今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

天橋山 智恩寺(京都府宮津市字文珠)

2019年05月02日 | 神社・仏閣
天橋山(てんきょうざん)智恩寺
日本三景の一つ「天橋立」の全長3.6キロメートルの砂州入口側にある、臨済宗妙心寺派の寺院

山門(黄金閣)
明和4年(1767年)9月上棟、宮津市指定文化財



上層の額には「黄金閣」



初層の額には「海上禅叢(ぜんそう)」
「天橋立」人気で観光客が多く、上ばかり撮している。1枚目は帰り際に撮ったもの



多宝塔(重要文化財)
智恩寺は今回が2度目となる。初回は観光客の多さに嫌気がさし、すぐ出てしまった
その後、日本三文殊の一つ、更には多宝塔が重文に指定されていることを知り、今回の訪問となった



明応9年(1500年)、府中城主 延永修理進が自分の病気全快を感謝し、一の宮の別当大聖院の智海に託して建立寄進したもの



境内には多くの観光客がいるのに、多宝塔には誰も居ない
塔が好きな私としては寂しい気持ちもある



国宝・重要文化財の塔を巡るのも旅の大きな目的。また一つ増えた



狛犬






文殊堂
明暦3年(1657年)の改修により現在の形となる



扁額の文字だがこの寺院のもう一つの山号の「五台山」か
外陣の参拝者のほとんどが外国人で、声の大きな大国が多い。



奉納された画が壁面いっぱい掲げられていたのでしばし観賞する





















鐘楼



明治14年(1881年)の建立



鐘楼門(暁雲閣)



享保7年(1722年)の建立



石造宝篋印塔






智恵の輪






無相堂



十一面観音堂
平成2年に再建立されたもの






石造地蔵菩薩立像









文殊堂を横から眺める



飾りなのかと近寄って見ると、扇子の「おみくじ」だった



私は初めて見た。風に舞い、運が広がっていく感じがする。実にセンスがいい……



力石






廻旋橋
廻旋橋の下の水路は文珠水道(天橋立運河)と呼ばれ阿蘇海と宮津湾を結んでいる



長さ約36mの廻旋橋は遊覧船や鉱石運搬船が通過する際に橋の中央が旋回し、船が通行出来るようになっている



船が通過すると橋が廻り出す



そして元の位置に。これも長い人生で初体験、満足満足(笑)



この日も朝から、馬居寺・円隆寺・桂林寺と巡り智恩寺が4寺目。記念に橋は渡ったが、先に進む気力もなく水面を見ながら駐車場に戻った。



撮影 平成30年10月25日

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