67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

札幌・函館ジャズ喫茶事情

2015-10-21 20:56:30 | jazz & vocal

 

 初めての道南の旅でしたが、旅行に行けばその土地のジャズ喫茶を訪問するのは自分にとって恒例なのです。今回は、有名ジャズ喫茶がある札幌・函館という土地柄でしたのでかなり期待をして乗り込んだのですが立派なオーディオは昔のジャズ喫茶と同じだったのですが、ソフトはCDばかりで、アナログ盤は聴くことができませんでした。やっぱり時代の変遷を感じないでは居られませんよね。

 まず札幌です。狸小路にあるJAMAICAです。以前から愛読していた”ぱる出版”の「ジャズ喫茶が熱かった日々」でのマスターの投稿を読んでいたので、強面のマスターがいるのかなと50%ずつの不安と期待を込めて黒いドアを開けました。中はカウンター席とBOX席が一つという狭いお店です。びっしりとレコード(話によると2万枚)棚がしつらえてありその下にひっそりとパラゴンがはめ込まれ、タイトなJBLサウンドを繰り出しておりました。さすが老舗です。残念ながら、(ちょっと安心?そいう気持ちもあったのかもしれません)強面?のマスターには出会えませんでした。男性のお客さんが自分以外に一人、細身の女性の方が店の切り盛りをしておられました。「ジャズ喫茶が熱かった日々」に出てくる3人の娘さんの一人だろうか・・・なんて考えながらの短い時間だったですがカウンターで聞かせてもらいました。

 続いて函館です。函館山登山口に近い「想苑さん」と土方最期の地に近い「バップ」です。想苑はネットで述べられていたように「入り口を入ったら右側のリスニングスペースに入るべし!」の忠告に従いスピーカー前の特等席に座らせていただき拝聴させていただきました。一番奥の角がガラス張りの操作室で優しそうなマスターがCDを選んでかけておりました。ここもアナログ盤は鳴らさないのかもしれません。CDってLP盤でいうと表裏両面ですから結構長いですよね。片面ずつアナログ盤で鳴らしていく昔ながらのジャズ喫茶に慣れた自分には結構辛かったりするんですよね。

 最終日に「土方最期の地」を観光して飛行機まで時間を潰そうと「バップ」訪れたのですが、残念ながらお休みでした。ここのお店も前述の「ジャズ喫茶が熱かった日々」にマスターが投稿しておられましたので是非行ってみたかったのですが・・・。この本のマスターの投稿に出てくる自転車旅行の青年は多分、自分の中学校・高校の一年先輩で一緒にサッカー部でプレイした方だろうと思います。有名予備校の英語教師で、浪人経験のある方にとってはカリスマ講師の一人なんだそうです。私事で恐縮ですが、現在、倅が浪人し来春の「桜咲く」を目指して頑張っていますが、その倅すら崇拝しているのです。バップさん、ぜひ今度はお店あけといてください!



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2 コメント

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レコード (mitto)
2015-10-22 06:38:24
自分もCDがほとんどになりました。
気分がレコードという時はレコードばかり聴きますが、レコードを聴くまでの自分なりの流れの決まりごとも面倒に思えてしまう今日この頃です。
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LP (67camper)
2015-10-22 07:25:40
mittoさん、コメントありがとうございます。
やっぱり、自分の世代はLPです。CDのプラスティックケースはどうしても好きになりません。30cm四方のキャンバスに描かれたアート、やっぱりこの大きさでないと・・・
CDは長い時間垂れ流しですし、ジャズは20-30分で次のアルバムに変わってていく方が自分にあってます。
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