晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

とう立ち

2018-03-25 06:27:18 | 野菜・果樹づくり
晴が広がって暖かさが戻ってきました。
ジャンパーを着ずともベストだけで過ごせます。

クリの木の下で群生している蕗の薹を採って、
酒のつまにしようとしたらもうこんな感じです。
見事に“とう立ち”しており、
いつもの食べ方では使えないので採るのをやめました。


“とう立ち”って葉物野菜全般の終末状態を表す表現で使われています。
ホウレンソウなどの葉菜類の中にはとう立ちすると葉が硬くなったり、
大根などの根菜類はスが入って硬くなったりして食味が悪くなります。

“とう立ち”は“薹立ち”とも書き語源は、
薹は花を咲かせる茎のことで、
花芽がついた茎が伸びることを「とう立ち」と言います。

とう立ちは人生を揶揄する場面でも使われますね。
辞書には若い盛りの時期が過ぎる。
年頃が過ぎるとあります。
つまり私のような老人をさしているのでしょう。
とう立ちしてもまだまだ使えるってことを実証しなくちゃですね。

昨日は後任区長へ引継を行いました。
2時間で済むと思って10時から始めたのですが、
2年間分の蓄積が多すぎて3時間以上かかってしまいました。
一つ肩の荷が下りました。

< とう立ちに負けじと立つ人生 >
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする