斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

タイにて

2010年12月25日 00時00分09秒 | その他
旭川氷点下10℃の世界から、34℃の世界にひとっとびしました。暑いかとおもいきや、それほどの感じでもありませんでした。タイでは、さまざまな世界の要人と会い、世界の経済状況、世界が日本に求めているものを探ります。まさにクリスマスシーズンで、世界から人間が集まる、人間交差点といえます。

今年の傾向。昨年に引き続き、ロシアあるいはロシア関連国からの訪問者が多い。しかも2倍くらいは来ていると思います。昨年多かったドイツが来ていません。ヨーロッパの経済状況は想定以上に悪いように感じます。中国人と韓国人は昨年より多いと思います。バブル絶頂期ですね。この後の展開が怖い。

昨年もお話を聞きましたが、今年も円高戦略について直に話を聞くことができました。アメリカがドル札を大量に刷ってなにをやるかというと、低金利で貸し出して、アジアやアフリカの工場用地の確保を行います。そのころには円高がだいぶ出来上がっているので、日本企業がたまらなくなって世界に工場をたてるでしょう。それはすでに誰かが用地を確保していたところにたてることになり、先行投資していた人は儲かるわけです。そして、アジアやアフリカの人たちには勤務先ができて、仕事することができます。世界は、日本の工場を誘致しているわけです。

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