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知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『日本最大・世界第三位の熊野カルデラ・熊野コ-ルドロン』 『規模はイエローストーンカルデラや、インドネシアのトバカルデラに次ぐ』

2021-06-16 14:59:31 | 地球・火山・地震・津波

『日本最大・世界第三位の熊野カルデラ・熊野コ-ルドロン』

 『規模はイエローストーンカルデラや、インドネシアのトバカルデラに次ぐ』

 

活火山は、過去1万年以内に噴火した記録がある火山。 休火山・死火山の呼び方は、現在は使われていない。 イエローストーンカルデラと熊野コールドロンの比較を、時間軸で見ると;

イエローストーンカルデラ 直近噴火:約64万年前、直近前:約130万年前直近噴火と  直近前とのタイムスパンは約66万年、誤差の範囲が何万年とは言え、そろそろ噴火時期ではと、『杞人天憂』では済まない。

熊野コールドロン     直近噴火:約1,500万年前、直近前:不明

 ウェブ情報から引用

 

 ウェブ情報から引用

 

ウェブ情報から引用  

熊野カルデラは、学術的には熊野コ-ルドロンと呼ばれるらしい。 理由は、風化作用によって、当初の盆地状の地形が不明瞭になっているカルデラをコールドロンと呼び、区別することもあり、熊野カルデラは、熊野コールドロンとも呼ばれています。 

残念ながら、

❶どんな地図・航空写真を拡大しても熊野カルデラはカルデラには見えず、

❷米国のイエローストーンカルデラや、インドネシアのトバカルデラに次ぐ

規模ですが、一般的には、カルデラとして認知されていない。

先日、NHKBSプレミアムで、イエロースト―ンカルデラのマグマ溜まりの大きさが、測定できることが紹介されていました。 このマグマ溜り、東西約80km、南北約40km。 このマグマ溜りの成長速度が不明、どこまで成長したら破局爆発するかも予測できないし、巨大彗星や隕石の衝突の様に、人類には全く、予知も、防ぐ術もない。

 

ウェブ情報です。

カルデラ(caldera)とは、火山の活動によってできた、大きな凹地のことである。「釜」「 鍋」という意味のスペイン語に由来し、カルデラが初めて研究された日本では、阿蘇カルデラ、支笏カルデラが代表例。 また本宿カルデラや、大崩山カルデラといった。 カルデラ地形が残っていない元・バイアス型カルデラを「コールドロン」という。

紀伊半島の熊野地方、世界遺産にもなっている熊野信仰の聖地は、1,500万年まえの噴火に由来する熊野カルデラと重なり合っています。

巨大な火山活動とその後の風化作用によって形成された風景が、熊野信仰の背景にあるようです。

古事記における神武天皇の行軍ルートが、熊野から奈良県南部に至る太古の火山エリアと交わるという不思議を提示しています。

熊野カルデラは、紀伊半島南端から、那智勝浦町、新宮市、田辺市本宮町に至るエリアですが、熊野三社と称される熊野信仰の中核は熊野カルデラと完全に重なっています。

この20年ほどのイエローストーンでの異変としては、

❶2004 - 2006年にかけて、イエローストーン公園の東西 80km南北 30kmの範囲で地盤が最大 12cm上昇。過去にはなかった現象

❷1999年にイエローストーン公園内の湖の底で高さ 30m以上、長さ 700mの巨大な隆起が発見される

❸イエローストーンの地下 20kmから 50kmまでに、東西 80km南北 40km(容積は約 4.6万km3)の世界最大のマグマだまりがあることが判明

イエローストーンの破局噴火が起こると『火山の冬』が数十年~数百年続き、人類滅亡の心配もあり得ます。

(記事投稿日:2021/06/16、:2022.02/02/01、#346)

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『COVID-19対応は、先の戦争とバブル崩壊の二度の「敗戦」に次ぐ第三の「敗戦」と見る!(何故か?知らなかったこと 2)』 ―10425日経新聞「春秋」に、三度の敗戦は戦争・経済・医療、次は食料!―

2021-06-13 14:22:25 | 政治・経済

『COVID-19対応は、先の戦争とバブル崩壊の二度の「敗戦」に次ぐ第三の「敗戦」と見る!(何故か?知らなかったこと 2)』

 

日本という国は、今まで、大きな国難も、乗り越えてきています。 昔、堺屋太一氏の著書『緊急警告! 第三の敗戦』がありました。

 ウエブ情報から引用

 この本の中では、

第1の敗戦は幕末、第2の敗戦は太平洋戦争、そして第3の敗戦は、東日本大震災後の混迷でした。

 

今回の、日経新聞記事「春秋」に、三度の敗戦は、①戦争(太平洋戦争)、②経済(バブル崩壊)、③医療(新型コロナ感染症)、次は④番目は『食料か水か』とありました。 

以下は引用です。

 

『新型コロナウイルスを巡り緊急事態宣言の発令が決まった翌日の土曜、東京の繁華街を歩いてみた。道路はにぎわい、高級ブティックの玄関やデパ地下では密を作り列をなす人々がいる。雑談に耳をすまし共通点を見つけた。コロナという言葉が聞かれなかったことだ。

危機感の薄さを責めるべきか。カミュ「ペスト」にこんな一節がある。病毒を人に感染させないためには気をゆるめてはならず、相当の意志と緊張が要る。   ペスト患者になると疲れる。しかし「ペスト患者になるまいとすることは、もっと疲れる」「そのためだ、誰も彼も疲れた様子をしているのは」(宮崎嶺雄訳)。

海外ではワクチン接種が進み観光も復活し始めた。比べても仕方ないと思いつつ我慢の気力はそがれよう。「欲しがりません、勝つまでは」の標語で国民を総動員できた情報鎖国の頃とは違う。病床やワクチンの確保で対応のまずさや出遅れが目立ち、太平洋戦争、バブル崩壊に続く第3の「敗戦」だと見る向きも出てきた。

軍事、経済、医療と分野こそ違うが、3度の敗戦には共通項がある。 縦割りの弊害、根拠なき楽観、科学の軽視、やめられない組織。4度目があるなら食料か水か、エネルギーか。予想外の、しかも自信のある分野を突かれるだろう。国内の資源や備蓄を適切に分配できず、輸入も滞る未来図――杞憂(きゆう)なら良いが。』

 

これら原因への対策も、どちらも超難題です。 有名・高名な方々がその難しさをこう言っています。

 

先ずは、『複合汚染』(レイチェル・カーソン著『沈黙の春』の日本版に例えられる名著)の著者・有吉佐和子氏です。 著書『日本の島々、昔と今』の取材を通じて知った、内航船舶燃料価格問題に関しては、『自分も少しは知られた作家ですが、政治には全く影響を与えられなかったことが判りました』と。

 

次に、『ウエブで政治を動かす!』の著者・津田大介氏です。 この本の中で言っています。 『どんな良いツールと実力も持っていても、個人自身が政治活動団体・グループに属して、その中で実力、信用・実績・地盤(派閥)を持たないと政治は、なかなか動かせない』と。

 

最近は、日本では、表題のテーマのように未来に、不安と逼塞感でいっぱいです。 今の日本は、本当に心配です。 繰り返しになりますが、

今までの、軍事、経済、医療と分野こそ違うが、3度の敗戦には共通項がある。 その共通項は、『縦割り弊害、根拠なき楽観、科学の軽視、始めたら変えられない、やめられない組織』と根が深い、簡単には解決が難しい課題が山済みです。

 (20210613纏め、#344)

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『日本のエンタメ世界遠く』(デジタル・人材・多様性 韓国が先行)』 ―最近の日本、「世界に冠たる…」が広範囲の分野で減少、最後の砦が漫画!―

2021-06-12 23:16:33 | 音楽

『日本のエンタメ世界遠く』(デジタル・人材・多様性 韓国が先行)

最近の日本、「世界に冠たる…」が広範囲の分野で減少、最後の砦が漫画!―              

 

BTSぼうだんしょうねんだん)

BTSの語源はバンタンソニョンダン・防弾少年団で漢字。 韓: 방탄소년단、漢: 防彈少年團)は、韓国の7人組男性ヒップホップグループである。 BIGHIT MUSIC所属。 通称はBTS(ビーティーエス、韓: 비티에스)。 略称はバンタン(韓: 방탄)。

受賞歴: ビルボード・ミュージック・アワード トップ・ソーシァル・アーティスト賞(2018) 、Kids Choice Award for Favorite Global Music Star(2018)

ウキペデイアから引用

 

AKB48(エーケービー フォーティーエイト)

日本の女性アイドルグループ。 秋元康のプロデュースにより、2005年12月8日に東京・秋葉原を拠点として活動を開始した。

受賞歴: Japan Record Award For Best Song Award (2016) 、ワールド・ミュージック・アワード、Mnet Asian Music Awards

ウキペデイアから引用

 

表題の記事の抜粋・引用です。

『2020年秋、ある募集広告が、音楽業界で話題になった。 韓国の人気グループBTSを生んだ事務所の日本法人によるプロヂューサーの公募だ。 応募作品は「海外チャートへのランクイン可能なレベル」で「ヒップホップなEDM(電子ダンス音楽)などトレンドを先導する楽曲」。 「メロディが鮮明で起承転結がはっきりした曲はご遠慮を」とも宣言。 静かに始まり後半で盛り上がるJ-POPは時代遅れとの宣告だ。 「悔しいが世界を目指すとはどういうことか分かった」(あるミュージシャン)。

 

日本の大衆音楽はプロ・アマの音楽家がジャズやロックを学び作り上げた。 大手楽器会社、ピアノ教室、日本初のカラオケや演奏や歌の愛好家を育て市場を支えた。 だがIT(情報技術)革命は欧米でEDMなどの新潮流を生む。 楽器がなくても電子機器で曲を作れ、旋律と歌に代わりリズムとダンスが音楽の主役になった。

 

韓国はすぐに追いつき、言語や歴史に左右されにくいダンス主体の歌手を世界に送り出した。 ITやデジタルトランスフォーメーション(DX)への姿勢が日韓間の差を開いた。 マーケッティングでも同様だ。 18年、ジャニーズ事務所は「記者会見などタレントの登壇時の写真をWEBでの使用を条件付きで解禁した。(遅かった) 

 

流通面も日本は周回遅れで、国内音楽流通の7割はCDなどだ。 海外では配信が主役で、それも個別購入から定期聴き放題へと変化は激しい。 AKB48などがCDに「握手券」を添付し、特定ファンの大量購入を誘ったのも一因だ。 業界は息をついたが結果的にビジネスモデルの新陳代謝を遅らせた。』

 

とにかく、ここ数十年も、『井の中の蛙』『ガラパゴス化』をやってきています。 海外の実態との相対比較をいつも、昔のように『真似・コピー』でも結構、やってほしいものです。 

 

マスコミ・マスメディアの奮起・改善『視聴率至上主義(番組は、哄笑・絶叫・スキャンダル等のオンパレードに)、ニュース報道も定性的から定量的に、「数字(絶対値・PPM値と傾向・推移)政府に示し挑戦してほしい』と、切望しています。 

 

現状の逼塞間の改善には、マシメディア・マスコミ以外にはなさそうです。 先にもブログに投稿しましたが、書物のジャンルはいろいろありますが、人文書や実用書等には、『世の中を良くする効力』をいろいろ期待したいものです。 書物・ウェブ情報での政治への影響も難しいようです。 身近な例ですが、政治を通して、世の中を良くしたいことの難しさを、日本の二人の作家がこのように、書いていたように記憶しています。

 

先ずは、『複合汚染』、(「沈黙の春」レイチェル・カーソン著の日本版に例えられる名著)の著者・有吉佐和子氏です。 著書『日本の島々、昔と今』の取材を通じて知った、内航船舶燃料価格問題に関しては、『自分も少しは知られた作家ですが、政治は全く影響を与えられなかったことが判りました』と。

 

次に、『ウェブで政治を動かす!』の著者・津田大介氏です。 この本の中で言っています。 『どんな良いツールと実力も持っていても、個人自身が政治活動団体・グループに属して、その中で実力、信用・実績・地盤(派閥)を持たないと政治は、なかなか動かせない』と。

 

現状からの判断です。

マスコミ・マスメディアの奮起・改善(いつでも、海外との相対比較を定量・傾向分析提示で)で、政府へのチャレンジを期待しています。 どこの国でもある、○○○○機密費などを勘ぐったりはしていません。

(記事投稿日:20210612、#343)

 

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『A級戦犯遺骨は太平洋にまかれていた(何故か? 知らなかったこと 1)』 ―10608日経社会欄に、「東条元首相ら7人は処刑当日に太平洋にまかれた」―

2021-06-09 22:13:23 | 歴史・世界

A級戦犯遺骨は太平洋にまかれていた何故か? 知らなかったこと 1)

『10608日経社会欄に、「東条元首相ら7人は処刑当日に太平洋にまかれた」』 

この記事の「太平洋にまかれていた…。」の表現に驚きました。 遺骨を「まく」とか「散骨」は、難しい日本語ですが、それぞれの響きが異なります。 この表現ですが、傘寿爺は考え込みます。

 ウエブ情報から引用

即、ナチスの戦犯の対応を調べました。

『親衛隊中佐のアドルフ・アイヒマンは、イスラエルでは戦犯以外の死刑制度は存在しないため、建国以来同国で執行された唯一の死刑である。 遺体は焼却され、遺灰は地中海にまかれた。』 戦後すぐに公開されていたようです。

 

戦争犯罪人とは、第2次世界大戦後,連合国の軍事裁判で戦争犯罪について訴追,処罰されたものです。

 

表題の記事の抜粋・引用です。

『第二次大戦後、極東国際軍事裁判(東京裁判)で死刑判決を受けた東条英機元首相らA級戦犯7人の遺骨について、米軍将校が「太平洋の上空から私がまいた」と記した公文書が見つかった。 米軍による具体的なA級戦犯の遺体処理の方法が、公文書で判明するのは初。

 

まいた場所は、「横浜の東の太平洋上空を30マイル(48㎞)地点で、広範囲にまいた。 処刑に立ち会ったGHQのシーボルト外交局長は、のちの著書に「指導者たちの墓が将来、神聖視されることのないように、遺灰はまき散らすことになっていた」と記述。 遺骨は太平洋や東京湾のまかれたとの伝聞や憶測はあったが、裏付ける公文書はみつかっていなかった。』 

最初に、この記事を読んだときは、『キリスト教圏の先勝国が、アジアの多神教国の戦争犯罪人に火葬を』と、残念に思っていましたが,『ナチスの戦犯の対応、火葬・地中海への散骨』であったことで納得がいきました。

 

火葬について調べてみますと、地球は手狭になってきています。

明治時代以前は殆んど土葬であったが、その後火葬に代わり、今でこそ、日本での火葬率は99%を超えます。 

 

アメリカは、州によって火葬率は違います。

アラバマ州 ケンタッキー州 テネシー州 ウエストバージニア州 ミシシッピー州などは火葬率、5%前後と低く。 逆に、ネバダ州 アリゾナ州 ワシントン州 ハワイ州 アラスカ州などは50~60%の火葬率で、その差は約10倍にもなっています。

 

火葬・土葬の比較はもうやめます。 これからは、過去のことで、『何故か? 知らなかったこと』を調べていこうと思っています。  

(記事投稿日:2021/06/09、#342)

 

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