今回のニューオリンズのハリケーンの被害予測は昨年行なわれた演習で予測されていたという新聞記事が入ってきました。それはハリケーン「パム」という名で行なわれたものです。120mphの風、20インチの雨がニューオリンズの古い堤防を洗い流し50万の家々を水没させ、水位以下の壊滅で何十万人もの人々を生活に困らせるとの試算がされていました。パムは仮想のものでしたが、カテリナはそれが現実なり襲ったのです。今回の災害を研究者、技術者、災害研究者などはどのように確認をしていたのか、コンピュータが2004年の6月にはじき出した結果が公表され、彼らは何十年も前からニューオリンズは壊滅的なハリケーンに遇う前に政府や行政からより良い対応を引き出すべく戦っていたとの事実が確認されました。2005年の例で言うとルイジアナがハリケーン対策で要求した予算額の3分の一弱しか予算が下りていないという事も事実です。
ココロに残った詩は何ですか?それは何と言っても、サミュエル・ウルマンの「80歳の歳月の高みにて」の「若さとは」ではないでしょうか。加齢により肉体的には年老いても、精神の若さを朗々と歌っています。心の若さをを持ち続けたいものです。
キャデラックSTSで近くのハイウェイを走るととっても気持ちがいいと、言いながらその車のオーナーはガソリンを入れていました。パワーを感じることができるのですと、55歳の男性は言っています。隣の郡ではここ4年間で時速160キロ以上のスピード違反を犯した人は448人居ます。大部分の速度違反は160キロ未満での違反ですが、全体の0.2%が超高速での違反者です。今年はその数が既に86名といつもの年よりもハイペースで増加していて、パトロール隊はそういった神経をを尖らせています。86名のうち81名が男性、年齢は中年が25%で最高齢は64才だったそうです。いくら車が良いからと言って、速度違反で車の性能を楽しんでもらっては困り者です。
ニューオリンズの警察当局の情報によればハリケーンカテリナの死者の数は20000人に達するかもしれないと語っています。連邦局の担当者は壊滅的な水没地帯から水が抜けていくに従い目を覆うような死体状況が明らかになりつつあると語っています。リカバリー隊が空とボートから水没した隣近所から生存者を捜しています。当局者はまだ町に居る人に安全を確保しつつ早く町の外に移動するように求めていますが、何人かはその移動を拒んでいます。ナショナルガードの協力を得た警察は廃墟と化した町の治安を回復しようと頑張っています。水没を免れた高速道路にいてヘリコプターで救助された男性は、我々は自分の生活が確保できる場所に移動することが必要だ、と語っています。