初冬の「アイスバーグ」のような方でした

　１２月９日　頼まれていたお宅のバラの誘引から帰宅すると、敬愛していた「お姑さんが亡くなった」との悲しい知らせが届きました。享年９０歳　まさに初冬に咲く「アイスバーグ」のような凜とした方でした。
　　　　　　
　今年は、初冬に入ってからのアイスバーグがあまりに美しく前日に写真に撮ったばかりでした。こういった事も、たんなる偶然とは思えない気持ちです。

　自身も花が大好きだったお姑さんは　「花は何も言わないで、応えてくれるからいいねぇ～」と、私の不出来な所や私の辛い事悲しい事には触れず、バラにのめり込んでいる私を応援して下さいました。それだけに　本当に寂しい。
　　　　　　
　でも　義母そのもののような、凜として強くやさしく美しく咲いているアイスバーグの花を見ていると、とても心が平安に静かになってくるのを感じます。

廃材で街の美化に貢献？

　先日の休日は、町内会の年末大掃除でした。そこで、ここ数年　ご町内の方々と頑張っている「街路樹まわりの美化」に再チャレンジしてみました。
　例年いくらキレイにしても、犬の公衆トイレにされたり　ほんの少しの距離のショートカットのために踏み荒らされたりで・・・困り果てていました。　

　「踏まれず、それでいて不届きな人が怪我をしないガードをつくりたい」　そうだ！今年は、庭の模様替えで大きくなった木や、モッコウバラを切ったり抜いたりして出た廃材がある。これを利用しなくっちゃ・・・
　　　　　　
　まず、車や自転車がよく乗り上げる方向に太い木の丸太を置きました。
　　　　　　
　反対側には、「ここが花壇ですよ」と認識してもらえるように、少し高めのガードを「モッコウバラ」の枝を束ねて設置。
　地味な花壇ですが、当然市の助成金はナシ。全てボランティアなので
　　　　　　
　できるだけ、自分で増やした花苗。クリスマスローズやスイセン　ムスカリ　コバナランタナ　ワイヤープランツ　ニゲラ　ワスレナグサ・・・。かなりの数の花苗を植えたのですが、やはり花がないと花壇と認識されない人も多いので、パンジーやスイートアリッサムは購入したものを植え込みました。
　この区画は我が家が担当したのですが、ここも他の区画も街路樹まわりの花壇が長くもって欲しいなぁ～。そして少しでも、道行く人々の安らぎとなればうれしなぁ～。

初冬のバラとプチアドバイス

　昨日は大荒れ　雨と風！で、庭は落ち葉だらけに。でも、バラたちは頑張って今年最後の花を咲かせ続けていました。
　　　　　　
　シックな黒赤のバラ「フランシス・デュブルーユ」。前回の開花（１０月６日頃）で今年はお終いかな？と心配しましたが、もう一度素敵な花を見せてくれました♪　もちろん豊かな香りも♪

　返り咲き性の貴重なモスローズ「ジェイムズ・ヴィッチ」も、じっくりじっくり咲いています。
　　　　　　　　　　　　オールドローズの持つ繊細な花びらも、モスローズらしいガクも素敵です。
　　　　　　　　　　　プラス、オールドローズとは思えないほどの返り咲き性！（四季咲きレベル）。深く良いダマスク？の香り。

　　　＜　　バラのプチアドバイス　　＞
　寒さ厳しくなりバラの開花もいよいよ最終段階に・・・付いている蕾はできるだけ咲いて欲しいですね。鉢植えのバラならば、夜だけ家の中や屋根の下へ。庭植えのバラは、蕾のある枝の横に支柱を立て夜間や雨の時のみビニール袋等を掛けて上げましょう。（何もしないよりは、かなり効果ありますよ）　　誘引や剪定等で切ってしまった枝は、花持ち剤を入れた水へ、水だけよりは開花しやすいですよ。　　　　

今年の紅葉はスゴイ！

　先週の週末　京阪園芸へ行く途中（吉谷桂子先生の講演会）山々の紅葉の美しさに大感動！今年の紅葉の美しさは１０年ぶりとか、紅葉がこんなに美しいとは本当に驚きの美しさでした。
　あまりに山々の紅葉が美しかったので、我が家の庭は？と見てみると・・・小さな庭にも素敵な紅葉が色々ありました♪
　　　　　　　
　まずは、一番お気に入りのバラ「トレジャー・トロープ」。黄葉に黄色いサクランボのようなローズヒップと思っていたのに・・・実は真っ赤に、葉は複雑な味ある紅葉に！
　　　　　　　

ブルーベリーの葉も、見事な紅葉です。
　　　　　　　
　通常は真っ黒に近い銅葉でカッコイイ　クヌギ？の葉もステキな黄葉になっていました。
　　　　　　　
　多肉ちゃんたちも、イイ色の紅葉？状態。