『孤独のグルメ』五郎さん。
番組のワンシーン
メニュー選びに苦心する五郎さん(いつもこのシーンと住宅地や飲み屋街を歩き回って店を探すシーンにはイラつきます)
通りすがりの人に聞いたり、店のスタッフに人気のあるメニューを聞かないのか?・・・そういう番組作りとは分かっていますが気に入りません。
あなたのまわりにも五郎さん同様、メニュー決められずに時間をとる方はいませんか?
はるか昔ですがかなり遅い人間がいました、超遅すぎの!!
高校時代のサークルで昼時にかかり皆で食べに行くことになりました。
普通の定食屋で変わったメニューや決めるのに苦労するものは一切、ありませんでした。
全員で10人少しいてほぼ皆が注文し終わりましたが一人だけ決められない後輩がいました。
料理の出来上がりの早い店で次々とテーブルに並び食べ始めても遅い後輩はまだ決めかねています。
全員が食べ終えてもまだ決められません。
やむなく後輩だけを残し学校に戻りました。
・・・後輩が帰ってきたのはそれから一時間後でした。
もう一人、・・・
社会人になったある時、上海に旅行に行くことになりました。
一人で行く予定でしたが一緒に行きたいと頼まれ二人旅になってしまいました。
1つだけ大きな目的があり「北京ダックのおいしいホテルのレストラン」
それがその時、泊まったホテル。
その数か月前、知り合いの女性が北京で有名なエストラン、たびたびガイドブックやTVで紹介されるレストランに行きましたが「噂ほどおいしくなかった。」
そこで色々調べると(まだパソコンのネットが出てこない時代)
ガイドブックの口コミによると北京には「北京ダック」のおいしい店は無い!!とのこと。
それが上海に「北京ダック」を本格的に食べさせる有名ホテルがあるというので行くことにしました。
ただし同行者には内緒で。
初日に泊まったそのホテルのレストランに行くと同行者「中国料理に詳しいからメニュー決めさせてほしい。」
と言うので任せることにしました。
メニューを手にして30分過ぎても決められません。
挙句の果てに「好きなメニューは無かった。」と言ってきました。
私、「一品も無かったの?」
「そう、一つも無かった。」
ここで分かったのはメニューの文字が読めなかったのだろう!!
中国語には「簡体字、繁体字」があり日本語に近いのは「繁体字」。
「簡体字」は普段、目にすることが無い文字列、その違いで読めなかったにもかかわらず時間を掛け探しているよう、装っていたとおもわれます。
そこでメニューを取り上げ「北京ダック」をメインに前菜、おつまみ、締めの麺類を頼みました。
ここで食べた「北京ダック」はあれから何十年もたちますがスタッフが白手袋をして包んでもらったあの味は今でもはっきりと覚えています。
*旅行行く際は気心知れた相手を選んで決めましょう!!