二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


暇つぶしの記事、名言、珍言、コラムの批判。
株式の名言など。

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2017年09月10日 19時48分30秒 | ニ言瓦版
京都新聞のコラムも、陸上の話。
いい。


「目を瞬くほどの間を「刹那」とも表現する。仏教における時間の最小単位だ。仏典によっては、1刹那は75分の1秒にあたるとされる。100分の1秒単位の時間は、日常では意識するのも難しい短さだが、アスリートの世界では、人生をかけるほどの重みがある
▼日本学生陸上対校選手権の男子100メートルで、東洋大4年の桐生祥秀選手が9秒98の日本新記録を達成した。日本人で初の9秒台突入となる偉業だ
▼現行の電気計時で10秒を切る記録が生まれたのは1968年。日本人では98年に伊東浩司選手が10秒00をマークしてから約20年、幾多の選手が「10秒の壁」に挑んできた
▼彦根市出身の桐生選手は中学で陸上部に入部当初は13秒程度だったが3年時に10秒87、京都・洛南高に進み、2013年に日本歴代2位の10秒01を出した
▼それから常に9秒台を期待されてきたが、次々有望選手が登場する中、今夏の世界選手権ロンドン大会では個人種目の代表入りを逃した。どれほど重圧を背負ってきただろう。世界記録保持者のウサイン・ボルトさんが「(桐生選手に)大きな重圧をかけないようにしてほしい」と気遣っていたのが記憶に残る
▼あれから4年。約100億刹那の時を経てついにその1刹那を捉えた。3年後の東京五輪でも雄たけびが聞きたい。」


人は、偉業とは、本当は、記録だろうな。
成功者でなく、速く走った人の記録は、後世に残る。
夢のような、10秒切る、9秒台は、凄いことだ。
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9秒台 1

2017年09月10日 19時41分34秒 | ニ言瓦版
新潟日報のコラムはいい。



「▼無理だろうと予想していた人がいる。飲んで寝ての印象がある作家坂口安吾がその人だ。中学生時代に走り高跳びで全国優勝を果たしている。そのせいか、スポーツに一家言ある

▼陸上最速を競う男子100メートルについて、気にくわないことがあったようだ。「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳さんが1935年に出した10秒3の記録をとらえて、「本当の勝負というものはタイムではない」とかみついた

▼レースとは本来、相手より一歩でも前に出ようとする勝負、要は競り合いの妙なのだと強調している。スポーツはみずから楽しむものだという持論からすると、記録だ新記録だと騒ぎ立てる周囲のことが許せなかったのかもしれない

▼記録争いをたしなめながらも一つ予想をしている。「10秒2か1ぐらいになると、ほぼ人間の限界に達して破ることが至難になろう」。この予想を書いた「戦後新人論」は70年近く前のものだから、無理もないか

▼桐生選手は雄たけびを上げながら、何度もタイム掲示を見直していた。目に焼き付けたことだろう。いいライバルと高め合って東京五輪へと駆け抜けていってほしい。9月9日に9秒9台とは、めでたい。秋晴れの一日には、こういう晴れやかな話題が似合う。」



そうだろうな。日本人が、望んだ9秒台。
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静岡新聞のコラムもいい。

「▼スポーツ随一の花形競技である陸上男子100メートルに、かつては世界記録を持つ日本人がいた。「暁の超特急」の異名で知られる故吉岡隆徳さん。富士宮市出身の高野進さんが1992年のバルセロナ五輪男子400メートルで実現するまで、短距離種目で日本人唯一の五輪決勝進出者でもあった
 ▼吉岡さんが戦前の35年に記録した手動計時10秒3は当時の世界タイ。だが、世界記録は1年で更新され、その後は日本人の手が届かない場所となる。世界が半世紀前に突入した9秒台も、日本人には無縁の世界であり続けた
 ▼きのう福井県で行われた日本学生対校選手権の男子100メートル決勝。東洋大の桐生祥秀選手が9秒98で優勝し、日本人として初めて「10秒の壁」を突破した。アジア出身者としても2人目の歴史的快挙である
 ▼高校3年で日本歴代2位を記録。伊東浩司さんが98年に出した10秒00の日本記録を更新する「最短距離」にいると注目されてきた。2年前の春には米国の大会で、追い風参考記録ながら9秒87を出していた
 ▼だが、成長著しいライバルの猛追を受け、今夏の世界陸上では個人種目でまさかの「代表落ち」も味わった。雌伏も経て、高校時代以来4年ぶりとなった自己ベスト更新。レース後は興奮冷めやらぬ中にも、ほっとしたような表情も見せていた
 ▼まだ21歳。「ここが(世界の)スタートライン」と心得る若武者には、さらなる飛躍が望めよう。刺激を受けて後に続くだけでなく、さらに記録を塗り替えそうな有望選手もひしめいている。いずれ「県勢初」もと夢は膨らむ。」


9秒98は、夢みたいにことだろう。
日本人は、足が、速いこと、証明したことだ。

韋駄天の飛脚が、昔から速い人がいるのだ。
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福井だろう。

2017年09月10日 19時33分49秒 | ニ言瓦版
福井新聞のコラムは、どうかしている。
陸上に興味ないのか。
新聞が、問題か、記者が、問題か。
コラムで偉業を書かない。
不思議。




「日本人と欧米人の考え方の違いについて、心理学者の榎本博明さんは新書「『みっともない』と日本人」(日経新聞出版社)で、謝罪会見のことを取り上げている
▼「お騒がせしてすみません」―。人気グループ・SMAPの独立騒動を外国人は理解不能だという。もめ事があっても信念に基づく行動は責められないからだ
▼その根底にあるのが欧米流「自己中心の文化」。マクドナルドの異物混入事件で「悪いのは中国の下請け会社で自分じゃない」と言い放った女性社長と同じである
▼しかし日本では「間柄の文化」を重視する。自己主張を絶対化せず相手の気持ちを思いやる。本音を棚上げして謝れば、雰囲気が和らぎ良好な関係が保てる。それを大切にする
▼榎本さんは「論理的コミュニケーションに問題解決能力はなく、理屈の応酬が争い事を引き起こす」と分析。「お互いの気持ちを結びつける情緒的コミュニケーションが大事」と日本式を薦める
▼世界を見渡せば「自己中心の文化」がはびこっている。各国の自制の声に耳を貸さず、核開発・ミサイル発射に執着する北朝鮮トップは言わずもがな▼傲慢(ごうまん)な北に超絶制裁を求める米大統領も「米国ファースト」がうたい文句だ。制裁より対話と言うロシア、中国も腹の底に自国の都合が見え隠れする。平和的解決を目指す「間柄の文化」の余地はないだろうか。」



何か、異物混入が、芸能の話だ。

福井県は、陸上競技場に、記念の数字、残すべきだ。
日本人の偉業である。


「 来年秋の福井国体プレ大会を兼ねた陸上の第86回日本学生対校選手権第2日は9日、福井県営陸上競技場(福井市)で行われ、男子100メートル決勝で桐生祥秀(東洋大4年)が日本人初の9秒台に突入する9秒98の日本新記録を出し、3連覇を達成した。
 桐生は前日の予選で10秒18、準決勝で10秒14。いずれも追い風参考記録の組1着で決勝に進んでいた。
 桐生は滋賀県出身の21歳。京都・洛南高3年時の2013年に男子100メートルで10秒01をマークし、一躍脚光を浴びた。
 昨年夏のリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレーで銀メダルを獲得。今年8月の世界選手権(ロンドン)でも400メートルリレーで銅メダルに輝いた。世界選手権は100メートルの出場を逃したが、大学日本一を決める今大会で左脚に不安を抱えながら実力を示した。」


福井だろう。記録を出した、競技場。

福井新聞は、いろい、書いているのに、コラムは、その専任者首だ。
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知らなかった。

2017年09月10日 03時34分07秒 | ニ言瓦版
知らなかった。
「♯7119」


「内閣府は9日、「救急に関する世論調査」結果を発表した。

 それによると、患者の症状が軽い場合、救急車で搬送せず自分で病院を受診してもらうことについて、67.6%の人が「積極的に進めるべきだ」または「どちらかというと積極的に進めるべきだ」と答えた。不要不急の救急車出動が増え、重症者への対処の遅れが問題となる中、緊急性に応じた患者の選別を3分の2が肯定した。

 調査では、症状が軽いことを理由に、自分で病院を受診するよう119番窓口で勧められた場合、「受け入れる」「たぶん受け入れる」との回答も計73.6%を占めた。その際の条件を複数回答で尋ねたところ、「すぐに受診できる病院の紹介」が72.3%と突出して多く、「民間救急車などの搬送手段の紹介」が24.0%で続いた。

 一方、救急車を呼ぶかどうか悩んだ時の参考にしてもらうために政府が用意している相談ダイヤル「♯7119」やスマホ用自己診断アプリ「Q助」などの認知度を尋ねたところ、「知っているものはない」との回答が72.1%となった。行政による周知も課題となりそうだ。

 総務省消防庁によると、2016年の救急出動件数は10年前より約2割増えた。半数程度は軽症と認められ、「金をかけずに病院に行きたい」「軽い風邪の症状」などの理由での119番も後を絶たない。同庁は今回の調査を受け、「救急車を緊急性の高い方に割り当てたい」としている。

 調査は7月13~23日、全国の18歳以上の男女3000人を対象に面接形式で実施。有効回収率は59.7%だった。」




考えると、今に、救急車の呼ぶのは、減るかもしれない。
理由は、アプリで、タクシー呼べるようになれば、その場に、タクシーが来ると、そして、病院に行くと、
救急車が、いらない。
怪我の凄いものは、救急車。

タクシーかわりに、使っているから問題なこと。
救急の病院も、問題かもしれない。
どこで、倒れた、体が、おかしいと、思うと、救急病院行くシステムが、
救急車しかない。

それでも、起きる問題。
救急車を使わないで、救急病院行く、システムが、ない。

人が、集まるところに、救急病院が、あるのかも、問題かもしれない。
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何か、没落の話に見える。

2017年09月10日 03時23分05秒 | ニ言瓦版
NHKの記者、解説委員は、よくよく、研究している。



「なにがあったのか――。安倍首相が寵愛してきた美人記者が反旗を翻し臆測を呼んでいる。NHKの岩田明子解説委員が、最新号の文芸春秋に「安倍総理<驕りの証明>」という一文を寄稿しているのだ。

 12ページの長文は、大部分が普通の政治解説だが、随所に痛烈な安倍首相批判がちりばめられている。<なぜここまで凋落してしまったのか。十五年間にわたり安倍首相を取材してきた私には、その原因が安倍首相の「驕り」にあると思えてならない><ジョン・アクトンは「絶対的な権力は絶対に腐敗する」という金言を残した><権力は、時が経つと疲弊し変質する>と、バッサリ切り捨てているのだ。

 岩田解説委員は、8日夕方の「シブ5時」というニュース番組の中でも、「支持率低下の要因は政府の緩みとある種の驕り」「一時的な現象ではなく政府が変質していった結果」と、冷たく言い放っている。国民からすればまっとうな“安倍批評”だが、周囲から「御用記者」と揶揄されるほど安倍首相ベッタリだった岩田解説委員が、文芸春秋で<驕り><権力は腐敗する>などと書いたことで、安倍首相周辺に衝撃が走っている。

 岩田解説委員は、わざわざ安倍首相の私邸近くに引っ越すほど、入れ込んできた。15年間、蜜月だった2人の間になにがあったのか。

「文芸春秋の原稿は、岩田さんの方から『書きたい』と急に言ってきたようです。どうやら、アッキーの秘書だった谷査恵子さんに対する対応について苦言を口にしたら、安倍首相にけむたがられ、それ以来、関係がこじれたようです。これまで岩田さんは、必ずと言っていいほど安倍首相の外遊に同行していたのに、今回の訪ロには同行していない。関係が悪化しているのでしょう」(自民党関係者)


 安倍首相の周辺では、総理の側近中の側近である今井尚哉首相秘書官も、記者とのオフレコ懇談で<(安倍首相に)驕りが出てきたのは、総裁の任期が3期に延長が決まったところからだ>などと、安倍首相を批判している。さらに「日本版NSC」の谷内正太郎局長も辞任を願い出たという話が伝わっている。

 ここまで周囲の人物が次々に離れていくのは異常だ。政権末期の様相である。」



分析は、面白い。
変な記者の記事より、へんな安倍政権に肩入れする、評論家より、
分析が、正しい。

こういう人が、どう、反省するか、言われた総理。
過程からすると、そうだろう。

自民党に、人材がない。
人気のある、議員が、一人ぐらい。

派閥だけが、生き残る派閥棟梁。
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