少し前の事ですが、やなせたかしさんがお亡くなりになりました。
94歳。ご冥福をお祈りします。
やなせさんは言わずと知れたアンパンマンの作者。
子どもはみんな好きですよね~アンパンマン
子育て中は何度も、お腹を空かせた友達にアンパン(自分の顔)をあげるのを見てますね。
最初見た時は結構ビックリしました
自分の顔を
私がそれを見たのは随分前、20歳前後だったと思います。
当時は大学生でTSUTAYAでアルバイトしてました。
レンタルビデオ(懐かしい)で、たまたまテープの不具合をチェックして見たのがきっかけ。
最初は何の気なしに顔をあげる姿、顔が新しくなると元気になるアンパンマンを面白く思ってましたが、就職活動をしているときにテレビから主題歌が流れ、ドキッとしました
何がキミの幸せ 何をして喜ぶ
分からないまま終わる そんなのはイヤだ
中々就職が決まらない焦りの中、この歌がぐさりと突きさりました
数年前だったと思います。
やなせたかしさんのインタビューの記事(本か雑誌か・・・)で「正義」について語っていました。
その物が無いので正確ではないのですがこんな内容だったと思います・・・・
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国や文化、宗教等の立場の違いで「正義」の基準や考えは変わってしまう。
ただどんな立場でも変わらない正義とは「人の役に立つ」という事。
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これがアンパンマンの正義なのですね。
人の役に立つ
簡単そうだけど難しい事です。
福沢諭吉の「心訓七則」の中で
「世の中で一番寂しい事は仕事の無いことである」
とありました。
仕事が無いってことは、人の役に立てない・・・・
昨日、転職を考えているという患者さんから相談を受けました。
話を聞くと、「人の為に」「地域の役に」という思いが強いですね。
素晴らしい事です!
それが活かせる仕事が見つかる事を祈っています。。。
ただ、「やりがい」は現状でも有るはずです!
頑張って仕事をしているのだから人の役に立っているはずです。
それをしっかりやった上で転職なら上手くいく
そう信じています