『今後のために、現時点の「新型コロナウイルス感染症へ対応」を備忘録に1』
—平凡ですが、三密回避(一番難しいが)と、マスク、うがいの徹底―
(yahoo新型コロナウイルス感染症まとめ20200405 1100時点より引用)
この二つのグラフですが、日本国内の場合は、PCR検査数を抑制(その理由❶検査施設が少ない ❷無症状でも今は入院で対応 ❸厚労省は誤判定を警戒)、国外の場合は、中国の『症状のみの判断』で算出されており、まともな比較ができない状態です。
新型コロナウイルス感染症への今日時点の日本の内閣官房の対応についてのHPです。
◆国民の皆さまへのメッセージ
○国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる。)や手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます。)
(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合
○センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
○なお、 現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
○帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。
○医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケットの徹底をお願いします。
一人一人ができる対策
新型コロナウイルスに感染しないようにするために
① 手洗い
② 普段の健康管理
③ 適度な湿度を保つ
ほかの人にうつさないために
① 手洗い
② 咳エチケット
日本は国外と比較して、島国で感染症等にはかなり鈍感で、昔からこのような簡単平凡なことの徹底が、なかなかできない人々が、結構多いので欧米以上に厳しい対応こが必要です。
今回のケースでは、比較にならない、ペスト菌によるペスト(黒死病)ですが、中世では、8,000万人か1億人が死亡したと推計されています。 これと同等の大惨事が、およそ100年前、20世紀初頭にありました。 それが『スペイン風邪』で、中世のペストと同じくらいの死者数、数千万人と言われています。
ウキペディア情報です。
Spanish Flu (influenza) )は1918-1920年に世界各国で極めて多くの死者を出したインフルエンザによるパンデミックの俗称である。第一次世界大戦時に中立国であったため情報統制がされていなかったスペインでの流行が大きく報じられたことに由来する(スペインが発生源という訳ではない)。1918年パンデミックとも呼ばれる。
1918年1月から1920年12月までに世界中で5億人が感染した[2]とされ、これは当時の世界人口の4分の1程度に相当する。その中には太平洋の孤島や北極圏の人々も含まれた。死者数は1,700万人から5000万人との推計が多く、1億人に達した可能性も指摘されるなど人類史上最悪の感染症の1つである。アメリカ合衆国ではパンデミックの最初の年に平均寿命が約12歳低下した。
近年の研究により、スペインかぜはH1N1亜型インフルエンザウイルスによるものと判明している。(H1N1)によるパンデミックは、スペインかぜと2009年の新型インフルエンザの2回である)
ウイルスは、細菌と違って、抗生物質が効きません。 新型コロナウイルス感染症が発生し始めたころに比較された、
SARS;2002年11月~2003年7月 感染者8,422人、死者916人
MERS;2015年7月~2019年11月 感染者2,494人、死者858人
ですが信じられないほどに、小さな数字です。 新型コロナウイルス感染症の感染者は世界でも、日本でも指数関数的な増加は、驚くべき事態です。 日本の関係者の皆様は、定性的な目当てばかりです。 定量的な数値で、期限をつけて、説明とやるべきことを国民に約束ください。
新型コロナウイルス感染症は、南半球でも熱帯地域でも感染症が拡大していますので、SARS やMERSのように高温多湿が有効とは思えませんし、ましてや、SARS やMERSのように、知らぬ間に、抗体を持つ人間が、どんどん増えるなどと楽観視はできないし、グローバル化は進み、国境のないような環境ですので、恐怖を感じます (20200405纏め、20200415改 #152)