二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


暇つぶしの記事、名言、珍言、コラムの批判。
株式の名言など。

2100

2017年09月23日 07時06分15秒 | ニ言瓦版
面白い、記事。
2100万か。
庶民は、あんな人が、金もらているのだから。
税金払いたくないものだ。
今年のいろいろ上がった。




「18日、子どもたちからも「ハゲのおばちゃん」と呼ばれる豊田真由子衆院議員が、およそ3か月ぶりに、やっと支援者への説明会と、記者会見を開いた。
「泣いたかと思えば笑ったり、第一報を報じた『週刊新潮』からの質問の際には険しい顔をして早口でまくし立てたり、“耳鳴りがする”とうずくまってみせたりと、報道陣から失笑されていました。謝罪もありましたが、暴行疑惑の一部を否定したり、夫が薄毛の傾向にあるという告白、そして、恥をさらしてでも議員でいたいという会見でした」(全国紙政治部記者)
 とはいえ、豊田氏がどんな声で会見をしようと、「このハゲーッ!」「違うだろー!」の絶叫を忘れる者はいない。本人の政治家への意欲とともに、政界復帰が秒読みに入った。
「選挙時は本人が若い男性秘書と自宅まで挨拶に来て“子どものために”とかニコニコ言っていたけれど裏切られた。復帰しても、もうやれることはないわよ」と選挙区の女性はバッサリ切り捨てる。
 豊田氏は月刊『文藝春秋』10月号で8ページにわたって独占告白。今後について会見同様、
《ご関係者としっかりご相談しながら、今回のことを猛省の上、国のため地元のため、引き続き、必死で働き続けることで、償っていきたいと思っております》
 と議員辞職しない意向を明らかにした。
議員の給与は年間2100万円
 問題が6月下旬に発覚して以降、豊田氏は「入院」を理由に3か月も職場を放棄。しかし、冒頭の女性のように失望しても、途中降板させるのは難しい。
 政治評論家の有馬晴海氏は、
「豊田氏が給料に見合う働きができる保証はない」と話す。
「出身は千葉県船橋市で住まいは東京都江東区。地縁のない“落下傘候補”として自民党から埼玉4区(朝霞市・志木市・和光市・新座市)で出馬したわけで、無所属になった落下傘は通用しない。すでに自民党・比例東京選出の赤枝恒雄衆院議員が後継を狙っている。豊田氏は復党を視野に“後釜を決めないで”と訴えたかっただけ」(有馬氏)
 国会議員の給与はボーナスを含めて年約2100万円。公設秘書3人の給与も国庫から支出される。活躍できなければ税金の無駄遣いだ。
 JR志木駅前で13日、豊田氏の議員辞職を求める署名活動を行っていた市民団体の代表男性は「議員をやり直す資格はない」ときっぱり。同日時点で1000筆を超える署名が集まっているという。
 豊田氏の後援会関係者は続投宣言をどう考えているのか。
 後援会長を務める朝霞市の医師・浅野修氏に聞いた。
「本人から8月下旬に連絡があって“だいぶ体調がよくなりました”と近況報告を受けたんです。国会議員としてあれだけ品のない発言をしたのだから、有権者に釈明し、マスコミを集めて謝罪しなさいよと言いました。応援していた大勢の人が“何この人?”って思っているから、ちゃんとやらないとダメだよって。本人は“わかりました”と言っていました」と浅野氏。
 同氏は個人的な支援者ではなく、朝霞地区医師会の理事として「自民党を応援する立場」(浅野氏)という。
「次期衆院選で誰を応援するとかは言えない。ただ、スタッフを大事にしない人はダメですよ」と浅野氏。
 別の有力後援者の男性は、
「支援継続は直接、彼女(豊田氏)と話してから決めたい」
 と述べるにとどめた。
 豊田氏の選挙区事務所は訪問・電話とも応答なし。国会事務所に電話すると「留守番で何もわからない。事務所の人は全員外出しています」と男性が答えるだけだった。」


弾劾裁判みたく、できないものが、
財産没収するくらい、できないものが。
江戸時代だと、処分は、お家断絶か、蟄居で、隠居が、世の中に、出てこないものだ。

議員は、藩と、考えると、処分は、その後、蟄居。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そうだろうな。誰もが考える。

2017年09月23日 05時31分09秒 | ニ言瓦版
そうだろうな。やっと、そうだ。
フランスが言うのは、正しい。
冬季五輪は、韓国では、無理だろう。
今のままでは。




「フランスのローラ・フレセル・スポーツ相は21日、2018年2月に韓国の平昌ピョンチャンで開催される冬季五輪について、北朝鮮の核・ミサイルの脅威によって安全が確保できない場合、参加見送りもあり得るとの考えを示した。


 AFP通信が報じた。欧州メディアによると、北朝鮮情勢に絡み、五輪参加予定国の要人が、不参加の可能性について言及するのは初めて。

 フレセル氏は仏ラジオ局のインタビューに対し、「状況が悪化し、安全が確保されなければ、フランスの選手団は国にとどまるだろう」と述べた。「選手を危険にさらすことはしない」と強調する一方、「外務省と緊密に連携しながら、情勢を分析する。現時点では参加見送りを決める状況には至っていない」とも説明した。

 平昌は北朝鮮との軍事境界線から約80キロの距離に位置する。」


考えると、誰もが考える。
ミサイルばかり、撃って、核実験するは、放射能が出るだろう。


安全に場所でない。
テロより、怖いことかもしれない。

別の国で、冬季五輪するが、中止がいいかもしれない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

考えると、先は、無人の店

2017年09月23日 05時18分46秒 | ニ言瓦版
自分のマイナンバーカード管理だろう。
痴呆症は、身体に、チップでも埋め込む事が必要かもしれない。
行動の監視と、買い物も、カードで、判断。




「大阪市都島区のスーパーで2015年5月に万引きをして窃盗罪で有罪判決を受けた同区の男性(72)が、事件当時は認知症で責任能力がなかったとして、大阪地裁に裁判をやり直す再審を求める方針を決めた。男性は判決直後に認知症と診断され、同年12月に起こした万引き事件では「認知症の影響で心神喪失の疑いがある」として無罪を言い渡された。弁護人は5月の事件について「検察は精神鑑定で責任能力を厳密に判断すべきだった」と指摘し、無罪判決を求める方針。

 弁護人によると、認知症を理由とした再審請求は極めて異例。高齢化で認知症患者が増える中、刑事責任能力をどう判断するか議論を呼びそうだ。

 男性はスーパーで7点を万引きしたとして在宅で取り調べを受け、窃盗罪で起訴された。弁護側は事実関係を認め、大阪地裁は15年10月、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

 翌月、男性は家族と訪れた病院で認知症と診断された。男性は数年前から万引きを繰り返し、罰金刑などを受けたが、家族も認知症とは気付かなかった。

 15年12月、漬物店で漬物2点を持ち去ったとして現行犯逮捕。公判で精神鑑定が行われ、男性は「前頭側頭(ぜんとうそくとう)型認知症」で、08年ごろに発症した可能性があると診断された。行動の抑制が難しくなる傾向が認められ、地裁は今年3月、「心神喪失の疑いがある」として無罪を言い渡した。

 弁護側は、再審請求の手続きで必要な新証拠としてこの精神鑑定書を提出し、15年5月の事件当時も認知症の影響で心神喪失だったと主張する方針。刑法は物事の善悪を判断し、行動を制御する能力がない場合は心神喪失として罰しないと定めている。長野地裁飯田支部は13年、食料品を万引きした認知症の80代男性について「物を盗む認識がなかった」として無罪を言い渡した。高知地裁は今年8月、窃盗罪に問われた高齢女性について「認知症の影響が否定できない」として刑を軽くし、罰金とした。【原田啓之、遠藤浩二】

 ◇ことば【前頭側頭型認知症】

 主に脳の前部にある「前頭葉」が萎縮して発症する。衝動を抑制して理性的に振る舞ったり、他人の気持ちを推し量ったりする機能が低下し、万引きなどの触法行為や過食、人格が変化する影響があるとされる。アルツハイマー型認知症と異なり、初期段階では物忘れが目立たず、本人に病気の自覚もないため、認知症と気付きにくい。治療法は確立していない。」



コンビニの店舗で、自動化の店は、
今後、店内に入るも、棚から、取るも、すぐに、決算、会計する。
外に出るも、会計が終わっている。

今に、店舗は、すべては、そうかもしれない。
人は、いらない、監視カメラと、レジもない。

金のないのは、カードに金のないのは、店に入れない時代が、来るのではないか。

買い物は、棚から、取るだけ。

駅も自動化、小売店も、自動化が、現実。

万引きするより、金、カードに入れることが、必要と、思う時代がくる。

行動も把握できるのは、マイナンバーのカードかもしれない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今後、いつ、離脱か、長い。普通は、もっと、速い。

2017年09月23日 03時22分42秒 | ニ言瓦版
長いものだ、離脱も。



「メイ英首相は22日、イタリア中部フィレンツェで欧州連合(EU)からの離脱方針について演説し「我々の共通利益は交渉を成功させることだ」と述べ、停滞している離脱交渉の打開案を打ち出した。離脱による激変の緩和策として2019年3月の交渉期限後に約2年間の移行期間を設けることを提案。移行期間中も英国に割り当てられていたEU予算を支払うことを約束した。

 メイ氏は「新しいパートナーシップを築く」とEUとの関係強化を強調。「世界が我々に注目している」と述べ、EU側にも交渉前進への協力を呼びかけた。

 今年6月に始まった交渉で英国側は、離脱後のEUとの関係を定める貿易協定に関する交渉の早期開始を要求。貿易協定もないまま離脱が決まれば、EUとの貿易に高い関税がかかり、経済への悪影響が懸念されていた。だが、EU側は、英国が離脱に伴い負担する「手切れ金」や英国内に住むEU出身者の権利などで進展がない限り、貿易協定交渉には進まないと主張し、意見が対立していた。

 メイ氏は手切れ金について、英国の20年までのEU予算負担分を最低ラインとして柔軟な姿勢を示し、英国側が求める貿易協定交渉入りを要求。貿易協定交渉で、離脱に伴うEU機関の移転費用の負担額などを「手切れ金」に積み上げるとみられる。

 手切れ金の額は明かさなかったが、英メディアは、EU予算の負担額は約200億ユーロ(約2兆6800億円)と報じている。

 また、移行期間について、初めて具体的に約2年間と説明。この間は現状と同様に、人や物、資金の移動の自由を維持するとみられる。

 一方、完全に離脱する方針も改めて述べ、移民を制限することも表明した。貿易協定の具体案については明らかにしなかった。」



いつ、離脱するのか、説明しているから、先、先である。
日本企業は、早く、英国から、撤退することだ。

今に、金は、英国には、入らないものだ。

離脱して、知る、タダの国になることを知るかもしれない。
「2019年3月の交渉期限後に約2年間の移行期間を設けることを提案」東京五輪のときは、
果たして、どんな経済が英国にあるか。

面白いことだ。
EUも怒らないのか、不思議。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

力の組織。軍が強いからだろう。

2017年09月23日 03時12分13秒 | ニ言瓦版
問題なことだが、現実は。
能力がないということかもしれない。
勿体無いことだ。
軍が強いから。
民主化を知らないのかもしれない。
軍の統治下が現実だろうな。




「ミャンマー西部で、治安部隊と武装勢力との戦闘によって40万人を超える少数派のイスラム教徒、ロヒンギャの人たちが隣国バングラデシュに避難し、過酷な状況に置かれています。人道的な懸念が高まっているにもかかわらず、ミャンマーの実質的トップ、アウン・サン・スー・チー国家顧問の対応が消極的だとして、国際的な批判が高まっています。
こうした中、9月19日、スー・チー氏がこの問題が深刻化して以降、初めて演説を行いました。スー・チー氏は何を語ったのか、発言の全文を掲載します。
課題の解決には時間が必要
去年、ミャンマー政府の代表として、私が国連総会で演説を行った時、私は国連憲章の目的と理念に対する信頼を改めて明言しました。私たちは、国際社会のメンバーに、私たちの国が直面している課題と、それらを克服するための施策をお伝えしたいと思います。

ことし、私はニューヨークの国連総会には出席できないため、この外交説明会を開催しました。2015年の選挙で国民が国民民主連盟に投票した結果、私たちには3つの仕事を遂行する責任が任されました。それは民主主義への移行、平和と安定、そして発展です。これらの課題のいずれも、簡単でも単純でもありません。

私たちは今、生まれたばかりの不完全な民主主義を育てている過程にあります。平和と安定は、1948年の私たちの独立の日に始まったその後、70年近い国内紛争の後で、私たちが実現しなければならないものでした。そして発展は、最初の2つの課題の中で実現されなければなりません。民主的価値観を育て、平和と安定を確立し、すべての国民に公平であると認識されるような持続可能な発展を実現する必要があります。

皆さんもご存知のとおり、ミャンマーは複雑な国です。その複雑性は、「これらのすべての課題をできるだけ短期間に克服することを期待されている」という事実によって、さらにその度合を増します。今日、私たちの政府は発足してまだ18か月もたっていないのです。

18か月というのは、すべての課題に対処し解決するには短すぎる時間です。だからと言って、私たちが課題を克服する準備ができていないというわけではありません。国際社会のすべての友人に対して、私たちが民主主義への移行、平和と安定、そして発展を実現するために、これまで行ってきたことをお伝えします。
ラカイン州で起きていること
私は、世界の注目がラカイン州に集まっていることを認識しています。去年、私が国連総会で申し上げたように、国際社会の責任ある一員として、ミャンマーは国際社会の厳しい監視をおそれたりしません。私たちは、その州のすべてのコミュニティーの平和、安定、発展につながるような持続可能な解決策に全力を傾けています。

去年、私は、その目的を果たすための計画の概要を説明しました。不幸なことに、国連総会の演説から18日後の10月9日、武装したイスラム教グループに3つの警察の派出所が攻撃されました。10月11日と11月12日にはさらなる攻撃がありました。これらの衝突によって、死者、負傷者が出て、村が焼かれ、影響を受けた地域で避難民が出ました。多くのイスラム教徒がバングラデシュに逃れました。

それ以来、ミャンマー政府は、平和と安定を取り戻し、イスラム教徒とラカイン人の(注:ラカイン州にもともと住む仏教徒のこと)コミュニティーの間の調和を促進するためにあらゆる努力を行ってきました。すでに、この暴動が起きる前、ラカイン州での法の統治と発展のための中央委員会を設立し、元国連事務総長のコフィ・アナン氏を招へいしていました。長期に渡る問題の解決を支援する委員会を率いてもらうためです。

しかし、これらの努力にもかかわらず、紛争を防ぐことはできませんでした。去年、発展や平和と調和の確立のプログラムを続け、数か月間は平和で静かにみえましたが、8月25日、タウンダザー村の30の警察の派出所と連隊本部が武装グループに攻撃されました。これらの攻撃の結果、政府は、テロ対策法第6条第5項に従って、テロを起こしたアラカン・ロヒンギャ救世軍とその支持者をテロ集団と認定しました。ラカイン州の状況について世界は多くの懸念を持っています。

ミャンマー政府は、誰かのせいにしたり、責任を放棄したりするつもりはありません。私たちは、あらゆる人権侵害や不法な暴力を非難します。私たちは、州全体での平和、安定、法の統治を取り戻すことに全力を傾けています。治安部隊は、作戦を遂行する上で行動規範を厳密に順守し、十分な自制をし、無実の市民を傷つけないように十分な対策を取るよう指示を受けています。人権侵害や、安定と調和を傷つけ法の統治を損なう行為は、厳格な司法の基準に従って対処されます。

私たちは、紛争に巻き込まれた人々の苦しみに深く同情します。家から逃げなければならなかった人はたくさんいます。それはイスラム教徒やラカイン州の住民だけではありません。ダイネ、ムロー、テ、メラマジ、そしてヒンドゥーなどの少数民族も同じです。彼らの存在を、世界のほとんどの人々は認識していません。8月27日以降、社会福祉・救済復興相が率いるチームによって、避難した人々に人道支援が提供されています。このプログラムの詳細は、すべてのご来賓の皆様にいずれ公開されます。
諮問委員会の勧告を実行する決意
ラカイン州諮問委員会の最終報告が、コフィ・アナン氏によって行われました。これは8月25日に公開されました。最後の攻撃が行われた、まさにその日です。私たちは、委員会の勧告を実行すると固く決心しています。この状況を短期間で迅速に改善するよう求めるこの勧告は、優先課題として扱われます。他の勧告については、私たちは時間をかける必要があります。

しかし、ラカイン州の平和、調和、発展にとって利益となるすべての勧告は、できるたけ短期間に実行されます。政府は、状況を正常な状態に復旧するために尽力しています。9月5日以降、武力衝突は起きておらず、掃討作戦は行われていません。それでも多数のイスラム教徒が国境を超えてバングラデシュに逃れていることを聞き、懸念しています。

私たちは、なぜ大勢の人が出国しているのか、突き止めたいと考えています。出国した人たちと国にとどまっている人たちに話を聞きたいと考えています。ラカイン州の大半の人は出国に加わっていないことは、ほとんど知られていないと思います。イスラム教徒の村の半分以上は無傷で、攻撃が起きる前と同じ状況です。私たちは理由を知りたいのです。そのための取り組みが必要です。

問題に目を向けるだけでなく、問題がない地域にも目を向けるのです。なぜ一部の地域ではこの問題を回避できているのか?このために、私たちは、外交コミュニティーのメンバーを招き、ラカイン州に無事溶け込んだイスラム教徒からより多くのことを知るための取り組みに加わってもらいたいと考えています。私たちの取り組みに加わりたい方々は、ぜひご連絡ください。皆さんがその地域を訪問し、ご自身で彼らに「なぜ逃亡していないのか」「周辺が騒乱状態にある時に、なぜ村にとどまることを選んだのか」と尋ねることができるよう、私たちが手配します。
ラカイン州で行われている発展プログラム
国民の恐怖を和らげるための私たちの取り組み以外にも、私たちはラカイン州で社会経済発展プログラムを続けていることを申し上げたいと思います。そのいくつかをご紹介しましょう。

「2017年-2021年ラカイン州社会経済発展計画」は、さまざまな部門における地域発展を促進するために作成されました。官民協力によって、地元の人々のために数百の新規雇用が創出されました。新たな雇用や企業を呼び込むための経済特区が現在、審査されているところです。

インフラ開発では、ボートでしか行くことができなかった遠隔地を結ぶ幹線道路や橋が建設され、電化が拡大しました。ラカイン州に住むすべての人々は、教育や医療サービスを差別なく受けることができます。医療サービスは、到達するのが困難な地域を含めた州全体で、新たな移動診療所によって提供されています。政府はラカイン州の300の学校を改築しました。

職業訓練と技術訓練のプログラムが開始されています。イスラム教徒の学生も、差別なく高等教育を受けることができます。人道支援は、8月25日の攻撃の前に影響を受けた地域の90%もしくは95%のコミュニティーに届いています。私たちは、再び人道支援の取り組みを始めています。

私たちは、それがその地域のすべての人々を助けられることを願っています。国内避難民に関しては、3つのキャンプが閉鎖されました。そして、新たな家の建築を含む、必要な支援が提供されています。その地域には他にもやるべきことがあります。私たちは課題を認識しており、それに対処しています。国籍については、国籍認定のプロセスを推し進めるための具体的なスケジュールを伴う戦略が策定されました。

しかし、これはすべてのコミュニティーの協力を必要とするプロセスです。一部のイスラム教徒のコミュニティーでは、指導者が認定プロセスに参加しないことを決めました。私たちは、すべての友人が、プロセスに参加するよう彼らを説得してくれればありがたいと思います。なぜなら、彼らにはそれによって失うものは何もないからです。

私たちは、異なる宗教の信徒が混在する集団を関与させることにより、コミュニティー間の宗教的調和を促進しようと努めています。道徳、市民的理念、平和、安定に主眼を置いた新たなカリキュラムが学校で導入される予定です。特にすべてのコミュニティーに対する医療、国籍認定のプロセス、そして教育に関する情報を提供するための新たなFMラジオのチャンネルが設立されました。放送はラカイン語、ベンガル語、ミャンマー語で行われます。警察と治安部隊の訓練と能力開発は、EUと国連機関の協力を得て行われています。

2016年12月以降、国内外のメディアは、ラカイン州の以前は立入禁止だった地域への立ち入りを許可されています。8月25日の暴動の後も、私たちは、いくつかのメディアが影響を受けた地域を訪れるための手配を行ないました。

ミャンマー政府は、バングラデシュとの関係を強化するために懸命に努力しています。外務大臣と国家安全保障担当補佐官がことしの1月と7月にバングラデシュを訪問しました。私たちは、バングラデシュの内務大臣の訪問も期待していましたが、それは延期となりました。大臣にほかの予定があったためだと思います。しかし、私たちは大臣が来られるならいつでも歓迎します。私たちは、今ともに導入しようとしている国境警備に関する取り決めを推し進められると期待しています。
難民の帰還のための認定プロセスを始める用意
ミャンマーからバングラデシュに逃れた難民の国内帰還を求める声があります。私たちは、いつでも認定プロセスを始める用意があります。認定プロセスは1993年にすでに確立されていたものです。両国が合意した原則に基づき、私たちはミャンマーへの帰国を願う難民の認定を続けることができます。

私たちは、その当時、合意された基準を順守します。国家安全保障担当補佐官がバングラデシュに対して保証したことを、私も今ここで認めます。それは、私たちはいつでも認定プロセスを開始する準備があり、この国からの難民として認定された人々は何の問題もなく受け入れられ、身の安全を保証され、人道支援を受けることができる、ということです。

世界中の多くの友人が、村が燃やされたり、大量の難民が国外に出ているという報道について懸念しています。先ほど申し上げたように、9月5日以降、紛争は起きておらず、掃討作戦は行われていません。私たちは、本当の問題が何なのかを突き止めたいと考えています。これまで数々の訴えが申し立てられ、それに反論する形での訴えがありましたが、私たちはそれらのすべてに耳を傾ける必要があります。私たちは行動を起こす前に、それらの訴えが確固たる証拠に基づいていることを確かめる必要があります。

この国の法律を破り人権を侵害するすべての人々に対して、その宗教、人種、政治的立場を問わず、行動が取られます。この国において、私たちが人権に関して甘かったことは一度もありません。私たちの政府は、人権保護に注力する組織として発足しました。それは、特定のコミュニティーの権利ではなく、この国の国境の内側のすべての人間の権利の保護です。
問題はラカイン州だけではない
私たちはラカイン州の問題に注目していますが、この機会に皆さんに改めて知ってほしいことがあります。この国の西部で起きているのと同じぐらい、私たちにとって深刻な問題があるのです。私たちは、国内紛争を終わらせて平和を築こうと努力してきました。

それは永続し、持続可能で、公平な発展を伴う平和でなければなりません。私たちは、皆さんをこの和平プロセスに参加するようお招きします。私たちと一緒に、何年もこの国を悩ませてきた問題に対する解決策を見つけてください。去年の8月に開始した和平プロセスは続いていますが、多くの問題を抱えています。

それは驚くべきことではありません。なぜなら、世界中のどこでも、和平プロセスにおいては問題に直面するからです。時にはプロセスが行き詰まったり、完全に止まってしまったり、すべてが崩壊しているように見えることもあります。しかし最終的には、みな結束して前進するのです。なぜなら、私たちはみな戦争よりも平和を、紛争よりも調和を望んでいるからです。

これはすべての人々が共有している願望です。平和、安定、調和、そして進歩。これは大それた目標ではありませんが困難なものです。この国の病気を治す努力を続ける中で、私たちの願いと問題を理解し、それに共感してくれる友人の皆さんに、私たちの取り組みに加わるようお願いします。

私たちは、平和と安定、そして調和に向けた新たな道を見つけるために、皆みさんに、前向きで建設的な方法で加わってほしいと考えています。被害を受けた小さな地域ではなく、国全体として考えてほしいのです。全体として取り組んで初めて、進歩を遂げることができます。健康な人間にたとえるならば、人はあらゆる部分において健康でなければなりません。

一つの特定の病気に注力するためだけに全体の健康を無視することはできません。私たちは、民主主義国家としては若く、多くの問題を抱えています。しかし、すべての問題に同時に対処しなければなりません。皆さんには、新たな解決策を、私たちと一緒に見つけてほしいと思います。私たちが私たちの問題を迅速に解決できなければ、それは私たちが決してそれらを解決できないことを意味するわけではありませんが、人々の苦しみが長引くことになります。

私たちは、できるだけ早く人々の苦しみに終止符を打ちたいのです。私たちはこの国を、その国境の内側ですべての人が安全に、豊かに暮らせる国にしたいと考えています。これは難しい注文です。これは大きな野心です。しかし、実現不可能なものではありません。

私たち全員が結束する必要があります。私は、本当の責任は私たち、つまりこの国の人々にあることを認めます。政府からこの国の一人一人に至るまで、ミャンマーのすべての人々には、この国の発展と進歩に対する責任があります。
国際社会の協力に期待
私たちは、ミャンマーの友好国に対して、ミャンマーの大いなる取り組みに参加してほしいと思っています。この取り組みは、間違いなく、大きな望みのあるものです。また、数多くの問題に苦悩している国を、健全で、力強く、そして、将来を楽しみに待つことができる国へと構築するための決意なのです。私が、外交の分野で会談をするとき、会談の内容がミャンマーのごく一部の問題にのみ集中せざるをえないのは、悲しいことです。

ミャンマーで起きている問題は、国際社会とともに取り組むことで解決できると考えています。それが、ミャンマーの取り組みに参加したいと願っている、皆さんに対して門戸を開いている理由です。皆さんをお招きします。ぜひ、私たちの取り組みに参加して頂き、私たちと話し合い、さらに、私たちとともに紛争地域へと足を運んで頂きたいと思っています。

皆さんの安全を保証します。なぜならば、私たちは皆さんに何らかの問題が発生するなど、新たな問題が起きることを望んでいないからです。ですから、皆さんに、私たちの取り組みに参加して頂き、ご自分の目で何が起きているのかを見たうえで「これらの問題を解決するために、私たちに何ができるだろうか」と考えて頂きたいと思います。

さらに、皆さんには平穏な地域について注意深く学んで頂きたいと思います。どのようにして平和を維持しているのか。どう調和を保っているのか。私たちは、その答えを必要としています。単に苦しみを取り除くことだけではなく、よい面を促進させることです。私たちは、悪いことを排除して、よい面を促進させなければなりません。

そして、私たちは、それを皆さんと一緒に行いたいのです。皆さまはご存知だと思いますが、社会福祉・救済復興相がミャンマーの人道支援計画を行っています。国際赤十字が、この活動に協力してくれていることを大変喜んでいます。ミャンマーの取り組みに参加して、援助したいという方を歓迎します。すでに、多くの方から、現金や物品という形で寛大な寄付を頂いています。ラカイン州の平和と調和の促進のためにくださったすべての物が、確実にすべてのコミュニティーにとって最良の方法で使われるようにします。

私たちは、ミャンマーを宗教的な信条、民族、政治的イデオロギーによって分断された国にしたくはありません。私たちは、みな多様なアイデンティティーを持つ権利を有しています。そして、私たちは、自分が正しいと思う生き方で人生を送る権利があります。

しかし、私たちは、ともに力を合わせなければなりません。私たちは、1つの同じ国に属しているからです。そして、1つの国に属すると同時に、この世界に属しているのです。私たちが、さまざまな国の集合体である国際連合の役割を重要だと考えるのは、この理由からです。

国際連合は、平和と調和を促進するために、そして、この世界が第二次世界大戦のときに、私たちが経験した苦しみに未来永ごう決して陥ることがないようにするために、組織されました。戦争に終止符を打つこと、そして、紛争に終止符を打つことを目的として、国際連合は設立されたのです。
紛争の解決に向けて
私はこう考えたいと思います。きょう、私たちがここで行っていることは、ミャンマー国内で起きているすべての紛争、コミュニティーの間の紛争、民族の間の紛争、そして、私たちがどのように前に進むべきかという意見の対立から起きている紛争など、すべての紛争を終わらせるための、誠実で、力強く、そして、効果的な運動の始まりかもしれません。

しかし、意見の違いによる紛争は、話し合いや対話を通して、そして、偏見のない心を持つことで、解決できます。寛大さと勇気を持つことで、私たちはほかの人の見解を理解することができるようになるのです。

さらに、寛大さと勇気は、ほかの人が私たちの見解を理解できるようになるものでもあると言いたいと思います。私たちの世界は、協力によってのみ前に進むことができます。言葉であろうが、武器を使おうが、また、感情に任せようが、お互いに攻撃し合うことでは、私たちが助けられることはありません。

憎しみと恐怖心は、世界の苦悩の元です。すべての紛争が、憎しみや恐怖心から起きています。憎しみと恐怖心を取り除くことによってのみ、ミャンマーや世界から紛争をなくすことができるでしょう。ご存知のように、数多くの主張があります。私は、そのどれにも関わったことはありません。私の目標は、紛争の原因が考え方からであろうと、武器によるものからであろうと、紛争を促進したり、奨励したりすることではなく、調和と理解を促進するために努力することにあるからです。

私は、皆さんが私たちを理解し、私たちの取り組みに参加してくれることを願っています。先ほど述べましたように、今回の演説は、外交的な会見です。これは、ミャンマーと外交関係を結んでいるコミュニティーに、そして、世界中の友好国の人たちに、ミャンマーがやろうとしていることに関わりを持ち続けていただくことを目的としました。

しかし、ある意味で、今回は、単に外交的な会見以上のものでもあります。これは、ミャンマーがよい国になることを望んでいる、すべての方々に対する友好的な訴えです。この国のためだけではなく、世界中の国のために、皆さんが望ましいと賛同してくれると私が考える目標を達成するために、援助してくださいという友好的な訴えなのです。ありがとうございました。」


中国でも、おなじようなことしている。
民族の1番強いのが、国、乗っ取る、民主化と、勘違い。

歴史は、すべては、管理者。
どうなふうに、変えるか、維持か。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする