選択科目について

2014-12-04 17:35:16 | 司法試験関連

定期的にある、選択科目に関する質問。

選択の基準は、「自学自習がしやすいか」、「興味があるか」です。ロー生の場合は、ローの講義でどこまで賄えるかがポイントです。評判の良い先生がいれば、それを選ぶのはありです。予備校は基本的に、倒産法、労働法を申し訳程度にやるくらいなのであまり期待できません。選択科目は配点も少ないので、コスパ重視になります。

市販のテキスト・問題集が多いかどうかもポイントです。「自学自習」の要素が強いので、これは重要です。ちなみに旧司法試験で一番人気の選択科目は国際私法でした。テキスト類があれば、この科目が一番楽なんですけどね。国際公法も試験に出る論点は30個くらい、などと言われていましたが(定かではないが)、これもテキストの類がないのがキツイですね。

租税法は、試験でたまに難しい問題が出るようなのでブレがあります。専門用語が多いので、向き不向き、慣れの問題が大きいと思います。そういう意味では独占禁止法も似た感じですかね。独禁法は判例が好きな人にはたまらないですね(笑)

環境法は行政法が好きな人には向いていますがなにせ内容面での変更が激しいので、アップデイトが大変かもしれませんね。この科目は好き嫌いが一番大きいような気がします。

知財は毛色がまた違う感じがします。書籍類は、労働法・倒産法に並んで充実しています。

実は意外に大事なのは、各科目の「世界観」に合うか合わないかではないかと思います。科目間特性が大きく出るのが、選択科目群の特徴だと思いますので。

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ご質問について

2014-12-04 13:59:22 | 司法試験関連

コメントでいくつかご質頂いたので、ここでまとめてお答えしますね。

①フレーム講義について

2103年・2014年をリリースしていないのですが、それのみならず、シリーズそのものをリニューアルして販売しようと考えています。形態等はまだ決めていませんが、2月目標でリリースしたいです。

②3月2日発売予定の本について

これは「予備試験に挑戦しよう的な本」です。勉強方法について苦言も提示しつつかなり具体的に書きました。おそらくここまで具体的に書き込んでいる本はないと思います。全般的にオープンスクールや説明会のノリだと思って貰えれば間違いないです。なのでモチベーションアップの章もあります。このあと、出版社さんも希望ありとのことなので、インプット用テキストを出したいと思います。ただ、まずは1冊目なので、具体的に話を進めるのはその後になります。

③論文突破レジュメについて

現在開講されている講義で使用しているものは改訂はしていません。但し、4月リリース目標で、全く新しい論文対策講義をリリースするつもりです。テキストは全部私が執筆したものになります。イメージとしては、「百選判例+アドバンス的な内容(判例・学説)」の完全論文対策用講義です(入門的なものではありません)。105時間程度の規模を考えています。例えて言うならば、「全く新規のケースメソッド論文マスター」的な感じですかね。

④今後について

当初は12月頭としていましたが、色々あって(笑)、正月に今後の開講講座等について説明したいと思います。

全般的に正月まで待ってね的な感じですね 笑

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