安倍晋三氏を支持し支える会

安倍晋三氏を支持、応援し、時にはダメ出しを行い、より良い日本となるように考えて書きます。

結局は東京都民がノー天なだけ、青島⇒石原⇒猪瀬⇒桝添⇒小池・・・・、ムードで選挙すべきで無い

2017-10-30 05:54:36 | 意見発表

東京都民の選挙行動は風にながされ。ムードで動き、ドンとか頭の黒いネズミも放置した。石原知事などは週休4日などとも言われ放任都政だった地言われています。

舛添も私物化していて見苦しい限るです。

今度も小池旋風に東京都民が呑まれるのでは無いかと心配した。

小池氏には、最初から最後までマスコミの質問は「国政に出るのですか」という質問でした。「出ないと言っているじゃないですか」と答えても誰も信用しなかったのです。これほど信用がない人はいなかったと思います。

小池氏が国政に出ることを諦めたのは何時だと思いますか?

三都会議後の記者会見で「松井氏は「3知事で意見が一致して連携をやろうじゃないかとなっているとき、誰かが立候補したら、3都物語そのものがうそだったということになる」と述べ、小池氏の出馬を牽(けん)制(せい)した。」この発言だったと思います。

この時、小池知事の顔から笑みが消え放心状態になりました。これは出ないなと想像されましたが、それでもマスコミは出馬を警戒していました。菅幹事長や、小泉進次郎氏が挑発もしていました。早く出ておいでと・・・

もし出たら、それこそ総攻撃を受けたことでしょう。

小池氏は、最後まで情勢を見て出ることを考えていたと思われます。決して、不出馬の断言をしなかったのです。それと、その発言がもう何を言っても信用されなくなっていたのです。あれほど信用を無くした政治家を見たのは初めてです。政治家の面汚しと思います。

 

都会談後

三都物語 微妙な距離感 松井氏と小池氏、目も合わせず

小池百合子・東京都知事、松井一郎・大阪府知事、大村秀章・愛知県知事が会見。話す小池知事(左)と、下を向く大村知事(中央)、上を向く松井知事=30日夜、大阪市中央区(安元雄太撮影)小池百合子・東京都知事、松井一郎・大阪府知事、大村秀章・愛知県知事が会見。話す小池知事(左)と、下を向く大村知事(中央)、上を向く松井知事=30日夜、大阪市中央区(安元雄太撮影)
 

 日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事は30日、新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事、大村秀章愛知県知事と大阪市内のホテルで開いた共通政策「三都物語」に関する記者会見で、笑みを浮かべながら写真撮影に応じた。しかし質疑では、松井氏と小池氏との間にすきま風が吹く場面も。衆院選で候補者調整や政策の一致を打ち出す維新と希望の党だが、党首間の関係は微妙のようだ

 松井氏は会見中、ずっと前を見つめ、小池氏と目を合わせることはほとんどなかった。3大都市の共通政策という新たな試みを発表する華やかな機会とは対照的に、松井氏はいつものように淡々と質問に答える姿が目立った。

 質疑では、衆院選での協力に関して小池氏が「連携」を明言したのに対し、松井氏は「最大限、配慮しようと約束できた」と言葉を選んだ。また、共通政策が党としての合意かと問われると、小池氏は「党の公約に入れ込んでいきたい」と維新との協調姿勢をアピール。これに対し松井氏は「維新としては6年間やり続けている」と語り、両党が掲げる“改革”の先駆者が維新であることを強調するなど、松井氏と小池氏の温度差が垣間見えた。

 衆院選への出馬を問われた場面では、去就が注目される小池氏が「仲間を募って(国政に)送り出したい」などと質問をかわすと松井氏は「3知事で意見が一致して連携をやろうじゃないかとなっているとき、誰かが立候補したら、3都物語そのものがうそだったということになる」と述べ、小池氏の出馬を牽(けん)制(せい)した。

 小池氏の出馬は希望の党の獲得議席を左右する衆院選の注目点となっている。こうした状況を知ってか知らずか松井氏はこう付け加えた。

 「僕は大阪の事情もありますから、そういうことはあり得ない。総選挙に出ることはありません」

 

選:「小池ファーストなだけ」 都民フ支持者そっぽ

2017/10/22
 東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に、なぜ1票を託せなかったのか。7月の都議選で小池氏が率いた地域政党「都民ファーストの会」に投票し自民を大敗させながら、今回は希望に入れなかった都内の10人に尋ねると、「反自民」の受け皿を別に求めたり、安定を求め自民を選択したりした有権者たちの姿が浮かんだ。

 「都知事は踏み台で、狙いは国政だったのか」。文京区の男性会社員(51)は新党結成後の小池氏の発言に憤る。「(公認候補を選別する際に使った)『排除』という言葉は(安倍晋三首相が都議選の街頭演説で発した)『こんな人たち』とイコール。あまりにもおごっている」と言い、今回は「安倍政権が長続きするのは不気味だ」と立憲に投じた。

 「希望へ入れようか最後まで迷った」と話した文京区の無職女性(75)は「選挙で勝つためだけに作ったように思えた。党としての考えも分からないことだらけなので、ためらった」。一方、「立場が分かりやすいから」と選んだのは、立憲だった。同じく立憲に投じた世田谷区の主婦(48)も「憲法や安保法制で自民と希望の違いがよく分からなかった」と首をひねり、「都政に集中して都民の生活を良くしてほしい」と小池氏に注文した。

 世田谷区の男性会社員(34)は「都議会の古くさい自民の政治を打破してほしい」と都議選では都民フに期待した。だが、今回は「(小池氏)本人も出馬していないし、(選挙の構図が)分かりにくい」。北朝鮮情勢を考慮し、安定政権が必要との思いから自民に入れたという。

 小池氏が衆院議員時代に地盤とした豊島区の男性会社員(42)も「都知事選のときは小池さんの言っていることが一番まともだと思った。でも最近の言動を見ていると『自分ファースト』なのではと感じる」と批判。「自分の主張に近い」と感じて自民に投じた。

 豊島区のケアマネジャーの女性(52)も「小池さんは豊洲市場も東京五輪も全然問題を解決していない」と指摘し、今回は「実績のある党の候補にしようと思う」と自民に。小池氏の「決断力」に期待して都知事も託したが、現在は小池氏に「○」も「×」もつけられず、評価に迷っている。「今は、△になっちゃった」

東京都議選で都民ファーストの会に入れた都内の有権者、今回は……

<自民に投票>

会社員、男性(42) 小池さんは都政に専念すべきだったのではないか

無職、男性(75) 小池氏が国政に手を出すと思わなかった

ケアマネジャー、女性(52) 希望はバラバラで考えがまとまっていない

会社員、男性(34) 今政権を不安定にするのは北朝鮮の思うつぼだ

会社員、男性(46) 景気が良い状況を現政権に維持してもらいたい

<立憲に投票>

主婦(45) 希望は何をしようとしているのかさっぱり分からない

会社員、男性(51) 小池さんに失望した。都政をしっかりやってほしい

無職、女性(75) 立憲は立場が分かりやすく自民に合流しないと思った

© 毎日新聞 報道陣の取材に応える希望の党の小池百合子代表=パリで2017年10月22日、賀有…

主婦(48) 憲法改正の必要がないと思っている。立憲は分かりやすい

建築業、女性(60) 小池さんがどう国のかじ取りをするのか見えなかった


日本維新の会の代表に橋下徹さんがなったら、自民党が安倍首相が首相で無くなったらー日本維新の会に

2017-10-29 16:59:27 | 意見発表

日本維新の会は衆院選で惨敗した感じになっているが、私は、自民党、安倍首相がいなければ、日本維新の会に入れたでしょう。

安倍首相を捨てるわけには行きません。このブログは「安倍首相を支える会」です。

松井代表も良いと思いますが私は1票しか持っていませんし、安倍首相を希望の党や、立憲民主党、には負けさせたたくは無いので、夫婦とも自民党に入れました。

昔、自民党が大敗した時は、自民党のいい加減さに、ちょっとお灸を据えたいと思ったら、政権がひっくり返ってやり過ぎやと反省したものです。

何年間も政権交代があるとは思いもよらなかったのです。

日本維新の会は与党にはなれないのではないでしょうか、それは大阪が発祥の地と思うからです。松井=大阪でしょう。

そう言う点では希望の党も同じでしょう。都民ファーストの政党でメインの党ににはする気はありません。

日本維新の会の代表に橋下徹さんがなったら、自民党が安倍首相が首相で無くなったら、日本維新の会に変わるかも知れません。

 

維新:党大会開催は決定 「代表選実施するか否か」決定へ

 衆院選の惨敗を受け、日本維新の会(代表・松井一郎大阪府知事)が代表選の実施を巡って揺れている。党を引っ張ってきた松井氏の続投を求める声が強いが、敗北の責任に対するけじめが必要だとの声もある。28日の常任役員会では、代表選を実施するかどうかを決める臨時党大会が、11月25日を軸に開催されることが決まった。結党から5年、一度も代表選を実施していない維新の不協和音は、どう収束するのか。

 「個人としては党員の皆さんの意見を聞きたい」。28日に大阪市内で開かれた常任役員会後、松井氏は党大会を開く意図について記者団に説明した。自身の代表選への立候補には「(代表選を)やるかやらないかは党員の声で決まる。党員の声を聞いて判断する」と述べるにとどまった。

 党規約によると、衆院選など大型選挙から45日以内に臨時党大会を開き、代表選を実施するかを決める。党所属国会議員と地方議員、首長らで構成する「特別党員」約400人による投票で過半数の賛成が必要だ。ただ、他党との合流や分裂を繰り返す中で党勢を拡大してきた経緯もあり、代表選を経ずにトップが交代してきた。

 結党時の代表は橋下徹大阪市長(当時)で、太陽の党(共同代表・石原慎太郎元東京都知事)との合流で石原氏に交代。国政に初挑戦した2012年衆院選は54議席を獲得し、うち大阪府内19小選挙区で12議席を得た。その後の離合集散で生まれた維新の党は、橋下氏と江田憲司衆院議員が共同代表に就いた。14年衆院選で41議席と減らしたが、責任問題には発展しなかった。

 日本維新の会に党名を戻した今回衆院選は、全国で11議席、大阪府内小選挙区で3議席と惨敗。大阪19区で3選を果たした丸山穂高衆院議員はツイッターで「松井代表が再選してもしなくても、代表選なしに前に進めない」と主張。丸山氏の一連の投稿に猛反発した橋下氏が、党の法律顧問を辞任する「場外乱闘」に発展した

日本維新の会常任役員会で、衆院選を振り返る松井一郎代表=大阪市中央区で2017年10月28日午後1時34分、望月亮一撮影© 毎日新聞
日本維新の会常任役員会で、衆院選を振り返る松井一郎代表=大阪市中央区で2017年…

 松井氏は「特別党員の声を尊重したい」と言うが、代表選になれば松井氏は立候補しない、との見方がある。「代表は松井氏以外に考えられない」(維新府議)という立場からは実施に慎重な意見が多い。看板政策の「大阪都構想」の実現に向けた議論が進む中、一連の経緯が「仲間割れ」と有権者に映ればマイナスにしかならないからだ。

 維新の混迷に、自民党府連幹部は「選挙結果を受けて代表選の話が上がるのは当たり前。それができないのは民主的な政党とは言えない」と冷ややか。公明党府本部関係者は「『都構想なんてやっている場合か』と自分たちの支援者からも言われる」と話す。【念佛明奈、藤顕一郎、椋田佳代】

 

 


大東建、ブーム一服で問われる真価 新規開拓が課題 ..都市圏では空き屋が多くなったと言う事です.

2017-10-26 20:18:00 | 意見発表

 

大東建、ブーム一服で問われる真価 新規開拓が課題 ...

https://www.nikkei.com/article/...1 日前

証券部 和田大蔵

2017/10/25 5:30
情報元
日本経済新聞 電子版

 賃貸アパート建設は15年の相続増税をきっかけに全国で広まり、16年の日銀のマイナス金利導入が拍車をかけた。だが金融庁によるアパートローンの監視強化など…

1.入居の需要が無いのに、土地持ちを、なんとかかんとか、家賃は35年の家賃保証が有るみたいに言って、どんどん建設してきたサブリース契約会社の営業策は問題があったのでは無いでしょうか。少子化で入居者は少なくなってきています。大東建託をはじめサブリース契約会社の事業は減少するのが当然です。

.都市圏では空き屋が多くなったと言う事です。そうなると当然家賃の切り下げの要求が出てきます。そうなると、ローンの返済が計画通りに行かなくなります。金利が高い昔だったら、破産ものです。

賃料の引き下げ要求に抗議すると、サブリース契約を破棄され、空き部屋の保証金も払われなくなるそうです。

3.私の義弟は借金が払えず、土地、アパートが競売になり、その余波を私も受けています。

4.大東建託はその賃貸事業をしている大東建物管理は営業力が無くて.空室のまま(空室は支払われる賃料が70%くらい安くなる)だと、ローン返済は更に出来なくなります。

大東建託・大東建物管理が儲かって、オーナーは泣いているそうです。

 

 


株は安倍政権の継続を見込み、確信し、歓迎していると見なします

2017-10-21 09:20:21 | 意見発表

 

「大いなる安定」いつまで 57年ぶり日経平均14連騰
世界株高、過度の楽観が火種

2017/10/21 2:00
 日本株への資金流入が続いている。20日の東京株式市場で日経平均株価が57年ぶりに14日連続で上昇した。世界景気が回復を強め、海外投資家が日本企業の業績拡大と株価の出遅れ感に着目して買っている。世界の株式市場で進む「グレートモデレーション(大いなる安定)」への安心感が株高を支える半面、過度の楽観にはリスクの火種も潜む。

 日経平均の14日連騰は過去1度だけ記録した連続上昇の最長日数で、今回その記録に並んだ。前回は高度経済成長期の1960年12月から61年1月にかけて記録し、日経平均の前身である「東証修正平均株価」が1287円から1403円まで9%上昇した。

 

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 しかし当時と比べると相場の雰囲気は大きく異なる。前回は池田勇人内閣が「国民所得倍増計画」を打ち出して実質国内総生産(GDP)は13%伸びていた局面だが、今年のGDPの伸びは1%台の見通しだ。今回の14日間の日経平均の上昇率は5%にとどまり、株高の高揚感は乏しい。

 なぜ「緩慢だが息の長い株高」が実現しているのか。世界経済は回復しているが、成長率は3%台と2000年代半ばの5%台に比べ低い。各国の金利は低位で、日銀をはじめ中銀の多くは金融緩和を続けている。低金利と行き場を失うマネーが世界株を押し上げ、にじみ出すように日本株にも資金が向かっている。

 米運用会社ピムコのヨアヒム・フェルズ氏は「融資も生産も消費も過剰感はない」と分析。米国が今後1年以内に景気後退に陥る確率を10%以下とみる。日本は19年1月、米国は19年7月まで景気拡大が続けば戦後最長を更新するが、世界の株式相場はそこまで景気拡大が続くとの期待を織り込んで上昇している。

 夏場からは米国などの経済指標が改善し、世界景気の熱も少しずつ高まってきた。これまでの「低温経済」から、2000年代半ばに経済が安定して成長した「グレートモデレーション」の局面にシフトするとの期待も出てきた。世界株の値動きの小ささは05~07年当時と似てきており、すでに株式市場は「大いなる安定」の様相をみせている。

 

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 世界景気の回復は海外で6割を稼ぐ日本企業には追い風だ。上場企業の17年度の経常利益は前年度比7%増の見通し。法人企業統計(大企業・全産業)によれば6年連続増益となり、60年度以降で最長を記録する。海外勢からは「業績の裏づけがあり、日本株は過去の右肩下がりには戻らないのではないか」(米運用会社ティー・ロウ・プライスのアーシバルド・シガネール氏)との声も出ている。

 投資尺度からみれば日本株はなお割安との見方が多い。株価が1株あたり純資産の何倍かを示すPBR(株価純資産倍率)は1.3倍。3倍近い米国株など他国を下回る。だが今後も一本調子の株高が続くかどうかは不透明だ。

 90年代までの高成長時代と違い先進国では高齢化の進展で労働力が不足してきた。産業のグローバル化やデジタル化が進んだ結果、企業の労働分配率が低下し、消費意欲が高まらない。中国など新興国の成長率も低下し、世界経済をけん引するには力不足だ。

 構造的に低成長から抜け出しにくくなった経済を金融緩和で無理に押し上げ続けようとすれば「市場の安定が投資家の慢心に変わりバブルを生みかねない」(みずほ総合研究所の高田創チーフエコノミスト)。すでに世界株の時価総額は80兆ドル(約9000兆円)超と世界のGDPを上回り、割高とされる水準だ。さらに日本株市場は日銀のETF(上場投資信託)買いが下値不安を遠ざけ、投資家にリスクを過小評価させている

 当時は永続するとの声もあった00年代半ばのグレートモデレーションは08年のリーマン・ショックで幕を閉じた。57年ぶりの連騰記録の陰で、株価は不安定になりやすい局面にさしかかっている。

(編集委員 松崎雄典)

 

■グレートモデレーションとは
▽…2000年代半ばから08年のリーマン・ショックに至るまでの間、株式や債券などの資産価格の変動幅が低下し、市場全体が安定した時期を指す。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ理事(当時)が04年にこのタイトルで講演したことで有名になった。
▽…こうした状況を生み出す背景にあったのが世界経済の緩やかな成長とインフレ率の低位安定の併存だ。ただ安定は永遠に続かない。世界各国の中央銀行による緩和的な金融政策と市場の安定は世界の投資マネーが運用リスクをとりすぎる状況を促し、リーマン・ショックにつながった。
▽…投資家の心理を測る指標とされ、米国株の予想変動率を示す米VIXは10月に入って9.19まで低下し、23年10カ月ぶりに過去最低を更新した。日経平均株価の予想変動率を示す日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)も同じように低水準で推移している。株式相場の低変動の状態が長期間続いているため、市場ではその反動を警戒する声も一部で出始めている。


AIはすばらしい―英語が話せない日本人でも話が通じるようになるー通訳はメカにお任せ 

2017-10-20 16:13:38 | 意見発表

日本人は、外国から侵略されること無く、アジアの片隅で平和に過ごしてきた。話し言葉は日本語だけで済んだ。

このことが国際化する中で、日本人は外国人と話が出来ない国民になってきた。国辱的な最大の弱点です。

私も10年以上英語を学んできたが、話せないでいる。

英語の勉強は、辞書を引くことで日本語の勉強に役立ったと思っている。

しかし、映画を見て、字幕無しで映画は見たいものです。

そう言う日本人の弱点をA!が解決してくれそうです。

翻訳機を使って外人と話している内にだんだんと英語で話せるようになるのでは無いでしょうか。

AIは囲碁の勝負で世界の名人を負かせるようになったが、そのAIに百戦線百勝したAIが出てきたそうです。

AIは何処まで進化するのでしょうか。

将来、AIに職を奪われるという話もあります。

私の希望はAIで裁判をして欲しいと思います。

 

通訳はメカにお任せ 富士通やNEC、TOEIC800点級

2017/10/20 11:24
情報元
日本経済新聞 電子版
 

 訪日外国人が年間2千万人を超える中、英語などを自動で通訳する機器が登場している。NECは小型の通訳端末を発売し、富士通は病院向けの端末を開発した。人工知能(AI)の進化などで、実力は英語能力テストのTOEIC(990点満点)で「800点レベル」と折り紙つき。2020年の東京五輪に向けて、通訳端末が活躍する機会が増えそうだ。

 

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 NECは18年1月、日英中韓の4カ国語に対応した小型の通訳端末を発売する。端末に話しかけるだけで、文章と音声で通訳してくれる。2月に開催された「東京マラソン」でも警備担当者が試験的に利用した。

 家電量販店や百貨店では訪日外国人が増えており、こうした店頭での利用を想定。価格は5万円で、月額3000円で利用できる。

 富士通は病院向けに小型の自動通訳端末を18年度中に発売する。名札型の端末を胸元に着けたまま翻訳できるため、医師が問診しながら外国人の患者と会話できる。医療機関で頻繁に使われる言葉にも対応し、「頭がずきずきする」といった内容であれば2秒以内に翻訳できる。

 同社は電話の会話を通訳するシステムを開発した。日本語と英語に対応し、固定電話につないだパソコンの画面上に翻訳された文字が表示される。

 自動通訳システムは英語や韓国語などの外国語の音声を認識し、文章や音声で日本語に変換する。クラウドにある翻訳エンジンを活用するが、これまでは試験運用にとどまっていた。音声認識システムの精度が向上してきたほか、高速通信網の整備でタイムラグがほとんどなく、自然な会話のように通訳できるようになった。

 富士通やNECなどが使う翻訳エンジンは総務省所管の情報通信研究機構(NICT)が開発する。6月から翻訳にAIを導入したこともあり、日常会話には問題のない「TOEICで800点以上の水準になっている」(NICT)。

 パナソニックは16年末に発売した「メガホンヤク」と呼ぶメガホン型翻訳機の受注を拡大している。成田空港や東京地下鉄(東京メトロ)で利用が始まった。災害など緊急時に旅客を誘導する用途を意識し、「電車が遅れています」などの日本語を英中韓の3カ国語の音声で伝えられる。

 翻訳はインターネットを介さず、製品内部のデータベースに基づいて行う。翻訳できる語彙に制限があるものの、危険情報などの外国語をスピーカーから明瞭に発声できる。

 自動通訳システムの多くはインターネットを介するため、今後はスマートフォン(スマホ)やAIスピーカーといった身近な端末でも利用できる見通し。小売店や病院だけでなく、観光地といった様々な場所で外国人と気軽に会話できるようになりそうだ。」

 


「森友・加計徹底検証」(小川栄太郎) ・・朝日新聞はいかなる謀略を展開したか

2017-10-19 08:59:35 | 意見発表

今日の新聞の本の公告が有った

·        「本当は何が問題だったのか? 明かされる真相」ーこのままでは国の存在が危うくなる!
朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪  飛鳥新社

·        ”スクープは”こうして”ねつ造”された
「森友・加計徹底検証」(小川栄太郎)
別々の問題をまったく同じ手法で事件化する「虚報の連鎖」
第一章 報道犯罪としての森友学園
第二章 籠池激情ー喜劇と悲劇
第三章 森友問題の核心・・・九億六万円hなぜ一億三千万円になったのか
第四章 加計学園・・・朝日新聞はいかなる謀略を展開したか
第五章 加計問題の真相に迫る

内容紹介

・150日以上におよぶ「安倍叩き」の異常な扇動

・朝日新聞は「安倍政権スキャンダル」をどう仕立て、政権はこの不毛な仕掛けにいかにはまり込んでしまったのか?

・ニュースが全く伝えず、むしろ意図的に隠蔽された「真の森友・加計問題」がわかる!

・時系列の客観的検証と数多くの取材に基づく、ファクトベースの「報道犯罪」告発

内容(「BOOK」データベースより)

“スクープ”はこうしてねつ造された。本当は何が問題だったのか?―明かされる真相。


首相が不在者投票 衆院選「日本の未来決める」 森加計問題は朝日の捏造

2017-10-19 06:58:51 | 意見発表

日本経済新聞

2017年10月19日(木)
電子版/新聞 お申し込み

首相が不在者投票 

2017/10/18 11:21 日本経済新聞
 
都内の千代田区役所で衆院選の不在者投票をする安倍晋三首相(18日午前)

都内の千代田区役所で衆院選の不在者投票をする安倍晋三首相(18日午前)

 安倍晋三首相は18日午前、都内の千代田区役所で不在者投票をした。投票後、記者団に「この選挙は日本の未来を決める選挙だ。今後もひたむきに誠実に政策を訴えていきたい」と語った。不在者投票は住民登録地以外でも投票できる制度。首相は山口4区から立候補しており、昨年の参院選でも不在者投票をしている。

タイムライン

  • 2.希望の党は小池氏の横暴、独裁ぶりが見えた。細野、前原、若狭を無視していた。日本男児の哀れさが見えた。

  • 3.今日の新聞の本の公告が有った

  • 「本当は何が問題だったのか? 明かされる真相」ーこのままでは国の存在が危うくなる!
    朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪
      飛鳥新社

  • ”スクープは”こうして”ねつ造”された
    「森友・加計徹底検証」(小川栄太郎)
    別々の問題をまったく同じ手法で事件化する「虚報の連鎖」
    第一章 報道犯罪としての森友学園
    第二章
     籠池激情ー喜劇と悲劇
    第三章 森友問題の核心・・・九億六万円hなぜ一億三千万円になったのか
    第四章 加計学園・・・朝日新聞はいかなる謀略を展開したか
    第五章 加計問題の真相に迫る

  •  


希望の党は名の通り、望みが無かった党と考えます―党名判断から

2017-10-18 15:11:43 | 意見発表

小池氏が「希望の党」と言う党名を2月に登録し、解散後に党首を名乗って立ち上げ、民進党が分裂してその主流が加わって選挙戦を戦っています。

そこに、小池旋風が吹くかと思われたが、一瞬ブームが起きそうな気配を見せたが、おごり、独裁、東京都政の不始末(何も決めていない)・・・等々が本性明るみになって、離反者もでています。

希望と一線 立憲民主なぜ勢い | 2017/10/17(火) 18:32 - Yahoo!ニュース

21 時間前 - 衆院選で野党各党が苦戦する中、勢いを保っている立憲民主党。民進党から希望の党に合流しなかった枝野代表の行動に好感か。

一方、自民に公明を加えた与党は300議席超をうかがう勢い。」
 
と言う情勢で、希望の党に参加した元民進党員(コウモリ軍団)を慌てさせていることでしょう。多分大敗することでしょう。
 
希望の党で希望が見いだせなかったと言うことになります。
一体どうしたのでしょう。
 
希望の「希」の字をしらべると
「デジタル大辞泉の解説

き【希】[漢字項目]

 
[音](漢) ケ(呉) [訓]まれ ねがう こいねがう
学習漢字]4年

めったにない。「希少希代(きだい)古希
ねがう。「希求希望
(「稀(き)」の代用字)濃度が薄い。「希釈希薄希塩酸
これから。考えると「希」は「稀(まれ)」から出て、滅多に無い事を意味し、希望と言う事は何が無いかと言えば「のぞみ」が無いことを意味し、そこから、望みを求めることになり、「希望」となると考えられます。
 
と言う事は、希望の党は見込みが無い党、望が無い党と言う事が出来ます。
そう考えると「希望の党」は名前が悪かった党と言えます。
では希望がある党はどうなるのでしょうか。その反対は「有望」という言葉になるのではないでしょうか。
 
小池氏によって、今後日本では「希望」は縁起が良くない言葉になって行くと考えます。
小学生は習字で「希望」と書いていたと思うますがそれは「少望」と言う事になりかねませんので、「有望」とか「大望」「大志」とか言う方が良いのではないでしょうか。
 
つまり希望の党は名の通り、最初から名前から望みが無かったと考えます。
小池氏は「今、日本には希望は少ない」と言いましたが、この意味が分かりません。希望とはそこらの転がっているのでしょうか。
この、多い少ないというような言葉の使い方も可笑しいのでは無いかと考えています。
 
小池都知事に注文があります。カタカナ語を使って国民を煙に巻くのをやめて下さい。
国民に分かるように説明してこそ首相の在るべき姿では無いでしょうか。日本は高齢者が増えて行くのです。
対象を何処に於いていますか。高齢者にも分かるように話すべきです。
 
あの安倍首相も親切丁寧に国民に説明しますと言っています。
小池東京都知事が一番分かりずらい話をされていると思います。

野党は森友、加計問題を議論しろと言うが、その姿勢が国民から嫌われているのではないでしょうか

2017-10-14 04:59:01 | 意見発表

小池、前原、蓮舫、枝野…等々野党は「安倍一強を倒す」と言っていますが、安倍一強はいけないことなのでしょうか。

党首になったら、出来れば一強になりたいのではないですか。

野党は、学校法人森友学園への国有地売却や加計学園の獣医学部新設を巡る問題を議論しろと言うが、その姿勢が国民から嫌われているのではないでしょうか。

日本にはもっと議論すべきことが有るのではないでしょうか。

何時までやるのですか、

会計学では「重要性の原則」と言うのがあります。

重要性の原則 - 会計学を学ぼう!

financial.mook.to/accounting/02/kg/kg-k10.htm

重要性の原則とは 企業会計は定められた会計処理の方法に従い、できるだけ正確に行われるべきものですが、あまりにもに詳細すぎてしまうと会計データ自体が煩雑となり、重要な会計情報がそうでない会計情報に埋没してしまい ...」

この重要性の原則から考えるべきです。

政策を決定する時、必要なものと欲しいものがある場合、必要性をまず考え、その後余裕があれば欲しいもの考えればいいのです。

森かけ問題より重要なことはないのですか。加計問題の国会での審議は青山繁晴参議院議員の質問で前川氏の嘘が明らかです。前川氏は違法行為をしてやめさせられたのではないですか。青山議員の追求で十分です。

森友問題は、首相夫人をうまく取り込んで何とかしてやろうとした、その策略性をつくべきです。

会話を録音したりしていますが、そんな録音は証拠にならないようにすべきです。

録音する方は自分に都合の良いように発言をさせようとします。豊田真由子元議員の録音もわざとしくじって、わざと怒らせてはいなかったでしょうか。「あっ。今運転しているのでたたかないでください。」わざと怒らせた作為がありありです。録音する方の芝居があり、それを編集して意地悪くしたのが文春ではないでしょうか。

森友の役員は信用できる人ではありません。その言葉を真実として追及する民進党は分裂してしまったのです。

そのことから見ても民進党のもりかけ問題の追及は国民の支持を得ていないと言えます。

日本の安倍一強は、憲法改正のための3分の2の賛成票は必要です。

解散前は、三分の二を確保できて、憲法改正のチャンスだったのです。

日本憲法は簡単に改正されないようにアメリカが仕組だが憲法で、憲法作成に携わったアメリカ人がまだ改正しないで使っているのかと驚いているそうです。長年改正できずにいるのです。

安倍首相は9条に限らず憲法改正の道をつけたかったのです。

そのために、念のために国民に憲法改正の意見を聞くことにしたのです。

憲法改正には、内容によるでしょうが、公明党、希望の党、維新の党、こころの党、も賛成の様子、9条に自衛隊を追記する案が安倍首相の案ですが、それは最低の線の案で、私の案は9条全体を組み変えることです。

どう改正しても中国、韓国からは、その他の国にからも非難を受けるでしょう。

非難を受けない方法は、アメリカ、イギリス、ドイツ等の憲法を取り入れれば文句は出なくなるのではないでしょう。

もともと、憲法草案者は、憲法9条は書いてある通り、解釈なしの趣旨が憲法だったのです。選録も交戦権も持たないのです。ですから、自衛権さえ求めていないのですが、日本の憲法には自衛権もなかったのです。

「警察予備隊 けいさつよびたいブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

1950年8月 10日の警察予備隊令によって,「わが国の平和と秩序を維持し,公共の福祉を保障するのに必要な限度内で,国家地方警察及び自治体警察の警察力を補うため」創設された警察隊。朝鮮戦争を契機に,占領軍の要請のもとに創設された。警察予備隊の警察官の定員は7万 5000人で,総理府に属し,内閣総理大臣の命を受けて行動するものとされた。 52年の保安庁法により保安隊改編され,さらに 54年の自衛隊法により自衛隊に再改編された。警察予備隊の創設とともに憲法9条違反性が問題となり,日本社会党を代表して鈴木茂三郎が原告となって,警察予備隊の設置および維持に関する国の行為の無効確認を直接最高裁判所に求めたが,最高裁判所は,具体的事件を離れて抽象的に法律,命令等の合憲性を判断する権限はないとして,訴えを却下した (最判 1952.10.8.民集6巻9号 783) 。」

 

 この、憲法としては自衛権すらない憲法で、基本的問題に欠陥が或る憲法、それを解釈解釈でやってきた…そのことはいけんことではないでしょうか。

日本の欠陥憲法を、世界の憲法、特にアメリカやスイスの憲法を取り入れて改正すべきです。

 それを可能にするためには、改憲すべきです。

上記のように日本憲法は欠陥憲法(ですから、日本の憲法は世界で好評です。しかし、決して自国には取り入れません。自衛力さえ持てなくしている憲法は欠陥憲法です。安倍首相はそこを何とかしようとしているのです。

スイスだって中立国と言いつ軍隊をもって、道路が滑走路になっているのです。

戦後、改憲の動きがあったでしょうが、武力を持つべきではないという間違った考え(そこが外国から見たら大いに歓迎するところで、日本の憲法は歓迎されていますが・・・私は馬鹿にされていると思います)が日本には多くて、その日本人はプラカードをもって安倍首相の演説を妨害し邸ます。それって戦争を仕掛けているのでは無いでしょうか。

 日本は、世界から褒められる憲法であるべきではありません。嫌われるくらいが正しいと思います。

世界の国と同じ、自衛権を持ち、世界の平和に貢献する軍隊を持つ国であるべきです。

その憲法改正ができるのは安倍一強しかいないのです。

尖閣諸島や国境線に危険がはらみ、北方4島を侵略され、竹島を侵略され、今や沖縄も狙われている、ポジティブリストの自衛隊、ネガティブリストの外国軍隊との戦争では、横綱と小学生の相撲くらいの開きになり、正常に戦えるものではありません。

安倍一強悪いこともあるでしょうが、大きな改革のは必要で、主こそそれをやるチャンスです。

野党の安倍つぶしは、良い政策を出して政策で勝負して欲しい。

例え、小池ブームで小池首相が出たら、1年は持たないのでは無いでしょうか

蓮舫氏の応援演説に来たら、裏目に出ると思います。

 

  • 蓮舫「民進党は安倍一強を倒すためにあります。加計 ...- …

    netgeek.biz/archives/97743

    見どころは15:56から。 蓮舫「何度も申し上げてますけど、安倍総理、安倍内閣一強は断じて許されない。この思いは去年の参議院選挙から与野党は共有しています。しかも最近、政府の傲慢な姿勢、あるいは国民の疑問に対して全く ...

  • 野党はこぞって安倍一強を倒すと言っていますが、なぜ安倍 ...

    https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/...

    2017/10/10 · 野党はこぞって安倍一強を倒すと言っていますが、なぜ安倍総理が強いかと言うと、それは良い仕事をしているからでしょう。 党利党略で国民にとって良い総理の足を引っ張る野党は、国民にとっては百害あって一利無しでは ...

  • 冨永 格 on Twitter: "首相に望ましい人物は「小池代表が …

    https://twitter.com/tanutinn/status/916291161655873536

    首相に望ましい人物は「小池代表が出ないなら安倍晋三さん」と…小池党首ご本人が「安倍一強を倒す」と言ってる時に、何考えてんだか(笑) http://www ...

  • ほりぐち on Twitter: "小池都知事「安倍一強を倒す。」 …

    https://twitter.com/mstk_horiguchi/status/916908439233716225

    小池都知事「安倍一強を倒す。」 記者「ならば立憲民主党に対立を出さない選択肢もあったと思うが」 小池都知事「フェアウェイど真ん中を歩いている」 記者「野党票が割れるとの懸念は」 小池都知事「私はそんな中でも知事として ...

  • 安倍一強」を支えているのはお前だ蓮舫(笑):トラネコ …

    ryotaroneko.ti-da.net/e9629929.html

    「批判から提案」はどこへ、蓮舫代表が「全てのベースは安倍一強を倒すことにある」と強調民進党の蓮舫代表が6月8日の記者会見で、「全てのベースは安倍一強を倒す」と明言し改めて政権打倒への強い意思を示していました。蓮舫 ...


コリア実況中継!アイコラ拡散 下劣な韓国・国家情報院の世論操作が発覚 反日主導の教授にカネ提供も

2017-10-13 22:12:51 | 意見発表

 

2017.10.13 07:00更新

【コリア実況中継!】
アイコラ拡散…下劣な韓国・国家情報院の世論操作が発覚 「反日」主導の教授にカネ提供も

 

9月、大統領退任後に設けたソウル市内の事務所に向かう李明博元大統領。在任中に国家情報院が行った不正工作への関与を否定している(聯合=共同)9月、大統領退任後に設けたソウル市内の事務所に向かう李明博元大統領。在任中に国家情報院が行った不正工作への関与を否定している(聯合=共同)
 
 ネットニュースにぶら下がるコメント欄が、実は権力機関の意のままに改竄(かいざん)されていたら-。韓国で保守政権の李明博(イ・ミョンバク)元大統領時代(在任2008~13年)に行われた国家情報機関による世論操作の全貌が、文在寅(ムン・ジェイン)現政権下の調査で判明しつつあるネット記事への反応・コメントを意味する「デックル」を組織的に書き込み、世論を誘導する「デックル部隊」に民間人3500人を動員。竹島問題で「独島(韓国の竹島呼称)の守り人」と称され反日運動を主導してきた名物教授への金銭供与などなりふり構わない情報工作が明らかになり、「インターネット先進国」を誇ってきた韓国社会に衝撃を与えている。(外信部 時吉達也)

 熾烈な選挙戦の裏で

 「大統領は誰でもできる仕事じゃない。文在寅にやらせるくらいなら、犬や牛に任せておけ」「文在寅の主人は盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領じゃない。金正日(キム・ジョンイル)だ」。

 朴槿恵(パク・クネ)前大統領が文氏ら左派勢力に競り勝ち当選した12年大統領選。朴氏の支持を訴えたこうしたコメントは、「デックル部隊」の手によるものだった。

9月、大統領退任後に設けたソウル市内の事務所に向かう李明博元大統領。在任中に国家情報院が行った不正工作への関与を否定している(聯合=共同)

 

 

 情報機関である国家情報院(国情院)の内部調査によると、世論操作に協力し、報酬を得ていた者には主婦や学生のほか、テレビ局職員や大企業幹部なども含まれていた。約30のチームで各種サイトを分担したデックル部隊には月額計2億5000万ウォン(約2500万円)もの予算が割り当てられ、参加者には成果報酬として5万~100万ウォンが支払われたという。熾烈(しれつ)な選挙戦が繰り広げられた12年には、総額30億ウォンが世論操作費用に消えていった。

 部隊を指揮したのは、国情院の「心理戦団」の職員だった。本来は北朝鮮による情報工作に対処する部署だが、保守政権の下、逆に積極的に工作活動を仕掛けていった。

 「反日」で有名

 民間に支払われた報酬の領収書の束に、ひときわ目を引く名前があった。徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授。竹島問題や日本海呼称問題など、各種の反日運動を主導してきた人物だ。

 最近では戦時中の朝鮮人徴用工問題をめぐり、映画の舞台にもなった軍艦島(端島・長崎市)を「地獄島」と表現する反日広告の発表にも参画。米ニューヨークのタイムズスクエアの電光掲示板に表示した広告映像で、軍艦島とは無関係の写真を使用し、謝罪に追い込まれる問題を起こしたばかりだった。

 国情院の職員は内部調査に対し「数回にわたり、徐教授に報酬を200万ウォンずつ渡した」と証言した。

9月、大統領退任後に設けたソウル市内の事務所に向かう李明博元大統領。在任中に国家情報院が行った不正工作への関与を否定している(聯合=共同)

 

 徐教授は報道が流れた直後、自身のSNSで「事実無根だ。国情院の職員と連絡はとっていたが、金をもらった事実はない」と全面的に否定。その後、韓国メディアに対し「支援を受け、領収書に署名したことはある」と説明を変遷させ、国情院から受け取っていたのは、デックル部隊とは別の案件での報酬だったと釈明している。

 韓国人の「反日」アイデンティティーを絶えず刺激し続けてきた徐氏。真相解明は検察が進めている捜査に委ねられるが、国家に利用された揚げ句、結果として国民から総スカンを食らう事態になったとすれば、どこか哀れみを感じさせる。

 政権批判でリスト入り

 李明博政権に少しでも批判的な発言を残すことは、「ブラックリスト」入りを意味した。映画監督、俳優、歌手…。国情院が作成した、82人の氏名が記載されたリストも今回の内部調査で明らかになった。映画や歌番組に起用しようとすれば、関係企業への税務調査をちらつかせたり、視聴者を装って番組スポンサーに大量の抗議メールを送ったりしたという。

 成人向けグラビアとアイドルの顔を組み合わせる合成写真、通称「アイコラ」。国家情報機関は、そんな幼稚な手法による誹謗(ひぼう)中傷にも取り組んだ。「共和国人民俳優 ○○と××主演 “肉体関係”」。絡み合う裸の男女に、左派の立場から政治的発言を行ったため「リスト」入りした俳優と女優の顔写真を組み合わせ、ネット上に拡散させた。

 

 

 「それこそ匿名掲示板のクズどもの仕業だと思っていた。まさか国情院が関わっていたとは…」。アイコラの被害者で、李明博政権発足以降8年間にわたりテレビドラマから姿を消していた俳優、文盛瑾(ムン・ソングン)氏は憤りを隠さない。

 

 国情院の内部調査を受け、検察は捜査を本格化。「心理戦団」の団長を務めた幹部職員など、関係者の逮捕、起訴が相次いでいる。

 

 「市民の税金で民主主義の基礎を破壊するとは、『国家機関の仮面を被った犯罪集団』といっても過言ではない」。左派の京郷新聞は社説で、国情院や李明博元大統領に対する徹底した真相究明を要求。一方、保守系のメディアや野党からは、文在寅政権誕生まで長らく不遇の時代を過ごした左派が、「積弊清算」の美名の下に政治報復に乗り出していると批判を強めている。

 

 国家情報院 韓国の大統領直属の情報機関。1961年に創設された韓国中央情報部が前身。当時は米国の中央情報局(CIA)になぞらえてKCIAと呼ばれ、秘密工作活動に従事した。後に大統領となる金大中(キム・デジュン)氏拉致事件(73年)について、韓国政府の調査機関はKCIAの組織的犯行と結論づけている。99年の組織改編で現在の名称に変更された

 

 

 

 


与党300議席に迫る勢い---自民、単独安定多数も 希望は選挙区で苦戦ー安倍首相は世界一の首相だ

2017-10-12 13:35:45 | 意見発表

今回の選挙は小池旋風が吹くかどうかでした。

旋風は根拠の無い熱狂、ムードで、それは民主主義の落ち度でもあります。衆愚政治になる事があるのです。

トランプ大統領はアメリカファーストでそのムードを盛り上げたように思えますが、アメリカの階層で、置き去りにされている日陰の階層、ここに目をつけたので、ムードが消えても、底堅い支持層がいると言われています。

土井 たか子さんの時は

「総議席では自民党が過半数割れの比較第一党という結果となる。これは土井の個人的人気に支えられた面も大きく、土井ブームと評された(新人女性議員の当選が目立ったことと併せてマドンナブームとも)。この時の土井の言葉である「山が動いた」は名文句として有名になった。(与謝野晶子の詩「そぞろごと」冒頭「山の動く日来たる」をふまえている)

選挙後も社公民路線を維持し、与野党が逆転した参議院での主導権を握る。その皮切りとして女性初の参議院内閣首班指名を受ける(衆議院の優越により、首相には衆議院で指名された自民党総裁の海部俊樹が41年ぶりの両院協議会(不一致)を経て就任)。また、消費税廃止公約が参院選大勝の要因であったこともあり、消費税廃止法案を社会党・公明党連合の会民社党の4党で提出し、12月11日、参議院で可決・通過させた(衆議院で廃案)。

1990年の第39回総選挙でも「おたかさんブーム」は続き・・・」(ウィキペディアから転記)

この土井たか子さんのブーム(内容的には間違っていたと指摘できます)が今回も風が吹くのでは無いかと心配され、私も用心して小池批判をしてきました。

小池さんは土井ブームの再来を起こせる雰囲気がありました。解散が早くて十分な対策が取れなかったと言う事も言えます。安倍首相の小池氏の機先を制した戦術が見事に的中したと言うことが出来ます。

しかし、小池さんはそのブームを東京都知事選で使って成功し、その実績はまだ見えない。東京都議選でも使い、その指導ぶりは・・・不明朗、指導力無し、離反社の発生・・・で、東京都は小池知事になっても改善されていないで、放置されたままだと言う批判も出てきているのです。

そのことで、小池氏の化けの皮が国民に知れ渡ったのです。

策があれば、東京都知事選に立候補せずに、東京都都議選も、東京ファーストなど一地域に限定した政策を掲げること無く、希望の党を結成し党首として国政に出ればブームは起きていた可能性は有ったと思います。

小池氏は勝負師、戦略家と言われていますが、そして風を起こしましたが、その使い方を使うところ間違えたのです。

国民的には、早く小池の化けの皮をはがせて国難を救うことが出来たと言うべきです。

このまま行けば、小池旋風が自民党を助けたと、後生語り継がれ、馬鹿な小池の間違った戦略として語られる選挙になる事でしょう。

ブームで選挙をするのはやめて欲しいと思います。やはり日本を思う戦略で勝負して欲しいと思います。

小池氏は、首相になると世界で任期の首相になれる可能性はあったと思うが、今の日本、世界でも安倍首相は必要です。

将来、石破氏が首相となった時、小池さんに倒せるチャンスは出てくるかも知れませんが・・・・

法的にはどうなっているかは分かりませんが、再度、安倍首相の出番が出て首相になり、日本を救済される事が起きると私は予想します。

すずめも子育てちゅんです。

 

日本経済新聞

2017年10月12日(木)
Myニュース

与党300議席に迫る勢い 衆院選序盤情勢
自民、単独安定多数も 希望は選挙区で苦戦

2017/10/11 23:00
情報元
日本経済新聞 電子版
 日本経済新聞社は第48回衆院選について世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。それによると、衆院定数465議席のうち、自民、公明両党で300議席に迫る勢いだ。民だけでも安定多数の244議席を上回る見通しとなっている。小池百合子東京都知事が立ち上げた新党「希望の党」は選挙区で苦戦し、比例代表と合わせても70議席程度にとどまるとの結果になった。

 

 

 調査は10~11日に日経リサーチが電話で実施。小選挙区で28%、比例代表で19%が態度を決めておらず、22日の投票日まで流動的な要素は残る。

 公示前は定数475議席のうち290議席だった自民は、希望が勢いづけば大きく減らすとの見方があった。だが情勢調査で自民の議席獲得が「有力」または「優勢」となったのは、小選挙区(定数289)で約200議席、比例代表(同176)で約55議席だった。

 青森、富山、鳥取、島根、山口、徳島、宮崎の7県では全選挙区を独占する勢いを示した。劣勢とみられた東北や東京などでも有利な戦いを進めているようだ。衆院解散後に民進党が希望や立憲民主党などに分裂。野党の候補者を一本化できたのが約60選挙区にとどまったことは、自民を利することになりそうだ

 公明は公示前の34議席の確保にめどがつきそうだ。自民、公明を合わせ、衆院で与党がすべての常任委員長のポストを独占して安定的に運営できる「安定多数」を上回る勢いで、憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上の議席もうかがう

 首相は「与党で過半数の233議席」を勝敗ラインに掲げた。自民内では、自民単独で過半数を取れなければ首相の責任論が浮上するとの指摘もあったが、いずれのラインも上回りそうだ。

 公示前57議席の希望は、代表の小池氏が地盤とする東京でも全25選挙区のうち3議席。全国的にも民進出身者を中心に30議席弱と、選挙区での苦戦をうかがわせる結果だ。政権交代が可能な過半数からは遠く、比例代表を含めた約70議席からどこまで上積みできるかの勝負になりそうだ。

 立憲民主は民進出身者を軸に小選挙区で10議席超、比例代表で30議席超との結果で、公示前の15議席から伸ばし、第3党をうかがう勢いを示した。

 公示前は21議席だった共産党は20議席弱、14議席だった日本維新の会は地盤の大阪を中心に約10議席をそれぞれ取れそうだ。社民党は1議席を確保できそうだが、日本のこころの議席獲得は難しそうな気配だ。

 無所属では、希望に合流しなかった民進出身者を中心に、選挙区で30議席弱との結果になった。

 今回の衆院選は「自民・公明」「希望・維新」「立憲民主・共産・社民」の3極が争う構図で注目されている。

 調査結果では、自公が各選挙区で底堅さをみせる一方、希望の伸び悩みが浮き彫りとなった。共産などと協力する立憲民主が手堅く戦う様子もうかがえる。

 475だった衆院定数は465に減る。「1票の格差」を是正するため、小選挙区の定数を6県で各1減し、比例代表の定数も4減した。

 調査は日経リサーチが10~11日、乱数番号(RDD)方式により電話で全国の有権者約13万人を対象に実施し、約7万8千人から回答を得た。有効回答率は60.1%。

 【調査の方法】 調査は読売新聞社と協力して実施した。基礎データのみ両社で共有し、集計、分析、記事化はそれぞれが独自にした。

 有権者への電話は日経リサーチが10~11日、乱数番号(RDD)方式で無作為に選んだ全国の有権者13万229人を対象にかけた。全国で7万8285人から有効回答を得た。回答率は60.1%。

 政党別の獲得議席数は、過去の調査と投票結果との関係から予測モデルをつくり、シミュレーションで獲得する可能性のある議席の幅を推定した。この結果に全国の本社取材網による情勢判断を加えて最終的な予測議席数とした。


明治以前、世界が絶賛した日本の意外な「技術」とはーダイヤモンド・オンライン

2017-10-12 13:05:13 | 意見発表

日本人は良いところは伸ばし、悪いところは、それを知り努力して伸ばせ。

そんな記事がありました。

 

明治以前、世界が絶賛した日本の意外な「技術」とは

12日に地球接近の小惑星 撮影に成功
ハーバード大が授業で取り上げる「堀直虎」とはどんな人物か: デビッド・ハウエル教授© diamond デビッド・ハウエル教授

 

日本は「海外の文化をうまく取り入れて発展してきた国」という印象が強いが、ハーバード大学で日本史の授業を教えているデビッド・ハウエル教授は、それとは逆に日本が世界に影響を与えてきた歴史もあるという。明治時代以前、日本はどの分野で良い影響を世界に与えてきたのだろうか。そして、今後、日本が世界に貢献するための課題とは?前回に続き、ハウエル教授に聞いた。(2017年4月20日、ハーバード大学にてインタビュー)

明治以前の日本が世界に与えた影響

佐藤 日本は海外の文化をうまく取り入れて発展してきた国だとよく言われていますが、明治時代以前に、日本が世界に影響を与えた事例は何かないでしょうか。

ハウエル 漆器が最も有名ではないでしょうか。16世紀、ヨーロッパの学者は日本の物質文化に関心を示し、漆器の技術をこぞって研究しました。その技術は北アメリカや南アメリカまで伝播していったのです。2015年にボストン美術館で「メイド・イン・アメリカ:新世界がアジアと出会う」という特別展が開催されましたが、そこには、日本の漆器技術を取り入れてアメリカ大陸でつくられた漆器が数多く展示されていました。

佐藤 南アメリカまで、ですか。

ハウエル そうです。16世紀後半から17世紀前半にかけて来日したスペイン人が、日本から漆器を持ち帰り、その技術がスペイン領のメキシコやペルーにまで伝わったのです。さらに漆器技術はスペインからイギリス・フランスを経て、北アメリカへと伝播しました。ボストンでは多くの漆器がつくられ、漆器製造の中心地となりました。ご存じかもしれませんが、英語の「japan」は漆器を意味します。

 漆器だけではありません。16世紀、日本にやってきた宣教師や商人は、日本の豊かで洗練された文化に、感銘を受けました。17世紀に入って、日本が鎖国体制を取ると、日本を訪問することが難しくなった分、日本への興味はさらに増すことになりました。それは授業でも教えている『ジョン・セーリス日本航海記』(*1)からも明らかです。

佐藤 日本は技術と製品で世界に影響を与えてきたのですね。

ハウエル 漆器技術の他に思いつくのが、肥料製造技術です。18世紀後半から19世紀前半にかけて、多くの欧米の化学者や農業技術の専門家が、日本と中国で発達した肥料製造技術について研究しています。具体的には人間の排泄物を農業肥料として活用する技術です

 たとえばイギリスには、「人間の排泄物はとても良い肥料になることはわかっています。日本や中国と同じように、私たちも肥料として生かしましょう」と専門家が農家に手紙で呼びかけている記録が残っています。最終的にはうまくいきませんでしたが、アメリカでもヨーロッパでも、何とかして日本の肥料製造技術を真似して取り入れようとしていたことがうかがえます。

 現在、日本は先端技術に優れた国として世界から認識されていますが、江戸時代までは前近代的な国家だったという印象が強いのではないでしょうか。しかしながら、漆器技術、農業技術など、欧米よりもずっと進んでいた分野もあったのです。

佐藤 日本人の技術力を象徴する話として、日本では「反射炉」の話が有名です。江戸時代末期に、佐賀藩や薩摩藩などでは洋式の大砲を鋳造するために反射炉を作ろうとしたが、鎖国状態だったため外国から技術者を招聘できず、オランダの技術書のみを参考に日本人だけでつくってしまったという話です。なぜそのようなことが可能だったと思いますか。

(*1)ジョン・セーリスは、イギリス船として初めて日本に来航したイギリス東インド会社の貿易船「クローブ号」の船長。『日本航海記』は1611年4月18日英国ケント州ダウンズ港を出帆してより、1614年9月27日プリマスに帰帆するまでの航海および日本滞留日記。平戸に入港し、駿府、江戸において家康や秀忠に面会して、王の親書を奉呈し家康の返書、ならびに通商免許状と土産物を受けて帰国した。

ハウエル もちろん多くの試行錯誤を重ねたと思いますが、江戸時代末期、長い歴史を持つ日本には、すでに建築、製鉄、鋳造などの技術が蓄積されていました。特に鍛治技術や刀を製造する技術には卓越していたと思います。

 反射炉を建設する上で、日本にない技術がいくつか必要だったかもしれませんが、ほとんどの技術はすでに日本国内にあったのではないでしょうか。基礎があったからこそ、技術書だけで建設できたのだと思います。

 そうはいっても、私は「技術書があれば何とか建設できる」と考えて、実際につくってしまった当時の日本人は本当に素晴らしいと思います。

日本の強みと課題は何か

佐藤 日本の強みは何だと思いますか

ハウエル 日本の一番の強みは、日本人だと思います。日本の教育水準が著しく高いのは誰もが認めるところです。日本が豊かで平和な国家を築けたのも、教養ある国民がいたからです。

 歴史の長い日本には良いものがすべて残っています。現在、日本は1960年代、70年代の高度成長期で成功した経済成長モデルの転換期にありますが、私は日本の将来については極めて楽観的に考えています。これほどの国民がいれば、現在直面している課題も乗り切れると信じています。

佐藤 日本の課題は何だと思いますか。

ハウエル 日本の強みが日本人なら、日本の課題も日本人です。少子高齢化は大きな問題で、日本政府は遅かれ早かれ、移民政策を見直す必要に迫られると思います。

 人口の高齢化に伴い、看護師や介護士が圧倒的に不足しているにもかかわらず、インドネシアやフィリピンの人たちが日本で働きたいと思っても、日本語能力の問題で就労許可が出ず、長期間働くことができません。これはいずれ問題になってくると思います。彼ら、彼女らの助けなくしては、日本の高齢者に十分なケアを施すことができません。働き盛りの人が介護のために離職したり、休職したりするのは日本特有の現象ですが、これも日本の経済成長にとってはマイナスの影響を与えていると思います。

 それから、若者の内向き志向も問題です。もっと日本人の若者は海外で学んでほしいですね

佐藤 大学院のみならず、ハーバードカレッジで学ぶ日本人が増えるといいですね。

ハウエル もちろんです。中国や韓国からは多くの若者がハーバード大学に学びに来ているのに、日本人の若者はほとんどいません。しかも、日本人学生は、日本国外で育った人が多いのが特徴的です

 日本政府には、もっと学部生の海外留学を推奨してほしいですね。留学しても日本の社会でマイナスにならないような教育制度にすることが必要でしょう。また、日本企業には海外大学の卒業生を積極的に採用してほしいです。これらはとても小さなことですが、日本の将来にとって大きな意味を持つことです。

 日本の大学生は、学生時代の多くを「就職活動」に費やしますね。就活シーズンには、学業よりも就職活動を優先する傾向さえあります。その気持ちはわかるのですが、もう少し、気楽に考えられるといいなと思います

 私はこれまでプリンストン大学とハーバード大学で教員を務めてきましたが、両校の学生は特段、就職活動もしないのに、ほぼ希望通りの職業についている印象があります。そもそも就職活動をしなくては、という切迫感もありませんから、在学中は学業以外にも様々な活動に参加できるのです

佐藤 なぜアメリカの大学生はそれほど気楽に考えられるのでしょうか

ハウエル 彼らはとりあえずどこかでちょっと働いてみて、そのあとのことはそのとき考えよう、というスタンスなので、大学卒業時の「就活」については、気楽に考えられるのです

「大学を卒業したら何をしようかな。NPOで少し働いてもいいし、金融機関に就職してお金を稼いでもいいし、1年ぐらい海外に滞在してもいい。さて何をやろうか。そのあとは、大学院でもいこうかな」という感じなのです。つまり、「21歳や22歳で就職した会社が、自分の人生を決定しない」という考え方で、就職先を選びます

佐藤 日本が世界に貢献するのに取り組むべきことは何ですか。

ハウエル 歴史的に見ても、日本はガラパゴス化する傾向がありますから、できる限り「開国」してほしいですね

佐藤 現代の日本は、江戸時代に似ていると思いますか。

ハウエル そういう面もあります。日本を開かれた国にするか、それとも閉ざされた国にするのか。それを決めるのは政治的リーダーの役割ですが、今の状況は決して望ましいものではありません。現代の日本は私には「表面的には開いているように見えるけれども、実際は閉ざされている」ように見えます。実は、現在、アメリカも同様の問題を抱えていますが、それでは世界はよくなりません。

 日本人は明治のリーダーのように、もっとコスモポリタンになってほしいですね。

 明治のリーダーたちは本当に国際的だったと思います。積極的に欧米に留学しましたし、英語も堪能でした。北海道大学に留学していたとき、札幌農学校の英語の宿題の記録を見たことがありますが、当時の学生の英語力には感服した覚えがあります。外国人から英語を習う機会などほとんどなかったにもかかわらず、完璧な英語の作文を書いていたからです。明治の人たちがこれだけできたのだから、現代の日本人もその気になれば英語も話せるようになるし、コスモポリタンになることができると思います。

佐藤 なぜ世界中の人々がコスモポリタンになれば、世界はよりよくなるのですか。

ハウエル 人間には自分をよく見せたいという欲望がありますが、国家にも同じような欲望があります。ところが、他国にいい顔をするだけでは、自国の利益は守れません。そこに内向き志向が生まれ、対立が生まれます。ではどうすれば、お互いを利する関係を結べるのか。それには、人と人が交流して、互いに学び合うしかありません。実際に外国に滞在してみれば、外国の人たちの考え方や見方をよく理解できます。常識や偏見を超えて発想できるようになります。それがひいては自国も世界もよりよくすることにつながると私は信じています。

デビッド・ハウエル (David L. Howell)ハーバード大学教授。同大学東アジア言語文明学部長。専門は日本史。ハーバード大学では学部生を対象に日本史の授業「アジアの中の日本、世界の中の日本」を教える。特に江戸時代、明治時代の社会史に詳しい。著書に「ニシンの近代史―北海道漁業と日本資本主義」(岩田書院)がある。佐藤智恵(さとう・ちえ)1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。報道番組や音楽番組のディレクターとして7年間勤務した後、2000年退局。 2001年米コロンビア大学経営大学院修了(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局などを経て、2012年、作家/コンサルタントとして独立。コロンビア大学経営大学院入学面接官、TBSテレビ番組審議会委員、日本ユニシス株式会社社外取締役。主な著者に『世界のエリートの「失敗力」』(PHPビジネス新書)、『ハーバードでいちばん人気の国・日本』(PHP新書)、『スタンフォードでいちばん人気の授業』(幻冬舎)、最新刊は『ハーバード日本史教室』。佐藤智恵オフィシャルサイトはこちら

 


小池知事「密室政治」に批判も 顧問重用、幹部蚊帳の 外…

2017-10-12 06:17:50 | 意見発表

小池知事東京都だけでもぼろを出している。

密室政治の色濃いし、そう言う性格の人なのです。

  • youtubeから転記 

  • 音喜多都議の小池知事批判…安藤優子キャスター「ビック …

    blog.livedoor.jp/marafo/archives/4030089.html

    2017/10/04 · 音喜多都議の小池知事批判…安藤優子キャスター「ビックリ。一番そばで支えてきた人なのに…」 記事を全部読む エンタメ!ユーチューブ! タイマー付きユーチューブ ...

  • 菅長官、小池氏を批判「堂々と出馬宣言して政策論争を ...

     
    www.asahi.com/articles/ASKB53SDYKB...

    2017/10/05 · 菅長官、小池氏を批判「堂々と出馬宣言して政策論争を」 2017年10月5日12時16分 ... 菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、希望の党代表を務める小池百合子・東京都知事の衆院選への立候補について「国のことを思う ...

  • 音喜多駿都議“小池批判”で都民ファ離党も「これで何度目 ...

    www.excite.co.jp/News/politics_g/20171007/Asagei_90458.html

    2017/10/07 · 東京都議会の最大勢力で、小池百合子都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」から10月5日、音喜多駿、上田令子の両都議が離党した。二人は都庁で記者会見を開き、都民ファの党運営が不透明だとして「まさに...

  • 小池都知事を批判=石原氏 - 時事ドットコム:時事通信社 …

    https://www.jiji.com/jc/article?k=2017061500984&g=pol

    石原伸晃経済再生担当相は15日、自民党本部で開いた都議選関連の会合で小池百合子東京都知事について、「知事が政党をつくり言うことを聞く人間だけで都政を進めていく。賢人、哲人なら可能だが、普通の人間がやると大きな混乱 ...

  • 「知事こそブラックボックス」小池百合子都知事を自民党 …

    www.huffingtonpost.jp/2016/10/04/tokyo-mpa-koike_n...

    2016/10/04 · 東京都議会では10月4日午後、主要4会派(自民・公明・共産・民進)による代表質問が始まり、小池百合子知事はシンボルカラーの緑のスーツで初論戦に臨んだ。都知事選で真っ向から対立した都議会自民党からは幹事長の高木 ...

  • 小池知事「密室政治」に批判も 顧問重用、幹部蚊帳の …

    www.asahi.com/articles/ASK811DV3K70UTIL073.html

    2017/08/02 · 2日で就任から1年を迎える小池百合子・東京都知事は、自ら選んだブレーン14人を「都顧問」として重用してきた。ただ、都幹部らが知らないうちに決まる重要政策もあり、「密室政治」との批判が出ている。 「豊…

  • 小池都知事に批判続出 築地「女将さん会」怒りの声「無 …

    https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi...

    2017/10/06 · 希望の党の代表を務める小池百合子東京都知事に、東京・築地市場で働く女性による「築地女将さん会」が4日、怒りの声を上げた。都庁で記者会見を開き「移転問題がうやむや...

  • 動画】 鳥越俊太郎氏、生放送で小池百合子にマジ切れ ...

    blog.livedoor.jp/gunbird/archives/9307063.html

    2016/07/19 · 「バイキング」に19日、都知事選立候補者の中から野党統一候補のジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(76)、前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)、小池百合子元防衛相(64)の3候補が生出演した。その中で ...

  • 脳足りん桜井誠が批判する小池百合子の【移民政策】を …

    katokiyomaro.hatenablog.com/entry/2016/07/26/230016

    桜井誠が小池百合子の移民政策を激しく批判 筆者は東京都民でもないので特に関心は無かった都知事選だがおもしろいことが起こっている。 保守の本命候補である小池百合子を自称保守の泡沫候補である桜井誠が批判してSNSを ...

     

    【青山繁晴】小池百合子都知事に批判噴出も希望の党は …

    https://www.youtube.com/watch?v=r3VaFeFxoE4

    2017/10/07 · 【青山繁晴】小池百合子都知事に批判噴出も希望の党は独裁政党!枝野を騙し若狭勝は利用しているだけ!2017年10月 ... 気に入りましたらチャンネル登録お願いします https://www.youtube.com/channel/UCnd_...


【青山繁晴】小池百合子知事に批判噴出も希望の党は独裁政党! 枝野を騙し若狭勝は利用しているだけ

2017-10-12 05:39:55 | 意見発表

私は何が正しいのかを考えるとき、youtubeを見る。

そこには正義が書いて有ると思っている。

 


誰が首相になっても、総選挙後に必ず起こる「2つの重大な出来事」--リベラル派も大切にする必要がある・・・

2017-10-09 18:40:39 | 意見発表

 日本の

Photo by Getty Images

 
 

誰が首相になっても、総選挙後に必ず起こる「2つの重大な出来事」

『知ってはいけない』著者の警告

<自民・公明><希望・維新><立憲民主・共産・社民>という、「3極」の構図で争うことになったと報道される今度の総選挙。しかしどのような経緯をたどるにせよ、選挙後に私たちの目の前に姿を表すのは、<自民・公明・希望・維新>による巨大な保守連合体制である可能性が極めて高い。その結果、どんな事態が想定されるのか

「これから日本は非常に厳しい時代に入っていくが、たったひとつのことだけ守っていれば、充分に逆転のチャンスはある」――こう指摘するのは、ベストセラー『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の著者・矢部宏治氏である。「戦後日本」最大の曲がり角に直面したいま、私たちが考えておくべきこととは。

あまりにも奇怪だった「前原民進党・解党事件」

最近、本のPRをかねて、ラジオやネット番組にいくつか出演した。すると各番組のディレクターたちが、みな口をそろえて同じことを聞いてくるのである。

「矢部さん、いまいったい何が起きてるんですか? まったくわけがわからないんですが」

 

もちろん、前原誠司代表が9月28日に起こした「民進党・解党事件」のことである。長い日本の戦後政治においても、これほど奇怪な事件はあまり見つからないだろう。なにしろ、豊富な資金と全国組織をもつ野党第一党の党首が、事実上独断で、

① 目前に迫った衆議院選挙での、自党の候補者の公認をすべて取り消し、
② できたばかりの小規模政党(希望の党)の党首(小池百合子氏)に、その候補者たちを自由に「選別」する権利を与え、
③ 事実上、党を消滅させてしまったにもかかわらず、自分は100億円以上の政党助成金の分配権を握ったまま、代表の座にとどまり続ける

ということを突然決めてしまったのだから。

この出来事を、たとえば国外のメディアや知人に向けて合理的に説明できる人が、はたしてどれほどいるだろうか。

「野田民主党・自爆解散事件」との共通点

けれども実を言えば、私自身はあまり驚かなかった。なぜならいまから5年前、民進党の前身である民主党のなかで、同じくらい奇怪な事件が起こったことをよく記憶していたからだ。それは2012年11月に、当時の野田佳彦首相が起こした「民主党・自爆解散事件」である。もう昔のことなので、忘れている人も多いと思うが、これは簡単に言えば、

① 当時、政権公約と真逆の政策(消費税増税)を「命をかけてやりとげる」と公言していた野田首相が、
② 自党の選挙準備がまったく整わない状況のなか※、野党の党首(安倍晋三・自民党総裁)との国会討論中突然解散に合意し、わずか2日後(11月16日)には本当に衆議院を解散して、230議席から57議席へという壊滅的な敗北を喫してしまった
③ そして政権を失ったにもかかわらず、野田氏はその後、政界から引退も離党もせず、そのまま党の実力者でありつづけた

という、きわめて不可解な事件である。そしてこの事件は、

○ 突然決まった衆議院選挙の混乱のなかで、
最高責任者が意図的に党を壊滅させるような行動をしたにもかかわらず、
○ その後、議員辞職もせずに党内にとどまり、実力者としての地位を維持しつづけた

という点において、前述の「前原民進党・解党事件」と完全な相似形をなしている。

※註 この自爆解散事件の直前には、鳩山由紀夫元首相や、すでに離党していた小沢一郎元幹事長に対して、「いまは絶対に解散しない」という野田首相からのメッセージが民主党の主要幹部を介して伝えられていた。だからこそ、あの「ヤラセの党首討論」(=そこで突然解散が決まったというフィクション)が必要だったわけである。
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2つの奇怪な事件は、なぜ起きたのか

ではこの2つの奇怪な事件は、いったいなぜ起きたのか。その理由については、私などよりもはるかにわかりやすく、しかも簡潔に説明している人物が存在する。元航空自衛隊のトップ(幕僚長)であり、対中国強硬派、核武装論者としても知られる右派の論客、田母神俊雄氏である。

彼は「前原民進党・解党事件」が起こった直後、自分のツイッターでこう述べている。

「希望の党ができて民進党は解散になる。小池さんも前原さんも、日本の左翼つぶしに是非とも頑張ってほしい右と左の二大政党では、国がつねに不安定だ。保守の二大政党制になってこそ、安定した政治になる。〔現在の〕日本のおかれた状況で、憲法改正に反対しているような政治家には、国民生活を任せることはできない」(2017年10月1日、下線筆者)

 

実にわかりやすい「解説」ではないか。つまり、安全保障の問題から左派(リベラル派)の影響力を完全に排除する――。それこそが今回の「前原民進党・解党事件」と、5年前の「野田民主党・自爆解散事件」のウラ側にあった本当の目的であり、グランド・デザインだったというわけだ。実際、この2度の自爆選挙によって、かつて旧民主党政権に結集したいわゆるリベラル派勢力は、ほとんど消滅寸前まで追い込まれてしまった。

「最悪の愚作」

そうした異常な行動を生みだした背景については、理解できないこともない。私が『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』で指摘したように、安保条約や地位協定にもとづく戦後の日米間の法的な関係は、独立の直前(1950年6月)に起こった朝鮮戦争のなかで生まれた「米軍への絶対従属体制」、いわゆる「朝鮮戦争レジーム」であり、そのなかで日本政府は米軍からの要求に対して、基本的に拒否する権利をもたないというつらい現実があるからだ

けれども、そうした米軍支配の構造のなかで、反対勢力を非民主主義的な手段で壊滅させるのは、これ以上ないほど愚かな行為である。なぜなら日本の戦後政治には、ながらく、

① 自民党・右派          (安保賛成・改憲)
② 自民党・リベラル派(保守本流) (安保賛成護憲
③ 社会党他の革新政党       (安保反対・護憲

という3つのグループが、それぞれ約3分の1ずつの議席をもつという構造のなかで、①と②が安保体制を維持しながらも、あまりにひどい要求に対しては、②と③があうんの呼吸で連携して、それを拒否するという政治的な知恵が存在したからである。

けれどもいま、この②と③の勢力の多くが、一度民主党(民進党)に集められたのち、野田・前原の2度の自爆選挙によって壊滅しようとしている。その結果、訪れるのは、「朝鮮戦争レジーム」の最終形態である「100パーセントの軍事従属体制」に他ならない。

枝野幸男氏が新たに立ち上げた立憲民主党をはじめ、選挙を戦うリベラル系の候補のみなさんに対しては心からのエールを送りたいと思うが、今回どのような選挙結果が出たとしても、選挙後に姿を表すのは、巨大な「自民・公明・希望・維新」による保守連合体制であり、その最終的な目的は、軍事問題についての「野党の消滅」または「大政翼賛体制の成立」なのである。

選挙後に必ず起こる2つのこと

では、具体的に、これから何が起こるのか。選挙後に誕生する巨大な保守連合の、新たな目標として設定されているのは、まちがいなく、

① 全自衛隊基地の米軍使用
② 核兵器の陸上配備

の2つである。いずれも以前からアメリカの軍産複合体のシンクタンクで、集団的自衛権とともに日本の課題とされてきたテーマだからだ。

 

今回の選挙結果がどうであれ、日本の首相に選ばれた人物には、この2つの課題を早急に実現せよという強烈な圧力がかかることになる。そのときわれわれ一般人は、いったいどう考え、行動していけばいいのか。その手がかりとなる情報を、以下、簡単にスケッチしておきたい。

「自衛隊基地の米軍使用」については、多くの人が知らないだけで、すでに進行中の現実である。たとえば下の図のように、現在、富士山の北側と東側には広大な自衛隊基地(富士演習場)が存在する。ところが現実には、これらはすべて事実上の米軍基地なのである。

富士演習場の地図 (「赤旗」2013年8月26日)
富士演習場で実弾射撃訓練を行なう米軍(米海兵隊HP)

というのも、この広大な自衛隊基地は、当初は米軍基地だったものが、1950年代から60年代にかけて日本に返還されたことになっているのだが、なんとそのウラ側では、日米合同委員会での密約によって、米軍が「年間270日間の優先使用」をする権利が合意されているのである。年間270日、つまり1年の4分の3は優先使用できるのだから、これはどう考えても事実上の米軍基地なのだ。

普天間は一度日本へ返還後、また米軍基地になる?

なぜアメリカの軍産複合体がこうした「自衛隊基地の米軍使用」を、今後すべての基地に対して拡大しようとしているかと言えば、その理由は簡単だ。

① 「自衛隊基地」という隠れ蓑によって、基地の運用経費をすべて日本側に負担させることができる。
②「米軍基地」への反対運動を消滅させることができる。
③ 今後海外での戦争で自衛隊を指揮するための、合同軍事演習を常時行なうことができる。

米軍側にとって、いいことづくめなのである。

この「自衛隊基地の米軍使用」計画について考えるたび、私は非常に不吉な予感におそわれる。なぜなら現在、日本への返還が正式に決定していながら、そこで勤務する米軍の上級将校たちが、「いや、オレたちはここから出ていく予定はない」といっている、不思議な米軍基地がひとつあるからだ。

沖縄の普天間基地である

これからやってくる「大政翼賛体制」のもとで、一度日本に返還された米軍・普天間基地が、民間利用ではなく自衛隊基地となり、さらには現在の地位協定と密約の組み合わせによって、事実上の米軍基地となる可能性は非常に高いと私は思う。

もし本当にそんな事態が起きたとき、われわれ本土の人間が沖縄と一緒になって、「そこまでバカにするのか!」と、真剣に怒ることができるのか。そうした事態についても、あらかじめ想定して準備しておく必要があるのである。

「核兵器の本質」とは?

そしてここからが、もっとも重要な問題だ。戦後日本の「国体」ともいえる「朝鮮戦争レジーム」は、いま最終局面を迎えている。このまま半永久的に続いてしまうのか。それとも解消へと向かうのか。実はこれまで、絶対に揺るがないように見えていたその体制が、終わりを告げる可能性が出てきているのだ。

そのことについて説明する前に、読者のみなさんには、ひとつだけおぼえておいてほしいことがある。それは「核兵器の本質」が、「置いた国と置いた国のあいだで撃ち合いの関係になる」ということだ。そして一発でも撃ち合えばその被害があまりにも大きいため、両者の間には「恐怖の均衡」が成立する。

アメリカとロシア・中国の間には、すでにこの「恐怖の均衡」が成立しており、両者が直接戦争する可能性が消滅して久しい。そしてさらにいま、少し前まで誰も予想しなかったことだが、北朝鮮とアメリカの間にも、この「恐怖の均衡」が成立(※)しつつあるのである。

※註 北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の急速な発展の背後には、ロシアからの技術流出(または技術協力)の存在が確実視されており、現在でも精度はともかくとして、距離的にはアメリカ本土に届く可能性が高いと考えられている。
 

バノンが明かしたアメリカ政府の本音

米軍にすっかり支配された日本の言論空間のなかでは、決して語られることのない多くの事実がある。「朝鮮戦争レジーム」の根幹である北朝鮮問題については、とくにその傾向が強い。だからわれわれ日本人の常識は、世界の常識とまったく違ってしまっているのだ。

 

その証拠に、たとえば今年の8月、トランプ政権の本音をバラしすぎて解任された、トランプ大統領の側近中の側近、スティーブン・バノン首席戦略官の問題の発言を見てみよう(いずれも2017年8月16日のニュースサイト「アメリカン・プロスペクト」より)。

北朝鮮問題に軍事的解決などない。まったくない。開戦30分でソウルの市民1000万人が通常兵器で死亡するという問題を、少しでも解決しないかぎり、(軍事的解決など)意味不明だ

これはアメリカの本音というよりも、世界の常識だと言えるだろう。1994年の第一次核危機で、「韓国側に50万人の死者が出る」という予測が出たために、北朝鮮への軍事攻撃を思いとどまったアメリカが、どうしていま、本格的な核の撃ち合いなど容認することができるだろう。トランプも、もちろん本当はそのことをよくわかっている。

メルケル首相やプーチン大統領が「北朝鮮問題に軍事的解決などない」とくり返し警告しているのは、トランプや金正恩に対してというよりも、むしろ自分たちが一番危険であるにもかかわらず、なぜか声高に強攻策を主張しつづける、理解不能な日本の首相へのメッセージなのである

「中国が北朝鮮の核開発を凍結させ、きちんとした査察を受けさせるなら、米軍を朝鮮半島から撤退させるという交渉もありえる。もっとも、かなり先の話になるだろうが」

バノンのこの発言も、多くの日本人にとっては非常に意外かもしれない。米軍が日本や韓国から撤退することなど、絶対にありえないとほとんどの人が考えているからだ。

しかし国際的な常識からいえば、このバノンの発言は、ごく当然の話なのである。朝鮮戦争(※)を北朝鮮とともに戦った中国軍は、すでに1968年には朝鮮半島から完全に撤退している。休戦から64年もたつのだから、米軍も撤退するのが本来は当たり前なのである。

※註 このときの米軍は、国連安保理で「国連軍旗の使用」などを認められていたため「朝鮮国連軍」とよばれることもあるが、軍の指揮権は完全に米軍司令官がもっており、国連はいっさいそれに関与できなかったため、その実態が米軍であることは明らかである。

日本の未来を切り開くために

こうして生まれた新しい状況のなかで、私たち日本人が今後注意しておくべきことは、たったひとつしかない。それは総選挙後に始まる安全保障の議論のなかで、「核兵器の地上への配備だけは絶対に認めてはならない」ということである。

これから米軍、とくに日本と韓国に軍をおく米太平洋軍は、日韓両国に核兵器を地上配備させようと猛烈なプレッシャーをかけてくるだろう。もしもその圧力や巧妙な説得に負けて、日本と韓国が何百発、何千発もの核兵器を地上配備してしまえば、北朝鮮の攻撃対象は当然、日本と韓国へと向く。その結果、北朝鮮とアメリカの間の「恐怖の均衡」は崩れ、アメリカ本土は安全を回復する。結果として韓国からの米軍撤退の可能性も消え、日本における「朝鮮戦争レジーム」も永遠に続くことになるわけだ。

誰だって、自分が核攻撃の標的になどにはなりたくない。しかも日本は世界で唯一の被爆国なのだ。核兵器の地上配備など、認めるわけがないだろう。多くの人がそう思うかもしれない。

しかしそこには大きな落とし穴が隠されているのだ。というのも今後、核兵器の地上への配備がおおやけに議論されるようになったとき、それがいくら公平な議論のように見えても、結論はすでに決まっているからだ。

それは、核を地上配備するのは、沖縄の嘉手納と辺野古の弾薬庫だということだ。

 

 

本当の平和国家になるために

 

私も6年前から本に書いているように、本土への復帰前は沖縄に、最大1300発もの核兵器が地上配備されていた。

 

そして嘉手納と辺野古には当時それぞれ数百発の核兵器が貯蔵されていた巨大な弾薬庫がいまもあって、さらにはそれを「将来必要になったらいつでも使えるように維持しておく」という密約まで結ばれているのだ(1969年の佐藤・ニクソンによる「核密約」)。黙っていれば、自然にそういう流れができてしまうことは確実だ。

 

けれどもこの沖縄への核兵器の地上配備だけは、本土の人間も一体となって、日本人全員で絶対に食い止めなければならない。

 

 

 

おそらく身勝手な本土の人間たちは、「沖縄なら自分は安全だ。核兵器だろうと何だろうと、配備すればいいじゃないか。オレには関係ない」と考えるかもしれない。ところが、そうはいかない。

 

ここが問題の本質なのだが、北朝鮮対策という名目で沖縄に核が配備されたとき、それは自動的に、中国との間で核の撃ち合いの関係を生み出してしまう「恐怖の均衡」が成立するのである。そしていうまでもなく、中国のもつ核兵器は、日本列島全体を瞬時に壊滅させるだけの威力をもっている。

 

今回の「前原民進党・解党事件」でもよくたとえに登場した、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の教訓を思い出してほしい。「オレだけが助かればいい。ほかの奴らは地獄に落ちてもかまわない」と思った瞬間、われわれ日本人はみな、一体となって地獄へ落ちていくことになる。

 

同じように核兵器の配備について「沖縄ならいいか」と思った瞬間、「核大国・中国との間での、永遠につづく軍事的対立」=「永遠の朝鮮戦争レジーム」という、最悪の結果がそこには待ち受けているのだ。

 

けれども逆に、核の地上配備を沖縄と連帯する形で、日本人全体で拒否することができれば、北朝鮮とアメリカの間で「恐怖の均衡」が成立し、バノンが予言していたとおり、やがて北朝鮮の核開発の凍結とひきかえに、米軍は朝鮮半島から撤退し、日本の朝鮮戦争レジームも終わりを告げることになるだろう。

 

われわれ日本人が望んでやまない「みずからが主権をもち、憲法によって国民の人権が守られる、本当の平和国家としての日本」という輝ける未来は、その先に訪れることになるのである。