6月2日に向けて

2011-05-19 19:53:30 | 司法試験関連
短答の自己採点くらいはしておきましょう。6月2日の段階で切り替えが可能となります。例年,法務省から「ラブレター」が来るのは6月中旬と遅めなので,その分のロスを回避したいからです。

次回オープンスクールは以下の通りです。

6/3金 14:00~15:30 in 東京校
 『「受かり方」に悩んでいる方へ  合格のための知識の整理と記憶、その知識の使い方を教えます』
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行政法投了!

2011-05-19 17:57:24 | 司法試験関連
論文突破基礎力完成講義の行政法編が無事終わりました。行政法の難化を以前から警戒していたので,それ相応の内容でできたと思います。判例の学習スタイル(目の付け所)についても再三指摘してきたので,「良い癖」が付いてきているのではないかと思います!

いよいよ月曜日からは民法。全16回設置しましたので,試験傾向を踏まえてたグレートな講義になるよう頑張りたいと思います。

目標!債権法改正前に何としてでも合格しよう!

NBAはブルズVSマーベリックスになるか!?いよいよ両カンファレンス・ファイナルが始まりました!
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民法の出題傾向

2011-05-19 12:18:06 | 司法試験関連
行政法に続いて民法にも興味深い変更が見られたと思う。一言で言えば,「民法の刑法化」である。

「刑法化」とは,「詳細な生の事実関係から,論点を抽出・選別し,要件を指摘した上で,各要件に該当する事実を適示して評価を加える」,という意味である。そういう意味で,刑事系のような「書き抜き作業」が例年に比べ増えたのは間違いない。時間不足の恐れが高い試験になったと言えます。

債権法の主要論点オンパレードで,債権法改正を控えての出題か,という気もしないでもないです。債権者代位権,債権者取消権,履行不能解除,いわゆる転用物訴権,不法行為(709条,717条,過失相殺)と出しすぎだろう感は行政法同様にあります。

問題文を速読し,的確に論点を抽出・選別する為には,「磐石な基礎力」と「基本問題に関する答案構成パターンのストック」が物を言います。上手い具合に「論文突破基礎力完成講義 民法編」の開講が試験直後になりましたので(今月23日開講),今年の試験傾向に準拠した講義を致します。ご安心下さい。

要件事実的な部分ですが,反論を意識させているので,正直そんなに変更があるとは思っていません。「要件事実」が出ている,と思っていたような人・講師等は「変った!」と思うかもしれませんが,あくまでも従来から問われていたのは要件事実「的」な発想であり,抗弁・再抗弁的な構成・知識を聞くものではなく,「主張・反論程度の整理でよい」,と以前から言って来たとおりです。そういう意味で主張反論型の問題である事に変りはありません。

そう言えば,設問1(1)(2)は内田先生の民法Ⅱの記述の流れまんまですね(苦笑)第3版の589~593ページの流れまんまです。特に592~の「もう一歩前へ」を読んでおくと,債権者取消権からの債権者代位権,に容易に気がつけました。京大派が押し捲っていた新司法試験ですが,久しぶりに東大民法派の面目躍如!?でしょうか。債権法改正の立役者へのリスペクトなんですかね(笑)
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