斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

それでも仕事

2010年08月12日 16時36分53秒 | 長岡技術科学大学の広報
今日から大学は一斉休業なのですが、いましたいました、学生がぞろぞろと。きっと秋の学会の準備のための実験をやているのでしょう。うちのスタッフと学生も実験室にいました。今日は、台風4号の影響で風が強く、俄雨もふっていました。外は閑散としていました。

今日は職員もお休みの人が多いのですが、私は10月からの共同研究(技術開発センタープロジェクト)立ち上げのために東京からお越しいただいた企業の方を学内施設に案内していました。お互い忙しいと、こういう休業日でないとなかなか打ち合わせをすることができません。本日の午後はほとんど打ち合わせに費やしました。

技術開発センタープロジェクトは、共同研究などで特許などの出願をおこなった成果について、実際に試作品などを作って製品化につなげようというプロジェクトです。
http://www.nagaokaut.ac.jp/j/soshiki/gikai_center/gikai_center.html

大学が特許を持っていてどうするんだ?と疑問に思う方がおられますが、いかがでしょうか?本学では技術開発センタープロジェクトで製品化の一歩手前くらいまでやってしまいます。お互いが本気になるように企業からの研究費もそれなりにお高くなっています。製品化して、特許に守られながら販売するのが、特許の正しい使い方ですから。



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