自律神経を整えようとする取組みの中には、注意が必要なこともあるということについて、
前回書いてきました
世の自律神経を整えましょう系の教訓に乗っ取って、、
昼間なのに副交感神経が優位の人が、瞑想(黙って座っているだけの瞑想)やらヒーリング音楽やらのことをしてしまったのなら…
さらに副交感神経が優位になってしまう
日中も夜も交感神経が優位になっている人には有効でも、
自律神経が乱れに乱れている一部の人には自律神経を整えると言えどその内容によっては適さないということになってしまいます
ならば逆に、興奮や刺激を与える活動も加えて、交感神経を高めてあげることが大切です
たとえば、
定時起床を心掛けて朝日を浴びる
有酸素運動を午前中に行う
寒風摩擦をしたり、サウナに行く
いつもと違う活動を生活の中に取り入れる
昼間っから副交感神経が優位になっていると眠くて怠くて、家に引きこもってしまいがちですが、
外界からの刺激や、興奮を高める活動を取り入れることも大事
特に有酸素運動は毛細血管を増やし、
血流がよくなって各ホルモンの活性化、全身に酸素や栄養素がいきわたるようになる
やたら不安や恐怖に敏感な偏桃体の過活動を抑えてくれる
ミトコンドリアを増やしてATP産生を上げ疲れにくくする
脳の神経細胞を新たに増やして神経伝達物質のやり取りをスムーズにしてくれる
などなど
脳と身体を健康に保つ働きが大いに期待出来ます
よく、「無理せず好きなことだけやらせましょう」と言われたりなんかしますが、そんな都合のいい甘い話はありません。。
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