今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

慈恵山 円隆寺(京都府舞鶴市引土72)

2024年07月13日 | 神社・仏閣
訪問日 令和6年5月18日
慈恵山 円隆寺
真言宗御室派の寺院
創建は、長徳年中(995 - 999年)という古刹
開創は「皇慶」平安時代中期の天台宗の僧

寺号標
「慈慧山 圓隆寺」と刻まれている



文化財指定の建造物



総門(京都府指定文化財)
宝暦3年(1753年)建立
三間一戸八脚門、入母屋造、桟瓦葺



額には山号の「慈慧山」



四天王像が安置されているが、金網が障害になり途中で断念した



隙間からも攻めてはみたが……



大師堂



空海像



本堂(京都府指定文化財)
石段の上に見えるのは本堂
本堂前の広場は駐車場になっていて、木陰で休憩している車が5・6台



天明6年(1786年)建立
桁行5間、梁行5間 入母屋造



文治4年(1595年)には山崩れで、万治2年(1659年)と享保17年(1732年)には火災に遭い、堂宇を失った
現在の本堂や多宝塔、総門などは、18世紀末までに再建されたもの
地元の大工・林田伝之丞房章などの手によるものである



本尊:木造阿弥陀如来坐像・薬師如来坐像・釈迦如来坐像 3躯(重要文化財)






鐘楼(京都府指定文化財)
宝暦10年(1760年)建立
桁行3間、梁行2間 袴腰付 入母屋造、桟瓦葺






多宝塔(京都府指定文化財)
宝暦元年(1751年)建立
三間多宝塔、本瓦葺



地元の大工・林田伝之丞房章などの手によるもの
多宝塔の亀腹を瓦葺にするなど独創的な建築として価値が高い



以前訪れた時、周囲の木々の枝が伸びすぎて建物が隠れてしまい、うまく撮ることができなかった
今回は光にも恵まれた感じがする






太子堂と観音堂



太子堂



観音堂



鎮守堂(京都府指定文化財)
元文2年(1737年)建立
一間社流造、檜皮葺






出世稲荷神社




朝代神社(京都府舞鶴市朝代13)
弘文元年(672年)9月、淡路島の伊弉諾神宮より勧請して創建されたと伝わる

鳥居1



鳥居2



狛犬





社記



社殿
享保17年(1732年)の大火によって旧社殿を焼失し、元文9年(1739年)に現在の社殿が再建された



祭神:伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
本殿は舞鶴市指定文化財



撮影 令和6年5月18日

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