こちらも一般社団に移行

北陸電気管理技術者協会（西辻秀美会長）はこのほど、金沢市内のホテルで第２８回通常総会を開催した。総会では公益法人制度改革に伴う新法人への移行について、一般社団法人へ移行申請することを了承。このほか保安業務の質の向上による保安確保の推進などを重点事項に据えた１０年度事業計画などの議案をすべて了承した。
公益法人制度改革に伴う新法人への移行については、見なし費用で公益社団法人へ移行申請が可能であるとの報告があった。
しかし、公益事業を継続的に実施できるかという懸念、また会員の役務負担が増大することも検討された。そこで、公益社団法人を視野に入れるとの付帯決議で一般社団法人を選択した。
このほか総会では〈１〉保安管理業務の質の向上による保安確保の推進〈２〉会勢拡大の積極的推進〈３〉公益活動の一層の推進〈４〉協会基盤および組織力の強化――を重点とする１０年度事業計画などを承認した。また長年にわたって協会の活動を支えた２４人を表彰した。引き続き、記念講演として、経済産業省中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局長の飛田聰氏（当時）が、事業継続計画（ＢＣＰ）について講演した。