BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

誰かが捨てた本

2019年06月30日 | 古本
そりゃあ毛沢東の文化大革命はひどいもんだった。天安門広場事件だって、その場で銃殺刑と同じだ。
だからといって石 平さん、日本を買いかぶり過ぎている。報道の自由度だっていま日本は世界180
カ国中67位だ。官僚もメディアも官邸ばかりみていて、忖度政治がまかり通っている。これでも日本
の民主主義は素晴らしいと?このことを石さんはどう思うのか聞きたい。日本の歴史や文化、礼節など
褒められても、アタシやぁ背筋が凍る。中国と比較したばかりの論述はへきへきだ。アタシゃなんだか
日本が恥ずかしい国に向かっている気がして逃げ出したい。石さん、日本に忖度かよ。
この本アタシに覚えがない。だれかが置いていったのか捨てたのか、よく分からんが一応読んだ。
 『私はなぜ「中国」を捨てたのか』 著者 石 平(セキヘイ)  WAC 定価 920円+税
  ( 2019年3月28日 初版発行 ) 
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