斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

インドネシアでは、uitemateが国家プロジェクトになりつつある

2016年03月28日 16時14分33秒 | 斎藤秀俊の着眼
この3月に記事になったインドネシアの新聞から

見出しインドネシア語
Terkait Satgas Penanggulangan Bencana, Lanal Ranai Gelar Rapat Evaluasi Penanggulangan Kecelakaan Laut

見出し英語
Related to Disaster Management Task Force, Lanal Ranai Meeting on Marine Accident Prevention Evaluation

見出し日本語
防災作業部会の一環として、海難防止評価に関するLanal Ranai会議が開催された

この後は、インドネシア語からの翻訳だが、翻訳に一苦労で、かなり端折って必要なところのみ抜粋

海軍基地のひとつである海軍ステーション(Lanal)Ranaiは国家救難庁の救助活動の成果を評価するために、国民組織を招集した。

Ranai海軍基地司令官Badruddinは、防災作業部会が将来にわたって海洋等における様々な救助活動を行う重要性に言及するばかりでなく、そのようなリスクをもつ地域に住む住民に対する安全思想の普及、例えば作業部会が策定したプログラムに従って学校の子を教育することの大切さを語った。

「基地に属するRanai Lanalは、地元の警察と協力して女性警察官に対して、uitemateと呼ばれる浮き身の訓練をしている。この訓練は日本において母親や子どもたちが洪水や船舶事故に直面したときのために行われている。

この活動を続けることで、女性警察官が高校の女子学生から子どもたちまでuitemateを伝えられるようになる。

以下、略。