今回は患者さんからの質問で「むくみ」についてです。
むくみは原因がいくつかあります。
立ち仕事をしていて夕方になると足の血流が悪くなった場合にでるむくみ。
「靴下の跡がついて~」
なんて言いますが、これは日常的に起こることなのでそれほど気にする必要はありません。
生活習慣の見直しで改善方法はあります。
血液の戻りを良くするために運動や
足の冷えをとる
塩分を控える
などがすぐできる方法ですね。
今回は患者さんのご家族が心臓の持病があり、心配されての相談でした。
むくみの中には病気が隠れていることもあります。。。
例えば心臓が悪い場合
血流の低下とともにむくみが起こりやすくなります。
また 心臓の機能低下、例えば心不全などにより、肺の血流が悪くなることによって肺に水が溜まってしまう
そこから
また、腎臓の場合は老廃物の排出低下で、そのためにむくみになります。
あと肝臓ですと、肝臓の働きでタンパク質の合成というのがあります。
その合成能力が低下するために血液中のタンパク質が低下して、
毛細血管が血漿を回収できなくなりむくみ
中でも心臓はとても危険です。
息切れや動悸、横になると息苦しい
などがある場合は、心臓や肺の異常を 考える必要も出てきますので、持病をお持ちの方は主治医にご相談ください。