知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『来た、見た、分かった 2(新幹線と在来線の車窓から見た竹害(放置竹林問題は、かなり昔から継続、温暖化で加速中)』

2023-11-17 22:35:45 | 風景
『来た、見た、分かった 2(新幹線と在来線の車窓から見た竹害(放置竹林問題は、かなり昔から継続、温暖化で加速中)』

『車窓から見える里山の「竹害」と、鉄道沿線と道路沿線の「明治草(ヒメムカシヨモギ、別名鉄道草」の害と、里山の「クズ(グリーンモンスター)」の害、これらは海外でも猛威を!』

グリーンモンスターのビッグスリーは「竹」、「明治草」、「クズ」

表題に、名言『来た、見た、勝った』(古典ラテン語:Veni, vidi, vici)を引用させて頂きました。 共和制ローマの将軍・政治家のユリウス・カエサルが、ゼラの戦いの勝利を、ローマにいるガイウス・マティウスに知らせた言葉です。

 長い海外生活(22年余)から、頻繁に利用せざるを得なかった飛行機ですが、今は飛行機恐怖症になっていますので、沖縄以外の国内旅行は、地に着いた交通機関(鉄道・バス等)を使って、昔からの地図・地理好きの習慣で車窓風景を楽しんでおります。 

飛行機恐怖症などと言っていられない海外勤務の時代は、飛行機の小さい窓からの風景楽しんでいました。 北周り欧州行きでは、偶(たま)には『オーロラ』、ロスアンゼルスから南米西海岸諸都市行きでは、眼下の「ロッキー山脈の麓の砂漠の散水灌漑の円形緑地」、「南米ではアンデス山脈(当時は温暖化影響などなくレインボーマウンテンは見えず)」を食い入るように眺めていました。

日本の里山はピンチ、放置竹林問題(竹害)前線北上中! 表題に戻ります。
以前はいつも、故郷、千葉県の旭市にJR総武本線、又は、高速バスで帰郷する時に、車窓から食い入るように見つめた『里山に拡大する放置竹林問題(竹害)』ですが、先日(2023/11/09)、九州長崎に旅行をしたときに、新横浜から長崎まで、新幹線と在来線の沿線には、同じ風景がずっと、続いたのに驚きました。

日本中に拡大中の里山の『竹害』

 ウエブ情報から引用

ウエブ情報です。
『東北大や長野県環境保全研究所などの研究グループは、温暖化で竹の生育に適した環境が広がり、里山の管理などに悪影響を与えるリスクがあるとの予測をまとめた。 温暖化対策を取らずに今世紀末までに平均気温が産業革命前より4度上昇した場合、東日本では竹が育ちやすい地域の割合が最大で83%に達するという。

北限は北海道の稚内市まで拡大する恐れがある。 現在の日本の竹林の総面積は15万9千ヘクタール。 主にモウソウチク、マダケで構成され、管理が行き届かない竹林の拡大が各地で問題となっている。

竹林が拡大すれば、コナラやミズナラなど他の樹木が圧迫され、里山の景観や植物の多様性が損なわれる恐れがある。 さらに竹林はイノシシなどのエサ場や隠れ場所になりやすく、竹林の拡大が獣害を増やすリスクもあるという。

研究グループは、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に準じて温暖化を1.5度以下に抑えれば、拡大は面積の46~48%で食い止められると予測。 温暖化対策に加え、「タケノコを新たに植えない」「竹林を放置しない」などといった対策を住民と行政が一体となって進めることが重要だとしている。』

日本は、瑞穂の国。島国ですが、地球温暖化の中で、『車窓から見える里山の「竹害」と、鉄道沿線と道路沿線の「明治草(ヒメムカシヨモギ、別名鉄道草」の害と、里山の「クズ(グリーンモンスター)」の害!』の対策が急務です。

掛け替えのない地球に人間がいつまでも住めるように毎度の祈りですが、温暖化対策は、みんなでやれる『できるだけの節電・節水・節食、移動には自転車・バス・電車』と、政界・産業界のリーダーの皆様に頑張って頂く、温室効果ガス排出削減は次のビッグ3『発電業・製造業・運輸業』での喫緊対策です。 みんなでやる『節電・節水・節食、移動には自転車・バス・電車』も、『発電業・製造業・運輸業』の規模縮小につながります。 『規模縮小』以外に打つ手がない、限界のある狭い地球ですので、頑張りましょう。

せめて、喫緊・最優先の温暖化対策ができないと『グリーンモンスターのビッグスリー「竹」、「明治草」、「クズ」』の対策までは手が回らないと思っています。
(記事投稿日:2023/11/17、#698)
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