ハリケーン被害者救済基金番組では有名なスターが続々と登場しています。以前ルイジアナに住んだことのあるポール・サイモンは基金の努力を手助けするためにジャズバンド風のアレンジで”私をマディグラスへ連れてって」を歌いました。モライヤ・キャリーとニール・ヤングはゴスペルシンガーの合唱をバックに、アリシア・キーは何人かのゴスペルスタート合唱で出演しました。BETの番組は心を締め付ける内容でした。音楽が流れるバックで、被災者が湾岸地域に住む自分たちの親戚や友人を探す手助けをして欲しいと訴えるクリップを流していました。キーは彼女のヒットソング「もし、貴方がいなくなったら」を歌い、パティット・ラベルは「私は貴方の側にいる」を歌いました。ラッパーのジェイZとディディーは番組の時間に15分遅れたのですが100万ドルのチェックをニューヨークのヒップホップコミュニティーからと言って赤十字に、置いていきました。
クリントン元大統領も被害者救済基金のテレソン番組に出演し基金への協力を呼びかけていました。そして副司会者のスティーブ・ハーベイから「もしこのハリケーンが貴方の大統領の時だったら、違った対応を取っていましたか?」と尋ねられていました。クリントンさんは、ブッシュ大統領を非難はしませんでしたが、FEMAの重要性を強調していました。「我々は常にゆっくりより、素早くを頭においていた」と語っていました。NBC局は先週、ラッパーのケイン・ウェストの「ジョージ・ブッシュは黒人の事なんか気にかけていない」という、アピールスクリプトのコメントを流していました。
大洪水をもたらしたカテリーナは去った。ランディー・ニューマンがずいぶん前にハリケーンについて歌った歌、「ルイジアナ1927」で全米のテレビネットワークが基金集めの番組を金曜日に始めました。そして、終わりはドクター・ジョンが、歌に満ち溢れた町が望むのは、さぁ「ニューオーリンズに歩いて行こう」と締めくくっていました。一時間にわたる番組は4年前に911テロ被害者家族救済の番組を手がけたと同じプロデューサが担当しています。今回のテレソンはショックというよりはみんなで結束しようという感じが強く、ネイティブジャズ、ゴスペル、スワンプロックをフィーチャーしたものでした。