BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

クズ本を嗤え

2019年07月05日 | 新 刊
誰かが置いて行った本だ。アタシがこんなビジネス本を買う訳がない。棚にあったから一応読んだが。
でなにか内容があるかと思ったが、なんにもない。スポーツものの根性出せばなんとかなるという、
同じタイプの本。こんな本が東京では売れているのかと思うと悲しくなる。昨年8月の発行が今年2月
で14刷発行になっている。半年でだ。あー世も末だ~。
 「死ぬこと以外かすり傷」 著者 箕輪 厚介  マガジンハウス 定価1400円+税
  ( 2019年2月25日 第14刷発行 )
31才で亡くなった歌人〔中城 ふみ子」が上京後、死の目前に詠んだ歌。
 「ひしめきて位置を争う東京にわが足立つる空地はなきか」 これを箕輪氏なら嗤うだろう。