斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

科研講習会の今年のテーマ

2017年05月01日 01時22分16秒 | 斎藤秀俊の着眼
昨年、一昨年と科学研究費の大きめの審査委員を仰せつかってしまったおかげで、自分のお得意の領域で申請書を提出できず、本職の専門の申請については他領域で全滅を食らってしまいました。ただ、水難の研究ではちゃっかりと大きめの予算をいただきましたが。

自分の本職での研究予算の申請では不本意な結果でしたが、その分審査会にてたいへん素晴らしい勉強をさせていただきました。その成果をまとめて、今年度の科研の講習会のテーマは「のど自慢にて、懐メロで優勝したからと言って。。。」という冗談みたいなことをお話しようと思っています。大型予算の合否のラインは微妙な差ではなく、そこには明確なギャップがあります。申請書の書き方テクニックとか、グループディスカッションとか、そういうものだけでは超越できないギャップです。こういった話をもとに、中身については、基盤Aや基盤Bを狙うにふさわしいものになります。

もちろん、基盤Cや若手Bを確実にいただくための基礎講習も準備しています。夏休み前後から今年の科研のシーズンが始まります。科研講習会のご予約はいつでも、どの機関からでも承りますので、ぜひご一報ください。
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