If You Could See Me Now/Kenny Drew
(SteepleChase 15PJ-2005)
1981年か82年のことだったと思います。ジャッキー・マクリーン・カルテットが来日することになっていた。チケットを買った時には,マクリーン,ケニー・ドリュー,サム・ジョーンズ,ジミー・コブのカルテットであったが、何の理由であったか失念してしまいましたが,マクリーンの新潟公演はかなわず、代役としてシルバーのバンドで活躍したジュニア・クックが入ったカルテットの公演になったことがある。クックの黒いテナーも良かったが,あくまでも代役であり,中心となったのはやはりケニー・ドリュー・トリオの演奏でした。勿論,このトリオだけでも客を呼べるトリオであったし、自分が生で聴いた演奏としては1.2を争うプレイであったと思います。ドリューについては,リバーサイドのトリオ盤とスティープルチェーズのダークビューティーが自分のライブラリーにはあったと記憶しています。本日のアップは人気盤ダークビューティの影に隠れてはいるものの同時期,同メンバーでの録音弟あり2部作として知られる一枚です。
メンバーはドリュー、ペデルセン、アルバート・ヒース野尾馴染みのトリオです。スタンダード曲が多い選曲が嬉しいですし、やはりドリューを代表するトリオ盤と言っても良いのではないかと思います。特に,ブルーベックの"In Your Own Sweet Way", ダメロンのタイトル曲,エリントンの"Prelude To A Kiss", ロリンズの"Oleo"とジャズメンが書いたナンバーが選ばれているのも興味深いですね。サウンド的にはヒースのドラムがバスバスの音でとられているのが難です(このころのSteeplechaseのヒースの音ですね)が,ドリュー,ペデルセンは息のあったプレイはさすがです。
所有盤はフォノグラムが出した1500円の廉価盤です。ダークビューティとともにこの時代を代表するトリオ演奏だと思います。
7枚もありますかねぇ・・・。
ここから先はXanaduでちょっと輝きがみられましたが、日本製作の変なイラストカバーのスタンダード集のようなアルバムには閉口です。ご指摘のリバーサイド盤,やはりベストですよね。
一番イイですねェ♪
自分も、DREWとやっている時が一番好きですね。
DUO2でしたっけ・・・、アコースティックの方が良いですね。あとはPEDERSENとPETERSONていうのが、有名ですかねぇ。