斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

臨時VOS塾終了

2010年09月23日 09時58分29秒 | 長岡技術科学大学の広報
先ほど午前3時に臨時VOS塾が終了しました。遅くまでお疲れ様でした。産学連携CDの品田さんがすべての報告を聞いていました。熱心に議論している教員をみて、横のつながりの強い大学だと感じられたそうです。XX高専の先生方も熱心に議論に加わっていました。とてもよい刺激を受けたそうです。高専にもこういう文化が根付くといいですね。単に科研申請が通りやすくなるとか、そういう問題ではなくて、自分の研究の方向性、新しいアイディア、協力関係、さまざまなものがここから生まれるということが伝わったと思います。年に20回もやれば、大学が、組織が、確実に変わります。

昨夜は、自信をもって自分のアイディアを出したのに、聞き手はぜんぜん違う解釈をする、と悩まれた先生ばかりでした。なぜ内容をわかってくれないのだろう?と思ったとき、審査員も同じ間違いに陥るだろう、と気がつくことが重要です。筋道がおかしいのです。聞いている人たちが、自分の思うように解釈してくれて、しかも内容がすばらしい、と絶賛するようになってはじめてよい申請書になります。

次回VOS塾は9月30日です。いよいよ科研の申請締め切りまで1ヶ月です。

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