境問題」酸性雨、オゾン層破壊、ダイオキシンの真偽

「研究論文の裏事情」世界中でウソ論文がでっち上げられる訳

環境問題年表」俯瞰してみるとわかる1つの真実

「まとめ」地球温暖化論3つの問題点と結論

(合計63分の動画講座)

 
この講座を見終えた頃には、、
 

Q.なぜ「地球温暖化論」は生まれたのか?

Q.なぜ、誰も本当のことを言わない(言えない)のか?

Q.「巨大利権」はいつ、誰が、どのように作り上げたのか?

 

などの疑問が解消され、

 

●地球温暖化論の諸悪の根源、すべての始まりである「1988年」

●オリンピック利権、石油利権などのような「世界を動かす『利権の構造』」

●メディアでは絶対に報じられない「タブー」

 

などが、科学者によるデータと証拠を元に、簡単にわかるでしょう。学校やメディアでは報道されない、このような表には出ない裏事情を知ることで、ほぼ毎日飛び交っている利権に関するニュースや出来事の見方がガラリと変わるはずです。

 

国際政治学者・藤井 厳喜

 

PROFILE / GEMKI FUJII

 
 

国内外の大企業・投資家からも

信頼される国際政治学者

ハーバード大学大学院博士課程修了。
日本のマスメディアでは決して報道されない、欧米政府が扱うレベルの政治・経済の動向。そして市民レベルの情報も踏まえて、文化、思想、宗教など多方面から分析し未来を的確に見抜く予測力は、内外の専門家から高く評価されている。

著書は第1作の『世界経済大予言』(1984年)以来、年間数冊のペースで出版され70冊を上回る。また、秘匿性の高い、年間20万円の会員制レポートは35年間毎月発行され、「正確な情報が命」とも言える、旧三井信託銀行、旧日興証券などの金融機関や大手企業・個人投資家を中心に「世界情勢を読み解くバイブル」として支持されている。

 

また、国連集会に派遣団として参加したり、1999年には米ブッシュ政権との架け橋として、リチャード・アーミテージ元米国務副長官、ロバート・ゼーリック世界銀行総裁(共に当時は民間人)らに掛け合い、外交の裏側を取り仕切るなどの国際的・政治的な活動も行ってきた。

 

※他の代表的商品の満足度の一例。

 

東京大学名誉教授・渡辺 正

 

PROFILE / Tadashi Watanabe

先生のご専門は植物の光合成や太陽光エネルギーの活用といった「光」に関する化学分野で、環境の問題と直接関係があるわけではありません。では、なぜ今回、地球温暖化の講座でお話しいただくのか?もちろんそれには、ワケがあります。

 

先生が東大で所属していたのが、「生産技術研究所」という場所です。ここは、当時日本の「環境研究」の最先端で、1,000人を軽く越す研究者たちが、国主導の大型研究プロジェクトを行うような研究所でした。その中で、渡辺先生の役割は、最大800人もの研究者たちを取りまとめる事務局の責任者。国に宛てた年間数億円にもなる研究費の申請や、報告書の作成といった仕事をきっかけとして、温暖化の怪しい部分に気づいていったと言います。

 

渡辺先生は、「誰かがこのことを伝えないといけない」という思いで告発を決意。ご著書や翻訳書などを通して、その温暖化の嘘を発信してこられました。

 

渡辺先生は地球温暖化の専門家ではありません。大学でその隣くらいの分野を研究していて、温暖化騒ぎを横目で見てきたという人です。そして、横で起きていることが、あまりにもひどいからこそ情報発信を始められました。


その背景にあるのは、決して温暖化の嘘を言うことで「有名になりたい」という思惑ではなく、自分が信じてきた科学の原則に従って、「間違っていることは間違っていると正しく言わないといけない」という誠実な一科学者としての思いです。

 

工学博士で光合成の専門家である渡辺先生は、言い換えるとCO2の専門家でもあります。講座では、先生の専門知も含めて、「今悪者になっているCO2は本当に悪い物質なのか?」という問いから、みなさんの視点が180度変わるような情報をお話ししていただきます。

 

温暖化問題をあくまでも淡々と科学の観点から捉えて反論するのには、渡辺先生が最適な人物だと思います。

 
 

ダイレクト出版について

私たちのミッション日本を強く未来を切り拓こうとする人の力に」

2021年で創業16年を迎えます。Webを通して196万人以上に教育コンテンツを販売してきました。私たちの会社では、他では手に入らない知識、実際に使える実用的な知識、英語圏にある膨大な知識を含め、その人の成長につながり、人生を変えるような知識を提供できるように全力を尽くしています。

 

どんな時代でも、前向きに、人生を切り拓こうとする人たちがいます。

現状維持を良しとせず、新しいことを学び、 新しいことに挑戦し、転んでも再び起き上がり、彼ら彼女らは前進しようとします。自らを前進させようとする、そんな人たちによって、社会は前進します。日本を強くするのは、そのような人たちの活力の総和です。

 

私たちは、彼ら・彼女らのために、 力となる知識を、世界を広げる情報を届けます。このような一人一人への貢献を通じてこそ、日本がこれから将来も強く繁栄することにつながるものと信じています。なぜなら、社会は、一人一人が前進する力によって、進歩するものだからです。


河野総裁には反対ー日本が中国に利用される・・・中国は河野首相誕生を待っているのでは・・・弱み、中国にある日本端子、「親中派」として知られる父の洋平

2021-10-07 17:05:03 | 意見発表

 

“河野総裁”なら霞が関は大混乱 官僚を「掌握」できるのは誰か 河野氏「害務省」高圧言動で心離れた 岸田氏、現実的政策で歓迎ムード 高市氏、政策通で国会答弁心配ない 野田氏、姉御肌も外交・安保に弱み 

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 自民党総裁選(29日投開票)は最終盤に突入した。知名度で先行した河野太郎行革担当相が「親族企業と中国の関係」や「大増税必至の年金改革案」で失速気味となり、岸田文雄前政調会長や、高市早苗前総務相と激しく競り合い、野田聖子幹事長代行が追い掛ける展開だ。中国の軍事的覇権拡大など、激動する世界で日本の未来を切り拓くには、霞が関官僚をうまく使いこなす必要がある。かつて田中角栄元首相は、ずば抜けた発想力と決断力、実行力、人間力などを武器に官僚たちを魅了して掌握した。今回の総裁選、官僚が「警戒する候補」「熱望する候補」は誰なのか。

 「害務省の風土」

 ある外務省OBは、古巣「外務省」をもじった、こんなタイトルのブログの画像を記者に見せてくれた。

 河野氏が自民党政調副会長だった2008年4月に発信したもので、カンボジアでの無償資金協力をめぐり、「害務省のODA管理にまたほころび」「害務省の風土や文化の問題」「なぜ、害務省は相手に喜んでもらうことを考えないのか(抜粋)」などと辛口の言葉が並んでいた。短い文章に「害務省」という単語が17個(タイトルも含む)も入っていた。

 同OBは当時を振り返り、「河野氏は、外相経験もある河野洋平衆院議長(当時)の長男のため、省内も注目していたが、あのブログで心は離れた。河野氏は17年8月に外相に就任したが、周囲に当たり散らす態度が目立ち、うんざりした」と明かした。

 河野氏は「週刊文春」に官僚への高圧的言動を「パワハラ」と報じられたが、政策・施策の進め方にも疑問が出ている。

 官邸関係者は「河野氏は防衛相時代、新型迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』の配備計画を大した根回しもなく断念した。さらに、概算要求の時期、『これは必要ないよね?』と細かく削った。防衛省内にも怨嗟(えんさ)の声がある」と声をひそめる。

 こうしたなか、総裁選中盤で、「親中派」として知られる父の洋平氏が大株主、弟の二郎氏が社長を務める親族企業「日本端子」(神奈川県平塚市)と中国の関係が問題視された。

 霞が関では、「親族企業の問題は今後、野党やメディアの厳しい追及が予想されるため、『国会を乗り切れるのか』『来年の参院選まで政権が持つのか』『官邸と党の関係がどうなるか見えない』などとささやかれている」(官邸関係者)という。

 河野氏は26日のインターネット番組で、「日本端子」の問題について、「何か特定のために政治活動をゆがめるつもりは全くない」と強調した。

 他の総裁候補はどうか。

 名門・宏池会(岸田派)を率いる岸田氏は、祖父の代から政治家一家だが、父の文武氏は通産官僚から衆院議員になり、元大蔵官僚の宮澤喜一元首相も縁戚など、周囲に霞が関関係者が多い。

 岸田氏は今回、日本経済の再浮揚に向けた政策を披露したが、あくまで「財政健全化の旗は堅持する」方針だ。

 現役の財務官僚は「現実味のある政策が多く、やりやすい。エキセントリックなことは言わず、恐れは少ない」と“歓迎ムード”のようだ。

 「日本初の女性首相」を目指す高市氏についてはどうか。財務官僚は続ける。

 「政策通で国会答弁に心配はない。出馬会見でも、一部記者の不規則発言をいなしていた。ただ、将来の『情報通信省』設置構想など、『改革』が旗印で、事務方は付いていくのが大変だろう」

野田氏については、「姉御肌で、十分な人生経験も積み、視野が広いという印象だ。年金や財政問題では鋭く斬り込んでいるが、外交・安全保障はいまひとつ。野田氏を支える現場は困るだろう」という。

 ■八幡氏「官僚との相性」分析

 

 「日本列島改造論」を掲げて猛進していた角栄氏の時代とは違うが、現在の霞が関官僚の実態はどうなのか。

 元通産官僚で評論家の八幡和郎氏は「官僚の基本心理は、『改革に向けて引っ張ってくれるトップリーダーを求めるタイプ』か、『余計なことは言われたくないタイプ』の大きく2つだ」といい、4候補と官僚の相性を次のように考察した。

 「河野氏は、官僚と方針が一致するときは頼りになるが、違う意見になると聞かない一面がある。これでは、官僚は精神衛生上、良くない。『パワハラまがいの物言いは止める』と明確に言わない限り、行政機構が腐ってしまう。岸田氏は、外交交渉では能力を発揮したが、官僚が新たな政策に挑戦したいときに引っ張ってくれるのか、一抹の不安がある」

 さらに、続けた。

 「高市氏は法律の理解力が高いだけでなく、自ら立案して提案する力がある。官僚と無理な議論をせず、距離感にも優れている。霞が関の評判は極めていい。野田氏は人柄がよく、理解力もあると評価されている。霞が関官僚にとって、やりにくい人ではない」