中学生、高校生 3年生は最後の大会の時期です
来院している子たちも、頑張ってくれているかな?
100%の力を発揮するために
大会の前になるとつい追い込みますよね。
前日や前々日に追い込むと疲労を抱えたまま試合に臨むことになるので100%の力が出せません。
〇発揮できる能力 = 持っている能力 - 疲労度
筋肉内のエネルギーであるグリコーゲンは回復までに24~48時間、強い疲労で72時間かかります。
いくら回復力がある成長期の子でもすぐには回復しません。
私もマラソンの時につい不安で、前日に走り込みをしたら当日は失速
という失敗をした経験があります
数日追い込んでもパフォーマンスは上がりません。
それより疲労を取り、今ある能力を100%出せるようにするのが得策です
痛みを抱えている子たちは特に注意が必要です。
筋疲労が溜まっていると、筋肉が硬くなりクッション性が落ちます。
関節に負担がかかり痛みの原因になります
疲労を取るためには
①休養 (軽い練習)
②ストレッチなどのケア
③きちんと食事をとる
④お風呂に入る
当たり前ですがこの積み重ねです。
本人は本気でやりたいんですよね。 試合は勿論、練習も
子育て世代としては、一生懸命に頑張っている子どもを何とかしてあげたいという気持ち
そして本人の「やりたい!」という思いに応えたいと常に思っています。
今シーズンは脊椎分離症やシンスプリント、オスグッド、脛骨の亜脱臼など様々な症状と向き合いました。
みんな大会を迎えられています
毎回、子どもたちの回復力には驚かされます。
当日よいパフォーマンスを発揮できるよう
前日にはくれぐれも無理をしないようにして下さい(^^♪