日本に比べるとまだまだアメリカのガソリン値段は安いのですが、ここのところハリケーン後の急騰はそうも言っておられない状況になり、代替燃料の話題が熱くなってきました。環境保護論者の間では以前より話題になっている代替燃料ですが、ひょとすると主流になるかもわかりません。ガソリンも軽油も史上最高値をつけた今、以前にも増して代替燃料のコスト競争力がクローズアップされています。洲の当局の薦めもあり代替燃料の生産が増していて消費者にとってもより身近になっています。もっとも注目を浴びているのが、Ｅ８５と言われているエタノール８５％ガソリン１５％のブレンドものです。そしてＢ２０という２０％の大豆油と８０％の軽油を混合したバイオディーゼル燃料です。数社がそれ用のエンジンを認定しておりホットな話題になっていきそうです。州内に数箇所のスタンドもありその近在に住んでいるドライバーにとっては無視できない話題です。
アメリカでは１０月１日よりアーチェリーによる鹿狩りが解禁されます。この日を待ちに待ってアーチェリーの練習を重ねてきている人達にとっては待望の日がくるのです。ところがちょっとした心配が起きています。消耗性伝染病に掛かっている鹿が報告されているからです。病気にかかった鹿は脳を置かされて自立すらもおぼつかないようです。人間への伝染とかは報告されていないものの、処理にはゴムグローブの着用、挙動のおかしい鹿を捕まえたと時はすぐに報告、骨を切ったりしないなどの注意が流されています。今のところカナダのサスカチュワン洲の４０頭、コロラド州の１２頭などが報告されているだけですが、他の洲でも危険があるとしてハンターに呼びかけをしています。牛の狂牛病の鹿版のようですね。
島民の方☆ただ今アメリカに在住していますが、ここから見れば日本はみんな島民です。地図で見ても、よくもあんなちっぽけな所に経済的に世界に影響するようなパワーがあるとは信じられないでしょう。でも、島って不思議なのですよ、地図で見たどんなちっぽけな島でも一度上陸してしまうとその島という感覚が無くなってしまうのです。今まで私が行った島、いずれもでした。昨年訪れた南国の島では、古い車を大切に使っているのにビックリしました。そんな所では夜の遊び場の話が翌朝は至る所で話題になっているのにも驚きました。それでもフィリッピンなどからの外国人出稼ぎ女性がいらっしゃると聞き、わが耳を疑いましたよ。
アメリカのトイレは、バスルームといわれるが如く、日本的な御不浄という考えは在りません。中には絨毯を敷き詰めて足が埋まる位に綺麗にしていますし、使用していない時は戸を開けておくのが普通です。そんなアメリカのトイレ、公衆のものとなると戸の下部が空き空きで外から中で犯罪が行われていないか分かるようにしてあるのです。会社のトイレも同様です。今日、私が中に入ると大きな声での会話が聞こえるのです。外には誰もいませんが、男性の大用の小部屋が二つ埋まっていて、その小部屋越しに二人が会話をしているのです。なんと言う日本では考えられますか。場所が場所だけに結構臭い話しをしていました。「昨日食べたサラダが悪かった」「やられちゃったよ」外で誰が聞いているのかも分からないのに、会社の人の悪口でなくて良かったようなものですが。当人同士は相手が誰なのか、どうして分かったのでしょう？？覗いたのかな？？
７６歳の男性がハリケーンカテリナ襲来以後１８日たって発見されました。天井裏に閉じ込められて居て水も食料もなくなって、座った状態で見つかりました。段々と少なくなっていく水をすすりながら、それがなくなるまで、そして水がなくなってからもじっと座っていたのです。悪臭のする洪水のところから逃げる方法がなかったのです。救助隊は金曜日、近所を探索しているおりに、彼を発見しましたが、食料もなく人との接触もなかったわりには心身ともに元気なのに驚いたそうです。「信じられ無いような話です」と救助隊は話しています。次のハリケーンの来る前に見つかってよかったですよ。
ハリケーンリタの接近により、ニューオリンズ市長は住民の帰還を保留しました。ブッシュ大統領や他の高官からの圧力もあり、熱帯嵐による新たな洪水の脅威があるので、市長は月曜日、市の大部分の再開をもう２，３日猶予することを発表しました。「私は保守的になる過ちを犯すのかもしれないが、もう少しみんな町の外にいた方がきっといいと考える」と述べました。声明は連邦の役人や大統領自身からも繰り返し出されています。市長のもともとの意図は市民を危ない目にさらしたくないというものです。「自体は変わった、違うハリケーンが我々に近づきつつある。」彼は、市の排水設備がまだ完全な機能を復帰させていないので、堤防はまだ大変に危険な状態であると、言いました。
２階建ての通勤列車は土曜日の朝、ジョリエットからシカゴに向かって１８５名の乗客と６名の乗員を乗せて走行中でした。事故は連結の変更部分で規定の１０マイル速度規制をはるか超えた６０マイルで通過しようとしたのですから、事故が起きても当然といえば当然です。事故当時の速度記録はブラックボックスという３ヶ所の電子記録装置より明確になっています。当局は日曜日に凡そ３時間にわたる事情聴取を運転手より行っております。４１歳の運転手はメトラの６ヶ月の訓練を終えた後４５日間連続して勤務を続けており、それは転覆事故が起きたときもその何がしかの訓練が行われていたのです。また、彼はＣＳＸコープで以前５年間の列車技術者として勤めたいた経験があります。
Ｒ・リー・アーミーという彼自身も軍隊経験があるのですが、初老のコメンテータが最新の軍隊の兵器やジェットファイターを実際に操作したりしてその感想をレポートする番組です。レポートするといっても実際に体験するのですから、かなりの体力や費用もいるでしょう。それを一向に気にせず砲弾や燃料を消費し披露するのです。ジェットファイター機上にいたってはＧに耐える訓練をこなし、耐Ｇ航空服を着用してのレポートです。体力仕事だと思うのですが、初老のレポーターはいろんな軍隊のテーマを紹介していきます。題名のメールコールが何処からきているのかは分かりませんが、おそらく視聴者が郵便や電話で次はこれをレポートしてくれとのリクエストがあるのではないかと、思っています。
アメリカのメリーランド州では、中学生の子供がサッカーをしていて蛇を踏んづけてしまい、そして噛まれました。最近学校の近辺で蛇の出没がかなりあるようです。中学の先生のベン・モレーは自分の生徒達が蛇を怖がるよりも「かっこいい」なんて思っているようですので、毎回体育の時間の前には注意をしています。金曜の朝、体育の時間に運動場で子供達がサッカーをしている時に、かなり大きな蛇が子供の足を靴の上からかぶりついたのです。モレーは早速学校の用務員さんに頼んで蛇を捕まえてもらいましたが、幸い毒蛇ではなかったし、蛇の歯が少年の皮膚までは届いていませんでした。蛇は乾燥して暑い時期にはよく学校の近くに来るようです。ジャーマンタウンにあるセダーグローブの小学校では今年２匹の蛇を捕獲したとの事です。校長先生によると一匹は建物の中でそしてもう一匹は移動教室のっ近くの外で捕らえたとの事です。学校はその後周囲に薬品の散布して蛇の餌となるコオロギを減らす処置をしたそうです。
ハリケーンカテリーナの被害は人間だけでなくペットも大いに影響を受けました、彼らの殆んどは飼い主が避難するときに見捨てられていました。ワシントンの動物保護連盟が金曜日にワシントンの北西部に２度目のトラック一杯の被害動物を載せて到着しました。避難時に見捨てられた動物達は殆んどが家の中に閉じ込められていました。「ある家をノックしたら３匹の犬がいました。２匹は溺死していて１匹が助かっていました。その助かった犬は２週間ずーと窓のふちの２インチ所に座っていたのです。」保護された動物達はいま治療を受け貰い手が現れるのを待っています。元の飼い主がどのように呼んでいたのかも分からず、ライマ、ビーン、ガンボなどと適当に名前をつけています。
４０歳以上の方だとご存知だと思いますが、テレビで放送された「奥様は魔女」。これの映画版が多少趣を変えてアメリカで上映されています。題名はまさしく「ＢＥ ＷＩＴＨＣＨＥＤ」です。数年前のテレビではサマンサが奥様の名前だったと思いますが、今回の映画ではイザベルです。演ずるはニコル・キドマンで顔立ち等は前回の魔女と同じ感じですが、幾分若くそして可愛くなっています。旦那の方はウィル・フェレエルで、アゴの突き出た旦那ではなく、多少丸みを帯びた俳優が演じています。日本での上映は如何かわかりませんが、まずまず面白かったです。
テキサス洲オースチンでフロリダ州知事の一番末っ子の男の子（２１）が金曜日、酩酊と逮捕拒絶で警察に逮捕されました。ジョン・ブッシュはテキサス州アルコール飲料委員会により金曜日の午前２時半頃オースチンの６番街バー地域でエイジェントに逮捕されたと、代理人は語っています。ブッシュ大統領の甥に当たるのですが、２５００ドルの保釈金を払って釈放されています。ブッシュ知事と彼の奥のコロンバさんは金曜日の夕方、マイアミで博物館のレセプションに出席していました。「息子は良くやっている。アレは個人的な出来事です。我々は彼をサポートしています。彼は気の毒ですが、そのことについて私が３０台の公衆テレビカメラの前で議論するつもりはありません」とレポータに言ったそうです。ブッシュ家が法的なトラブルに巻き込まれたのはこれが初めてではありません。以前、２００２年の一月に、娘さんが薬の処方箋を偽造して逮捕されたこともあったのです。名門の一過と言うのはとかく世間から何やかやと騒がれますから、要注意です。
ベトナム戦争時代の空軍パイロットの証言を元に当時のアメリカ空軍トップガンとミグ戦闘機や、ミサイルとの空中戦を実機映像とＣＧを組み合わせて再現し見せてくれます。歴戦を重ねて来たパイロットの証言ですから迫力に満ちています。両手を広げて自機と敵機との位置関係を説明してくれます。もちろん追撃されて落下するところもありです。実画像も多くあるので、ゲームでみるようなアクロバット飛行が現実の戦闘で駆使されているのがよく分かります。ＣＧ画像も本物と見間違うようです。こんな戦闘の記憶をも証言と画像で番組にして見せるのには驚愕です。
現在、破産措置でチャプター１１に入っているＵＳエアウェイが現在アメリカ第７位のアメリカンウェストホールディングとの合併で会社更生を図り、チャプター１１からの離脱の許可を受け取りました。ＵＳエアウェイグループは破産からの正式離脱は最低でも１０日間待たなければなりません。合併し正式に破産を終結させると今月末か来月１０月の初めには全米で第８位の航空会社になることが期待されています。今日の公聴会の後ＵＳエアウェイの社長は燃料価格の高騰や同業他社との競争はきついが合併が成功する自信を持っていると語りました。
ヒューストンに住むニューオリンズの被災者で半分以下の人が家に帰るだろうと話しています。一方２/３近い人はヒューストンの近くに住まいを恒久的に移したいと思っていることが、ワシントンポストとハーバード衛生学校の調査で分かりました。ハリケーンで生き残った人への広範な調査結果、まだ身体的にも精神的にも大きな被害を受けてはいるが完全に壊れてしまったわけではありません。神をあがめ、沿岸警備隊が世話をしています。しかし２週間経った今も亡くした愛する家族や親しい友を失った悲しみの言葉を探し続けています。大部分の人がもう自分達には帰る家が無いということを悟っています。殆どの人がそれらの損失に対し保険が払う額では不十分な状態です。
