現在の金浦空港
初めてソウルに行ったのは何十年も前のこと、午後一の金浦空港。
この韓国ツアーは会社が主催したキャンペーンの招待ツアー。
役に立たないけど同行させてもらいました。
到着した飛行機が少なかったか通関検査所に並ぶ人たちの列は少ない。
これなら手続きも簡単に済むか?
我々外国人(日本人)と韓国人の列は別々、同じくらいの人数か?
しかし、なかなか進みません、というか手続きしているのかと思えるほど進みません。
そうこうしているうちに韓国人の列はあっという間に終わってしまいました。
日本人の列はその間、動きなしの状態です。
列の中ほどにいましたが40分以上待ってやっと私の番になりました。
なんでこんなに時間がかかるのか?みているとパスポートを開けたり閉じたり
なんのリストがあるわけではないのに何かを見るふりをしたり、単なる時間稼ぎのようです。
5分くらいして気が済んだかやっと入国のスタンプを押しました。
当時のパスポートは縦が15センチほどの物、(今は12センチほど)
大きなスタンプと小さなスタンプでページ一枚を使うほどです。
日本の通関スタンプは3回分6個のスタンプを1ページに押し込んでくれます。
まだまだ後ろに一緒に来たお客さんたちが終わらずに並んでいます。
ここでしばらく待機しました。
1時間後、なんとか全員の手続き終わり出てきました。
しかし大変だったのはこの後の「手荷物検査」。
こちらにも長蛇の列ができていました。
一人一人の検査がしつこく長いのです。
これも私の番になってやっとわかりました。
カバンの中身を全部出して透明のパッケージの中に入れた洗面道具など見えるものまで
すべて出して確認するのです。
持参したお土産は包装紙をビリビリに破いて出し中身を確認しています。
カメラはボデイーNOまでパスポートに記入しています。
これでは行列は進みません。
結局、全員が揃って出たのは2時間以上たっていました。
その後、何回もツアーや個人で訪れましたが状況は同じ展開で毎回、いやな思いで入国しました。
何回行っても空港全体に「暗い、狭い、くさい(キムチと納豆混ぜたような嫌なにおい!!」
ある時、上司と訪れた際、
「なんでこんな不自然な方法取るのですか??」と聞いたことがありました。
「それは日本に来た韓国人に同じように嫌がらせのような税関がいるからだよ。」
入国したらさらに嫌な事の目白押し、
なんでそんな韓国に何度も行ったのか??
前にも書きましたがこれから少しずつ書いていきます。